上総一ノ宮にやってきました!
(with 悪麺友らんちばさん♪)
外房の人間には、電車の「行き先」として馴染み深い駅であります。
これまでにも、上総一ノ宮のお店には行ってきました。
「そば処布袋庵」の「たぬきラーメン」は天かす入りの和風ラーメン。
しかし!!!
灯台もと暗しか。
上総一ノ宮の駅前に、とんでもなく素敵な人気店があったんです!
僕の中では、「千葉でトップクラスのローカル店」になりました。
まさか、上総一ノ宮駅を降りて、2分の場所にこんな素敵なお店があったなんて…
それが、こちら、
台鵬
であります!
創業47年の超老舗店♪
ネット内でも、まだほとんど情報が出ていません。
しかも、ここが「ラーメン店」だという認識もされていません。
たしかに、ラーメン以外のものもありますが、メニューを見れば、分かると思います。
たしかに、「中華料理・餃子の店」とは書いてあるんですけど、、、
見てください!!
見事なラインナップでしょ!?
普通のラーメン店よりはるかにたくさんの種類のラーメンを出しています。
まぁ、「食堂」や「中華料理店」と見なされちゃうのも無理はないかと思いますが、このお店が、「片手間」でラーメンを作っているとは考えにくいです。ラーメンを中心としたローカルな町の食堂、というところでしょうか。
地方や田舎のラーメン店は、やはり「専門店=ラーメン数種類しか作らないお店」を営むのは難しい。
けど、都会のラーメン専門店より劣るとはやはり思えない。
その辺は、今後もちゃんと考えておきたいな、と思います。
さて。
このメニューを見た時に、僕は瞬時に「スタミナラーメン」に目が行きました。
房総半島には、スタミナラーメンがいっぱい!!!
僕もいつの間にかに「スタミナラーメン好き」になってしまっていました。
で、我が悪麺友らんちばさんは、「ラーメン」を選びました。
こちらが、台鵬の「スタミナラーメン」です!
(麺少な目でお願いしました)
辣油が浮いたスープの上に、大きなパーコーがどーんと♪
この時点で、僕はノックアウトでございます。
昔、西千葉に「パーコーラーメン風」というお店がありました。
そこのパーコーラーメンに魅せられて以来、色んなパーコーラーメンを食べてきました。
が、ここのパーコーは、実に実に素晴らしい。
お肉はなかなか厚いし、衣もザックザクで、汁に浸すと、ジュワ~っと。
で。
スープもまた、なんとも中毒性の高い刺激的な味わい。
このスープは、クセになりますね。
旨みとしょっぱさと辛みが相まって、独特な味世界を築いています。
とても惹きつけられるスープでした。
特に「がんこ系」のしょっぱいラーメンが好きな人にはたまらない味わいかも!?
しょっぱ辛い、でも、全然くどくないスープ。惚れました。
麺はこんな感じです。
さほど珍しい麺ではなかったかな!?
これで、細い平打ち麺だったら、確実に泣いてますね(苦笑)
このお店に限りませんが、千葉のラーメンは概して麺が弱い。
この点が変わらないと、なかなか他県のように、全国レベルにならないような…。
全体的にね。
それにひきかえ、パーコーは激ウマっす。。。
見てください。このなんともそそられるヴィジュアル。
これがまずいわけがない。。。
感動、カンゲキでした。
で、こちらが「ラーメン」です♪
シンプルで、ノスタルジックで、完成度の高いラーメンでした。
味的には、結構汎用的な味わい!?
誰が食べても、「美味しいラーメンだね~」って感じ!?
イマドキのどぎついラーメンとは対極のラーメンかな。
でも、どこか、「中毒性」も感じられる…
ダシの強い(かえしの弱い)ラーメンでした。
昔ながらの(ジャンクさもある)ラーメンを思い出させるような…
これなら、近所の人は、こぞって食べにくるだろうなぁ、、、と。
(このラーメンを食べて思ったのですが、外房のラーメンって、「ダシ」が中心のラーメンが多くて、内房のラーメンは「タレ(かえし)」の強いラーメンが多いような…。一概には言えませんが、外房と内房とでは、そもそも「ラーメン」の捉え方が全然違うような気がして、この点は今後も考えたいところかな、と)
麺はこんな感じ。
スタミナラーメンと同じかな!?
何気にチャーシューがべらぼうに美味しかったことが、記憶に残っています。
台鵬は、本当に上総一ノ宮駅のすぐ近くです!
駅を降りて、メイン?の通りを1分ほど進むとあります。
建物も3階建てで、大きいので、すぐに分かると思います。
今年食べたラーメンの中でも、飛び抜けて感動しました。
是非、一度ここの「スタミナラーメン」を食べてもらいたいですねー。