青海島 「船越 」 気温26度 水温20度 透明度8~10m
引き続き、お祭り状態の船越で潜ってきました。相変わらずフィロゾーマ幼生、ヤサガタハダカカメガイ、タルマワシの仲間はたーくさん見れております。今日のタルマワシの仲間はやたら攻撃的で、レンズに突進してきたかと思うと、爪でレンズを連打してきました。なかなかおもしろい撮影が出来ました。そして今日もヤサガタは、午前中は何もアクションがないのですが、午後からはまたまた積極的に交接していました。こうなったら産卵も見てみたいなー。と思っていると、かりゆしの甲斐さんが、卵っぽい糸を引く個体を見た。との事だったので、意識して見ると、確かにゴミの様な糸を引いてる個体が見られました。周りを見渡すと、かなりの数糸を引いてる個体を確認できました。萩博物館の堀先生にお願いして、専門家に調べてもらえることになりましたが、おそらく産卵で間違いないと思います。卵塊事態は透明で細いので、肉眼で確認するのはかなり困難ですが、本日赤潮が発生して、卵塊に付着したおかげで見やすくなったので、ラッキーでした。これが卵だとしたら、繁殖の一連の流れが観察できたことになります。さすがにハッチは不可能ですが・・・。