シーアゲイン~ログブック

青海島は年間を通して楽しむことができます。そうした青海島およびその近海における日々のダイビング情報をお届けします。

サルパの大群

2013年04月30日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温18度   水温15度~16度  透明度8~10m

Ootarumawasi130430Koukakuruinoissyunozoeayousei130430左:オオタルマワシ(by じゃきお)  右:甲殻類の一種のゾエア幼生(by じゃきお)

  本日は昨日に比べ、ややうねりのある船越でしたが、濃いメンバーで潜ってまいりました。

  昨日大量発生していたミズクラゲでしたが、どこに行ってしまったんでしょう?ほとんど見ることはできませんでした。1本目はこれといった浮遊生物は見られなかったんですが、2本目は今度はものすごい数のサルパがドドッと押し寄せてきました。

  それと一緒にゾエア幼生やメガロパ幼生、クラゲノミの仲間やオオタルマワシなどが沢山見れました。

Kuragenomiamokunoissyu130430Kuragenomiamokunoissyu2130430←クラゲノミ亜目の一種(by じゃきお)

 こんなに数時間で水中の景観が変わる海も珍しいんじゃないでしょうか。そして今日もハリゴチ科の一種の幼魚や、ヒメオコゼの幼魚、ダルマガレイ科の一種の幼魚など見れました。エビ類もけっこう見れたのですが、久しぶりに紐エビ系も見ることができました。

Daiba2130430Daiba1  午後からもう少し悪化するかな?と思っていた海況は、むしろ午前中よりうねりがおさまり、水中ではほとんど揺れを感じませんでした。しかし明日はさすがに紫津浦かな?


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前半戦のピーク。

2013年04月29日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温25度   水温15度~16度  透明度8~12m

Houbounoyougyo130429Ootarumawasi130429左:ホウボウの幼魚(by azu)  右:オオタルマワシ(by kei)

  今シーズンは例年になく沢山のゲストに来ていただいております。本日はゴールデンウィーク前半戦のピークで、昨日に続き大入りです。ありがとうございます。

  本日も浮遊系自体は全体的に少なめでしたが、とにかくミズクラゲの大群がすごいのなんの。またまた昨日とはまったく違った船越でした。

  砂地付近では若干透明度もよかったのでちょっと幻想的な雰囲気でした。今日は特に魚類の幼魚や仔魚がとっても沢山見れました。

Harigochikanoissyu130429Menoyougyo130429左:ハリゴチ科の一種の幼魚(by kei)  右:ヒラメの幼魚(by yuri)

  ヒラメやダルマガレイ科の幼魚、ホウボウの幼魚、ハリゴチ科の一種の幼魚、一番珍しいと思われるものは、仙崎ダイビングスクール松尾さんが発見してくれたハダカイワシ科の一種の幼魚です。かなりレアな種だと思われます。

Urasimakurage130429Sunabikuninn130429左:ウラシマクラゲ(by azu)  右:スナビクニン(by yuri)

  その他も各種ウミノミや、オオタルマワシも見ることができました。明日からちょっと風向きが微妙ですが、紫津浦もきっとおもしろいと思います。


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今日はフィロゾーマ

2013年04月28日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温20度  水温15度~16度 透明度8~10m

Himeokoze130428Firozomayousei130428左:ヒメオコゼの幼魚(by kei)  右:フィロゾーマ幼生(by azu)

  全体的に本日も浮遊系自体は少ないのですが、毎日浮遊系のアイドル?敵生物が出てきてくれて面白いです。

本日はadachiさんがフィロゾーマ幼生を見つけてくれました。このタイプはウチワエビの仲間らしいですが、何度見てもとっても不思議な生物です。

Kocyouumiusi130428Kuriirokamegaitouminominonakama1304左:コチョウウミウシ(by yuri)  右:クリイロカメガイとウミノミの仲間(by kei)

  かなりサイズは大きく、青海島で見れるものの中では最大級ですが、こんな大きなミズクラゲを操ってる個体も珍しいです。そして、azuさんが今シーズン初となるヒメオコゼの幼魚も見つけてくれました。こちらもとっても綺麗な魚です。

Tpusokuruinoissyu130428Uminominonakama130428左:頭足類の一種(by azu)  右:ウミノミの仲間(by yuri)

  その他は久しぶりに遊泳中のコチョウウミウシを見ることができました。ウミウシファンなら一度は見たい激レアウミウシです。すばらしいですねー。マサコカメガイやクリイロカメガイは今日も沢山見れました。くこーし赤潮チックになってきましたが、こういう時期が一番浮遊系は出てくるので明日も楽しみです。


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またまたアオイガイ

2013年04月27日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温20度  水温15度~16度 透明度8~12m

Fuyuucyuu130427_2Aoigai130427_3  本日は多少波がありましたが、昨日から見ればかなり回復しておりました。2本とも船越です。

  やはり浮遊系メインで潜ってきました。西風があったんで、ひょっとしてアオイガイ出ないかなーと思いつつ、浮遊してると、ブルーワールド和泉さんが手招きしてるので行ってみると、なんとまたまたアオイガイです!!教えていただきありがとうございます。

  貝殻の後ろがちょっと穴が開いており、空気が抜けるのか、なかなかうまく泳げませんでしたが、宏治さんのお話で「1時間くらいで薄い膜を張って修復するんだよ。」と教わったので、

Satsueicyuu130427_2  2本目探してみると、ラッキーなことにまた見れました。そして、穴を見てびっくり!!ちゃんと薄らですが修復しており、穴がふさがっていました。しかも「自然賛歌」田中さんの話ではその後すごい元気に泳いでたそうです。すごいですねー。いろんな発見があって面白いですねー。


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またもキアンコウ

2013年04月26日 | ダイビング

青海島「紫津浦」・・・気温23度 水温15度~14度 透明度8~12m

Kiannkounoyougyo1130426

Ootogarizukinnuminomi130426

左:キアンコウの幼魚(By yuri) 右:オオトガリズキンウミノミ(By yuri)

本日船越は、西からの強風により時化ており、2本とも久しぶりに紫津浦で潜りました。

頭の中はちょっとアオイガイモードだったんでちょっとテンション下がり気味で潜ってきました。

水中はクラゲもまばらで、やはり浮遊系は期待できないかな?と思いきや、立派なハダカゾウクラゲやオオトガリズキンウミノミ、各種ウミノミの仲間など、探せばなかなかいるもので、撮影しながら岸付近に帰ってくると、

Hadakazoukurage130426Kiankounoyougyo130426左:ハダカゾウクラゲ(By yuri)

右:キアンコウの幼魚(By yuri)

なんとまたもやキアンコウの幼魚登場です。しかもかなり色も出た感じで、ちょっと若魚っぽい感じのけっこう立派な個体でした。

Kouzisann130426

Tanakasan130426

左:中村宏治さん 右:田中知二さん(By sasa)

しかも2本目は、僕が1匹、仙崎ダイビングスクールの松尾さんが1匹、yuriさんはなんと2匹見つけたそうで、計4個体確認できました。

すばらしー!!そして本日より、巨匠、中村宏治さんと伝説の番組「自然賛歌」の田中知二さんが、撮影に来られました。今シーズンもプロフェッショナルな方々が来られる予定なので賑やかになりそうです。


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今日もミラクル

2013年04月25日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温23度 水温15度~14度 透明度8~12m

Aoigai3130425mAoigai2130425m 左右:アオイガイ(By sasa)

本日ははじめ凪でしたが、途中から西風により、若干の風波が立つ船越でした。しかしながら水中は穏やかで、ラブ&ブルー小川さんと潜ってきました。今日も浮遊生物が多い水中でしたが、昨日とは打って変わってまたもカメガイの仲間たちだらけの水中でした。しかしながらクラゲ類やサルパ類は昨日に比べ激減。このあたりの条件がさっぱりわかりません。

Annkoukanoissyunoyougyo130425mOotarumawasi130425m左:アンコウ科の一種の幼魚(By sasa) 右:オオタルマワシ(By ラブアンドブルー)

それでも今日も、オオトガリズキンウミノミやオオタルマワシ、ササノハウミウシ、他エビ類の仲間が沢山見れ、相変わらず賑やかな水中となっております。そして上がり際、またもケンちゃんがアオイガイを見つけててくれました。
素晴らしい!!今年はとってもアオイガイが当たりですね!!

Aoigai1130425mSasanohaumiusi130425m左:アオイガイ(By sasa) 右:ササノハウミウシ(By ラブアンドブルー)

たまたまコンデジにワイコン付けてたのでちょっと遊んじゃいました。このままこの生物達がゴールデンウィークも出続けてくれれば言う事はないんですけどねー。


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連日の・・・

2013年04月24日 | ダイビング

Ookazunaginobatoru1130424mOokazunaginobatoru2130424m左右:オオカズナギのバトル(By レモン)

本日も少し冷たい風の吹く青海島でしたが、相変わらず水中は熱くなる生物達で賑わっていました。今日もクラゲやサルパ類が沢山見られ、その中を沢山の浮遊生物たちが行き来しておりました。ダルマガレイの仲間やハリゴチの仲間、キホウボウの仲間などの幼魚たちが沢山見れました。

Firozomayousei2130424mDarumagareikanoissyu130424m 左:フィロゾーマ幼生(By レモン) 右:ダルマガレイ科の一種(By レモン)

相変わらず甲殻類の浮遊生物も多く、今日も綺麗なオオバウチワエビと思われるフィロゾーマ幼生に出会うことが出来ました。そしてなんといってもやはり今年はオオカズナギの当たり年か、本日もバトルを見ることが出来ました。力関係が同じくらいなのか、今日はけっこう長く戦い続けておりました。体を絡ませながら威嚇しあう姿は圧巻でした。
Firozomayousei1130424mUbauo130424m 左:フィロゾーマ幼生(By sasa) 右:ウバウオ(By sasa)

巣穴の周りには本日オス2匹、メス3匹が徘徊しており、このまま個体数が増えて行けば、ゴールデンウィークもかなりの確率でバトルが見れそうです。


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オオカズナギも当たり年?

2013年04月23日 | ダイビング

海島「船越」・・・気温17度 水温14度 透明度8~12m

Ookazunaginobatoru2130423Ookazunaginobatoru130423←オオカズナギのバトル

  本日はノーゲストだったんですが、海況が良さそうだったんで、リサーチ行ってきました。

  南東の風が強く吹いており、アップウェリング現象が起きそうな感じでした。浮遊系自体はそれほど多くなかったんですが、一緒に潜ってたクミさんが、今シーズン初となるフィロゾーマ幼生を発見してくれました。

Ebiruinoissyu1130423Ebiruinoissyu2130423

←エビ類の一種

  クラゲを2個操っているなかなかのつわものでした。サイズもそこそこ大きく、とっても綺麗な個体でした。その他にも本日は綺麗系のエビをけっこう見ることが出来ました。そして最近いい確率で見れている、ハダカカメガイ科の一種ですが、今日も一匹ウミノミを付けており、とても重そうでした。

Hadakakamegaikanoissyutouminomi1304Firozomayousei130423左:ハダカカメガイ科の一種とウミノミの仲間  右:フィロゾーマ幼生

  そして今年はオオカズナギの当たり年か?今日もバトルを見ることが出来ました。今日の南風で、またまた深海生物が上がってきそうな予感です。


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アオイガイの身投げ

2013年04月21日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温13度  水温14度  透明度8~12m

Gyoruinoissyunoyougyo2130421Ookazunaginobatoru130421左:魚類の一種の幼魚(by saitou)  右:オオカズナギのバトル(by azu)

  先週から今週にかけて様々な生物が見れましたが、衝撃度からいうと本日ナンバーワンではないでしょうか?

  アオイガイが浜に沢山打ちあがり、ホタルイカの身投げ(ちょっと大袈裟ですが)を彷彿させるような光景でした。

  水中も、たくさんのアオイガイが見られました。サイズも大中小様々で、卵を持っている個体も確認できました。小さなタコも浮遊していて、アオイガイのオスの可能性もありますが、本日こういった生物が沢山見れました。

Aoigai1130421Aoigaitotamago130421左:アオイガイ(by azu)  右:アオイガイと卵(by kei)

  他にもわけのわからない生物が多く、斉藤さんがいかにも深海魚?というような魚も撮影されていました。昨日に比べ、カメガイの仲間や、オオタルマワシなどは減っていましたが、とにかく初めて見る生物が沢山見れ、ちょっとビックリ!!浮遊生物はまだまだ奥が深そうです。

Gyoruinoissyunoyougyo130421

Tousokuruinoissyu130421左:魚類の一種の幼魚(by アッキー)  右:頭足類の一種(by kei)

  そしてそしていよいよオオカズナギのシーズンにも突入した感じで、巣穴にメスが入っており、メスのバトルもオスのバトルもちょっとですが見ることが出来ました。

  巣穴の周りには、メス3匹、オス2匹が確認でき、ちょっと今年はオオカズナギも当たり年かもしれません。とにかく今年の青海島もすごいことになってきました。


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今年も出ました。

2013年04月20日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温12度     水温15度        透明度5~8m

Yatsudeika130420mEbiruinoissyu130420m_2 左:ヤツデイカ (By kenyu) 右:エビ類の一種 (By kenyu)

本日は海況が悪いかな?と思いましたが、船越はかなり回復しており2本とも船越で潜りました。このところ浮遊系が当たっているので、本日もほぼ浮遊してまいりました。相変わらずオオタルマワシが沢山見れています。本日は、殻の外に、完全な形になってる子供を沢山付けてる個体も確認できました。

Himezoukurage130420mOotarumawasi130420m左:ヒメゾウクラゲ(By saitou) 右:オオタルマワシ(By アッキー)

そして、相変わらずオオトガリズキンウミノミや、各種ウミノミの仲間が沢山クラゲにくっついてました。カメガイの仲間や、ハダカゾウクラゲなんかにも付いていました。浮遊系のエビ類の仲間が本日は沢山見れました。ちょっとダンゴウオも確認しに着底しましたが、ぱぱっと3匹見れたので、個体数はやはりまだ多く確認できそうです。
Dangouo130420mHadakakamegaikanoissyutouminominona左:ダンゴウオ(By higashi) 右:ハダカカメガイ科の一種とウミノミの仲間(By azu)

そして本日一番熱くなったのがヤツデイカです。アッキーさんが見つけてくれました。昨年も何回か見れたのですが、本来は激レアというか、かなり生態写真の少ないイカです。まだ小さく、子供だと思われますが、ライトで照らすと綺麗に発光して、かなりゴージャスなイカです。名前の通り足は8本しかありません。今年も見れてとってもラッキーでした。そうそう本日アオイガイの殻がたくさん打ちあがってて、ケンちゃんが瀕死のアオイガイを捕獲しておりました。今年はなんだかアオイガイも当たり年かもしれません。


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