山側に
古い大きな栗の木があります
熊が折ったらしい痕も・・
栗の実がポトンと落ちる頃
相方さん
毎日少しづつ採ってくれます
一番に
母へお土産にしました
母が好きなのは
たぶん故郷にあった
柴栗だと思うのですが
母は
植えるつもりで
自分が居なくなった後
栗ができて、楽しみやろ・・・と言って
5個
大事に取り置いてありました
でも
弟達は忙しいこともあり
笑って相手にもせず
植えてもあげていませでした
何度目かに行った時
これ持って帰って植えとき
そう言って
大事そうに、どこからか出してきて
手渡されました
その時の母にとっては
自分の持ってるモノで
娘にあげられそうなものといえば
ホントは自分が植えたかった
日にちの経った、そして大切に持っていた
栗だけだったのでしょう
はいはい
(いつどうなるかわからない、母にできる、ささやかな望み。
後の者へのプレゼント。必要なものは、小さな器と土だけ。
直ぐにしたいようにさせてあげればいいのに・・)
弟達も、気持ちに余裕が無いのかな
持って行って
戻ってきてしまった栗
母から託されたようで
無下にはできず
5個をポットに埋め込み
他の種を蒔いたのと並べて
畑に置きました
ところが
昨日
栗の形がくっきり空いた
ポット、3個発見!
他にも同じようなの
ズラッと並べてるのに
栗のだけ
穴が空いて
中身がありません
慌てて残りの2個を
相方さんが作った簡易温室へ避難
匂いがするのかしら
どうして分かるのかな?
そんなに
慌てふためくことはないのですが
なんだか母の気持ちが・・・
食べられた?ようで
悲しくなりました
あの足跡も鹿ではないし
ナンなんやろ?・・相方さん
小松菜の所(数本植えてみました)なんて
ゴッソリ掘ってある
枯れちゃうじゃない
ジジババとノラさん以外の
何かが・・・入ってる?