シーアゲイン~ログブック

青海島は年間を通して楽しむことができます。そうした青海島およびその近海における日々のダイビング情報をお届けします。

水温また下がってました。

2013年09月18日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温30度  水温  24~26度  透明度 3~5m

Akasimasirahigeebi130918Futoyubisyakokanoissyu130918日の画像はhirataさんからいただきました。左:アカシマシラヒゲエビ  右:フトヨユビシャコ科の一種

  台風の影響もなくなり、本日は凪の船越でしたが、やはり透明度が激落ちでした。

  しばらくは海況よさそうなので、徐々に回復してくると思います。水温も下がってまいりました。ついこの間まで30度以上あった水温が、一気に下がってきたんで水中はちょっと肌寒く感じましたがこれで平年並みといったところでしょうか?今日も沢山の生物を見ることができました。

Kazariisogincyakuebi130918Kumoganikanoissyu130918左:カザリイソギンチャクエビ  右:クモガニ科の一種

  今年はマダラギンポの成魚は見れなかったものの、幼魚たちが成長してきて個体数が増えてきました。いろんな場所で確認できます。最近注目しているタコベラですが、お腹が張ってるメスが増えてきました。産卵期に入りそうな予感です。

Madaraginpo130918Siroumiusi130918左:マダラギンポ  右:シロウミウシ

  洞窟で、コワタクズガニに似た沢山の藻を体に付けてるカニの仲間が見れました。頭にツノガニの様な2本のツノがあったのでクモガニ科の一種だと思うのですが、初めて見ました。水温は下がって嬉しいんですが、ダイバーはこの時期スーツ選びにこまります。


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久しぶりに紫津浦

2013年09月15日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温28度  水温  27度  透明度 3~10m

Takoberanokyuuai130915mTakobera130915m左:タコベラの求愛(By satoru)  右:タコベラ(By satoru)

本日は台風の影響で船越は時化気味だったので1本だけ潜りました。昨日いた浮遊系はまったく姿が見えず、さすがにムラサキダコも見れませんでしたが、朝は数匹浜に打ちあがっていたそうです。まだまだチャンスはありそうかな?ただ2~3日は船越で潜れなそうです。

Oosuzihimezitoaigo130915mAohata130915m左:オオスジヒメジとアイゴ(By アッキー) 右:アオハタ(By アッキー)

久しぶりにオオスジヒメジが見れました。やたらちょろちょろ泳ぐんで、撮影は一苦労です。2本目は紫津浦へ入りました。透明度はかなり残念なことになっていましたが、共生ハゼの仲間がけっこう見れました。カスリハゼも数匹見れました。大きなクエや、トゲチョウチョウウオ、ゲンロクダイ、ハタタテダイなど見れました。紫津浦で初めてイガグリウミウシが見れました。

Igaguriumiusi130915mMinokasago130915m左:イガグリウミウシ(By harada) 右:ミノカサゴ(By sakanoue)

普通は深場を好むウミウシなんで、相島ではたまに見れるんですが、青海島ではとっても珍しいです。しかも水深8mくらいのところで見れました。16日、17日は海は中止。今のとこ18日から潜る予定です。


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浮遊系秋の陣

2013年09月14日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温28度  水温  27度  透明度 10~15m

Darumagareikanoissyunoshigyo130914mMurasakidako130914m左;ダルマガレイ科の一種の幼魚  右:ムラサキダコ

本日もムラサキダコが大変な事になっておりました。湾内には元気な個体が少なくとも6匹はいたそうです。すごいですねー。過去最高のムラサキダコ祭りになっております。そしてなんとなんと今日は沢山の仔ダコといいましょうか?ベビー達が沢山見れましたよ。

Murasakidakonochidako2130914m
Murasakidakonochidako130914m_2
左右:ムラサキダコの稚ダコ  ムラサキダコ

自体激レア生物で、青海島以外ではほとんど見れない生物なんですが、ハッチしたての赤ちゃんなんて、ほぼ写真が存在しないレベルですよー。本日浮遊してたら結構目についたんで、まだまだ狙えると思います。そして今日は浮遊系もたーくさん出てきました。カメガイの仲間やウキヅノガイ、魚類の仔魚数種、各種クラゲやウミノミの仲間が沢山見れました。そして、タコベラも面白くなってきました。

Gyotuinoissyunoshigyo130914mKurohaginoyougyo130914m左:魚類の一種の仔魚 右:クロハギの幼魚

今日は5~6匹のオスがバトルしてる様子も見れました。まだオカマっぽいオスになりきれていない個体も沢山いるのでこれからますます熱くなりそうです。ただ台風の影響が明日の夕方くらいから出そうなので、16日、17日は中止いたします。明日は早めに2本潜る予定です。


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今日もムラサキダコ

2013年09月12日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温30度  水温26度~27度  透明度5~10

Minokasagotootohimeebi130912Murasakidako130912左:ミノカサゴとオトヒメエビ(by sasa)  右:ムラサキダコ(by sasa)

  本日もなんとムラサキダコが出ました。とっても元気な個体です。そして、朝スキンダイビングしてたクミさんの話では、やはり数匹いたそうです。すごいですねー。

  僕たちが見た個体もとっても元気だったんですが、卵をもっておりました。この時期見らる者は、ほとんど卵をもってる個体ばかりなので、産卵と関係があるのかもしれませんね。

  そして、久しぶりに、モヨウフグの若魚が見れました。この魚はとっても不思議で、毎年必ず1匹だけ見れるというとってもおもしろいフグの仲間です。

Benitsukeginpo130912Dainanginpo130912左:ベニツケギンポ(by satoko)  ダイナンギンポ(by nishihara)

  そしてこちらも久々スジアラの幼魚が見れました。とってもシャイで、すぐに隠れてしまうんですが、この海域ではとってもレアな魚です。

Moyoufugunowakagyo130912Suziaranoyougyo130912左:モヨウフグの若魚(by yamada)  右:スジアラの幼魚(by sasa)

  さあ週末台風が気になるところですが、ムラサキダコ狙うには今ですよ!!月曜は相島なんですが、土、日の青海島はとっても空いております。


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ムラサキダコ祭り

2013年09月11日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温30度  水温26度  透明度5~8

Isuzumi130911Murasakidako130911左:イスズミ(by sasa)  右:ムラサキダコ(by kumi)

  本日青海島に着くなり、クミさんが興奮気味に「ムラサキダコがすごい事になってます!!」と教えてくれました。

  なんでも元気な個体が複数。そして卵を持ってる個体もいて、なんとハッチまでしていて、小っちゃい稚ダコも沢山確認できたという事でした。さすがにハッチは見れませんでしたが、まあまあ元気なムラサキダコを見ることができました。

Kazariisogincyakuebi130911Akasimasirahigeebi130911左:カザリイソギンチュクエビ(by miyazaki)  右:アカシマシラヒゲエビ(by hirata)

  他にも泳いで逃げていった個体もいたそうです。すごいですねー。条件はわかりませんが、ムラサキダコを狙うには今ではないでしょうか?今年もコンスタントに見れると嬉しいですね。今日も一本目はトンネル、

Tatsunoitoko130911Togecyoucyouuo130911左:タツノイトコ(by ueda)  右:トゲチョウチョウウオ(by sasa)

  2本目は左の瀬に行きました。ハタタテダイ、トゲチョウチョウウオ、ザ・チョウチョウウオなんかが南国っぽいです。浅場ではイスズミも見ることができました。相変わらず白化したサンゴイソギンチャクが美しい!!


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白化

2013年09月10日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温23度 水温27度~26度 透明度5~8

Namakonohousei130911Andonkurage130911左:ナマコの放精  右:アンドンクラゲ

  本日は海況が良かったので、久しぶりにリサーチダイブに行ってきました。

  トンネル周辺のニホンアワサンゴやイソギンチャクの仲間なんかが心配だったので、久しぶりにトンネルへ行きました。

  結果から言うとニホンアワサンゴはほぼ全滅でした。骨格のみになっていて、ほとんどの個体が死んでいるように見えました。小さい白化した個体がポツリ、ポツリとは見れましたが、おそらくこれらもだめだと思います。

Nihonawasangonohakkakotai130911Honkakureebizokunoissyu130911左:ニホンアワサンゴの白化個体  右:ホンカクレエビ属の一種

  そしてサンゴイソギンチャクもすべて白化していて、このままだとダメっぽいです。ビックリしたのがソフトコーラル。褐虫藻があるわけではないので、関係ないと思っていたのですが、少し浅場にあるヤギ類は、かなり壊死している個体が多く見られました。

  そしてグビジンイソギンチャクや、ミドリイソギンチャ クなんかも少し浅場にある個体は白化してる感じです。ちょっと悲しい光景でした。そして、マナマコも激減。

Kazariisogincyakuebi130911Kihassokunoyougyo130911左:カザリイソギンチャクエビ  右:キハッソク

  すでに漁業被害があるみたいですが、この海域でもやばそうです。ただ、トラフナマコはなんと放精しておりました。過去2度しか見たことが無かったのですが、なんかこのタイミングで見れてちょっと嬉しかったです。

  白化したサンゴイソギンチャクは、残念なんですがとっても綺麗なんでついつい撮影してしまいます。今日は、カザリイソギンチャクエビの他、黄色くて綺麗なホンカクレエビ属の一種が見られました。そういえば今日ちょっと浮遊してると、ツノクラゲに小さなオオトガリヅキンウミノミが付いておりました。そろそろ浮遊系秋シーズン開幕かな?


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ピンクのサンゴイソギンチャク

2013年09月08日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温23度 水温26度~28度 透明度5~8

Kazariisoginncyakuebi130908Takokurage130908左:カザリイソギンチャクエビ(by yuri)  右:タコクラゲ(by sasa)

  本日はやや風波があったものの、うねり自体は昨日よりは落ちていました。

  そして今日も午前中はやや透明度が悪かったのですが、午後からはまたクリアな水中になりました。水中はさらにトロピカルな景観になってまいりました。

  白化したイソギンチャクがとっても綺麗なんですが、普段は地味なカザリイソギンチャクエビも、周りの色に合わせているのか、ピンクっぽくなっててとても綺麗です。

Nagasakisuzumedainoyougyo130908Cyoucyouuonoyougyo130908左:ナガサキスズメダイの幼魚(by yiuri)  右:チョウチョウウオの幼魚(by yuri)

  あと、タカサゴヒメジに似てるんですが、モンツキアカヒメジも見ることができました。マダラギンポもかなり個体数が増えてきたほか、様々な季節来遊系が増えてきました。太平洋側では沢山見れるザ・チョウチョウウオですが、日本海ではけっこうレアです。

Syousaifugutohatatatedai130908Takobera130908左:ショウサイフグをクリーニングスするハタタテダイ(by satoru)  右:タコベラ(by satoru)

  ハタタテダイは今日はショウサイフグをクリーニング中だったそうです。タコベラもいよいよ繁殖シーズンに入りそうです。


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やっと潜れました。

2013年09月07日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温23度 水温26度~28度 透明度5~8

Kobunumerinoikaku130907Minamihakofugunoyougyo130907左:コブヌメリの縄張り争い(by shimizu)  右:ミナミハコフグの幼魚(by shimizu)

  連続で来た台風のおかげで、なかなか海況が安定せず、潜っていなかったのですが、本日はややうねりがあったものの船越で潜ることができました。

Kincyakudainoyougyo1308907Kurohaginoyougyo130907左:キンチャクダイの幼魚(by higashi)  右:クロハギの幼魚(by higashi)

  水温もやっと下がってきて、生物達も元気が戻ってきた感じですが、サンゴイソギンチャクがほとんど白化してて、きれいなんですが、ちょっとヤバそうです。

  一本目は左の瀬に行き、2本目は三角岩沖へ行きました。午前中はかなり濁ってたんですが、午後からは綺麗な潮が入ってきて、回復してきました。

Madaraginpo130907Matsukasauo130907左:マダラギンポ(by shimizu)  右:マツカサウオ(by higashi)

  久しぶりにコブヌメリの縄張り争いを見ることができました。その他は、ミナミハコフグの幼魚、マダラギンポ、クロハギの幼魚、アカシマシラヒゲエビ、ヨコスジフエダイの捕食、クロユリハゼなど見れました。明日はもっと回復してくれるかな?


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