寒いでーす。
節分の日に雪
しんしんと降りました。
【立春は一年のはじまり】
季節を分ける二十四節気の中には、
立夏や立冬など「立つ」のつく日があります。
暦の上でそれぞれの季節が始まる日ですが、
その中でも「立春」は特別な存在です。
今、わたしたちが使っている暦では、
お正月から1ヶ月遅れて立春を迎えますが、
昔のひとが使っていた旧暦では、
元日と前後して立春となりました。
つまり、立春はお正月、1年の始まり。
季節を分けるだけでなく、1年を分ける日でもありました。
八十八夜、二百十日など農作業で重要な節目となる日は、
全て立春から数えています。
小寒から立春の前日(節分)までが寒の内で、
気温の変化をみても、ちょうど寒さの底ですね。
まだまだ寒さは残りますが、
明るい暖かな春への期待がふくらんで、
「立春」は現代でも特別な存在といえそうです。
記事より