今回も18年前の初めてのチャイナ生活ドタバタ劇をお送り致します。
当時、綴った言葉に最近思う言を加筆修正してお送りいたします。
2002年6月
ここは天津TEDA開発区第七と第八大街の中間、うちの旧工場の出入り口にあるコンビニ。
赤い夏利(ダイハツシャレード中国版)の向うにある白い小屋のようなものがソレである。
店内には入れなく、小窓からのぞいてアレが欲しいコレをくれ! と注文するらしい。
当時、中国一年生の私はしゃべれないので怖くて店の中をのぞけませんでした。w
2年後、新工場に移転した後に偵察したところ、もうそこにはお店はありませんでした。
日本では足袋で有名な工場も斜向かいにありましたが、うちの会社の大家さんの工場も
移転しちゃったのでお客が減ったためだと思われますが、ほっ立て小屋なので移設は簡単です。
ここは2004年に移転した新工場の御向かいのデラックスなコンビニ。
結構品揃えが良く、たばこ・酒・(茶糖=お茶とおかし?)
日用品・食料品、飲料、(冰镇啤酒 = 冷えたビール)、(醤制品=調味料?)
なんでもあるように書かれています。
が、
冷えたビールは期待できません。
買った事は無いのでホントに冷えているかもしれません。 (;'∀')
そしてまだ、店舗内には入れないようです。
当時、デパートとか大きなスーパーはほとんどの商品に万引き防止タグが付いていて、さらにめんどうくさい事に、清算後の出口で警備員が買った商品とレシートの照合を しやがる。チェック。
そしてまた、2002年に舞い戻ります。
スーパーマーケット=中国語で超市・・・そのまんま。
ココはさっきのコンビニより大きなスーパーですが、工場から歩いて30分はかかります。
1ヵ月も滞在していると爪が伸びて気になるので、爪切りを買いに繰り出したのです。
ここはマンションの1階で割と大きなスーパーでお客が店内に入れます。
そして品定めをしてレジに持って行きました。
レジの店員が指2本を見せながら、なにかしゃべっていますが聞き取れません。
2元を差し出すと、
店員は「りあんもー」
2もー? 毛??
なにそれ?
もうしようがないので、いくらも入っていない財布の中を店員に見せて、欲しい金額を取ってもらいました。
2角(3円)?!
安い!!
「角」の書き言葉が、話し言葉になると「毛」になるんですね。
懐かしい 「初めてのおつかい」でした。
そして中国語を喋れないのでタクシーに乗れません。
バスの停留所もわからないし、行先もわからない処か自分の工場自体がココは何処? なのでとても一人でバスになんか乗れません。(爆笑)
いや、当時は笑い事では有りません。死活問題なのです。
そしてある日、私が現地社員と街に向かって流しのタクシーを探しながら横断歩道を渡っていると。
交差点のど真ん中でバスが急停止、
いきなり開いたドアから車掌にポン引きされてバスに引き込まれるのであります。(笑)
それがこんなバス。
田舎―のバスはおんぼろ車♪
シートは穴だらけでホコリまみれ!!
そして街に向かって爆走開始!
アクセル全開で道路のところどころにある穴ぼこに突入して、私はバスの天井に頭をぶつけてしまいました。
いってーー!!
エアポケットか??(笑)
振り落とされては困るので、必死にシートにしがみつきます。
頭を打った衝撃 より心に受けた異文化の衝撃 の記憶が今でもくっきり残っています。
2010年4月で、こんなバスです。
当時はもっと小さい、もろマイクロバスみたいなやつなのでスピードは出ます。(笑)
思い出はつづく。。。。。