皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
新ネタを仕入れられないので今回も思い出ネタなのです。
exciteブログ時代の記事を再編集してみました。
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2006年3月から1ヶ月間の天津の出張を終え、日本に帰る中継地点である大連の取引先で、ひと仕事している最中に起こった出来事でした。
不慮の事故!!
のような大げさではなく、雑菌に指先を侵略されてしまったのです。
ことの発端は、帰国4~5日前に指先のササクレをむしってにじむ程度の血が出てしまい、ウッカリその手でホテルの洗面所で臭い靴下をゴシゴシ手洗いし、翌朝からみるみるうちに腫れ上がってしまいました。
更に翌日には手首に痛みを覚え、翌々日には腋の下まで痛みが上がって来てしまいました。
PCのウイルス対策はしっかり監視していたのに、自分の体の雑菌対策は無防備だった!!
2日後の帰国まで持ちこたえられずに、取引先の丁さんに電話して「大連開発区病院」に連れて行ってもらいました。
丁さん : わんばぁだんさん、病院に行ったらその腕を元からちょん切らないといけないかも。哈哈。
わたし : 冗談はやめてーー
しかし、初めての中国の病院のシステムには超びっくり!!
受付で初診料を払い、二階の問診ルームに向かう。
〈 びっくり その一 〉
順番に診察室に呼ばれると思いきや!!
なんと、
患者は全員
バーゲンセールのおばちゃんそのもの!?
我先に先生に詰め寄り、自分の症状を強引にアピールしなければ、ほかの患者に先に問診されてしまい、いつになっても自分は診てもらえません。
そして通訳の丁さんから強引に突撃してもらう。(笑)
〈 びっくり その二 〉
やっと問診が終わったら、また一階に降りて、これから処置をする治療費を会計に支払って領収書を持って二階の処置室に向かう。
そして、その領収書を看護師に渡してから処置開始!?
なんと面倒くさい。
まあ、日本のように健康保険制度が充実していない証拠でしょうね。
そしていざ治療になると医者曰く、
あなたの薬アレルギーの履歴が分からない。 下手に麻酔を使うと意識が戻らず危ない。
安全な処置方法は麻酔無し!!
そしてメスも使わず、腫れた 爪の生え際 におもむろに
ハサミをグサッ!
ジョキジョキ!! っと膿を出す。
ぎょえぇ~(泣)(泣)
看護師さんに笑われる始末。。。
次に化膿止め処置のため例によってまた一階に降り、自分で点滴用輸液とアンプルなどを院内の薬屋さんで買って、それを自分で持って点滴ルームへ!!
病院はセルフサービスなのか?
そして輸液中心(点滴ルーム)の光景は!!!
〈 びっくり その三 〉
なんと、50人くらいの患者が密集して採血用みたいな椅子で、ひしめき合って点滴しているのです。
私は無理!!
そういえば点滴ルーム入り口手前にVIPルームがあった。
チョッと贅沢をしてVIPルームで点滴決定!!
1部屋貸切り
40元だったかなぁ? (600円くらい)
点滴中にピ~スって何やってるんでしょうねぇ。
取引先の営業の 丁 さんに写してもらいました。
( ;^^)ヘ..
丁さん! その節はお世話になりました。 (いろんな意味で命拾いしました)
〈 びっくり その四 〉
わたし : 看護師さーん! 点滴終わったけど、この余ったもう1本分はどうするの??
看護師 : コレは明日の分だから今日持って帰って、明日来るときに忘れないで持ってくるのよ♪♪
えぇ~
翌日の分の輸液とその中に混合する薬のアンプル、点滴後に飲む化膿止めの飲み薬。
そしてカルテを一緒にレジ袋♪に入れてホテルにお持ち帰り。
病院はボトルキープしてくれません!
〈 びっくり その五 〉
次の日、病院の点滴ルームに直接行き、持参した輸液を1本差し出し、看護師に向かって
コレを一発打ってくれ!!
なんと今日の処置料金はナシ!
昨日のうちに払わされていたのかぁ??
病院は持ち込み料サービスだぁ!
点滴も飲み薬も超強力効果があって、2日後の帰国時には腫れの影も形もなくなってました。
心配した副作用もなく・・・(汗)
今日の標語
怖い病院に行かなくて良いように、気をつけよう!
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14年前の懐かしい出来事でしたが、もっとすごい流血騒ぎが起きた 客桟老板様 には遠く及ばない小さな出来事でしたがね。ww
※ Microsoft Edge だと客桟老板様 のサイトが変なサイトに飛んでしまいます。 「chrome」だと普通に表示されます?? わたしだけかな?