横浜家系ラーメン。
それは、全国のラーメンファンを虜にする魅惑のラーメン。
もともと「ラーメンショップ」のラーメンがルーツの「横浜家系ラーメン」は、横浜の「吉村家」から生まれた超人気ラーメン勢力であります。「ラーメン二郎」と並ぶ「圧倒的人気ラーメン」と言ってよいでしょう。
その吉村家で修行をして、吉村家の直系のお弟子さんが千葉の柏で出したのが、「柏王道家」でした。この柏王道家には、はるか昔、それこそブログをまだやっていなかった頃によく食べに行きました。
この柏王道家の店主さんは、その後色々あって、本家の吉村さんとは袂を分かつことになりました。
>吉村さんのインタビューでこのお店のことと思われることが出ています。
この記事は、柏王道家を知る人にとっては「ビックリ」の記事でした。「え?! まさか…」って。でも、この記事以上のことは何も知らず、そのままになっていました。
しかし、この記事の謎が明らかになる動画がYouTube上にアップされたんです。柏王道家の清水さんがYouTubeを始め、ラーメン評論家の山本さんとこのことについて語っていたのです!
この動画を見ると、改めて「横浜家系ラーメン」って、色んな意味で凄いなぁ…って思いました。(個人的には、吉村家も柏王道家も大好きなお店なので、少し切ない気分になってしまいましたが…)
さて…。
そんなわけで、この動画を見て、「ああ、美味しい家系ラーメンが食べたい」って思ったんですよね(苦笑)。
緊急事態宣言の最中、行けるお店はだいたい限られていますが…😿
で、たまたまみつわ台にお仕事で行くことになっていたので、、、
その仕事の後に、みつわ台が誇る超実力派人気家系ラーメン店、
千葉家
に向かいました!!\(^o^)/
過去ログを見ると、2019年4月に来て以来なので、1年10か月ぶりの再訪となります!
このお店は、もう創業22年くらいになると思いますが、全く人気が衰えず、不動の地位を獲得した感のある「すごい家系ラーメン店」なんです。ブレず、愚直に、真摯にラーメンを作り続ける千葉を代表する家系ラーメン店の一つです。僕的には、「末広家」と「千葉家」、それと「杉田家」が千葉市のトップスリーかな、と(末広家はかなりかなり行っていませんが…😿)
この日も、(緊急事態宣言下にもかかわらず)すごいお客さんの数でした。11時頃に行ったんですが、既に満員御礼状態。この時間で「満員御礼」って…(;^ω^)。その後も、次々にお客さんが集まってきていました。平日の昼前の11時台でこれか…、と。恐ろしい人気度合いだな…、と。
メニューです!!
今回も普通にラーメン(並)に、のり+わかめトッピングでお願いしました。
千葉家に来ると、ほぼいつも「のり+わかめ」になるなぁ…(;^ω^)
ラーメンの種類は一本、ずばり「横浜家系ラーメンのみ」なので、そこは悩みませんね。
…
というわけで、、、
ジャジャーン!!!
1年10か月ぶりのご対面です!!
ラーメン(並)
+のり+ワカメ
です! 合計950円也!
いや~、相変わらず、クオリティーの高そうなラーメンですこと💛
もう、ここのラーメンが美味しいことはよ~く分かっています。
今回は、上の柏王道家のYouTube動画を見て、「家系ラーメンを味わいたい」っていうのが目的なので、あまり深いことは考えずに、ただただ「家系ラーメン」の世界に浸るだけであります!!
zoom up!
スープを飲むと、、、
「うおおおおおお!!! ウマい😋!!」
と叫びたくなります。
スープの「旨み」が半端ないです。これが「本当に旨い家系スープだ!」って思いますね、改めて。
これまで何度も千葉家のラーメンを食べてきましたが、改めて味わうと、「これ、意外と、あっさりしているんだなぁ」って思いました。昼の時間帯だったからかもしれませんが、(旨みは存分にあるものの)重くなくて、すっきりとした味わいのスープだったんです。「あれ、こんなにも、飲みやすいすっきりスープだったっけ?!」って。
なるほど…、このスープだからこそ、お客さんの年齢層も幅広いのか!って思いました。(実際、わりと50代~60代のお客さんも多いなぁという印象を受けます。これは杉田家以上じゃないかな!?)
言うなれば、「大人の横浜家系ラーメン」ですかね。杉田家のラーメンが「若者の横浜家系ラーメン」だとすれば、こちらのラーメンはまさに「大人の家系ラーメン」と言いたくなります。
味もそれほど濃くなくて(当然「家系」なので、濃いめにすることもできます)、油分もそれほど多くなくて、つまりファット感もなくて、スープの旨みだけが際立つ感じのライトな豚骨醤油スープになっているんです。
やっぱり、千葉家のスープは、凄いわ…。全世代対応型の旨みたっぷりのさっぱりタイプ。でも、(柏王道家の清水さんもばっさり否定する)家系もどきのチェーン店の味とは全く全く全く違うんですから…。
麺はこんな感じです。
並だと、わりと少な目といいますか、通常の一杯分よりやや少ないかなっていう量になっています。お腹ペコペコの人は、「並」じゃなくて、「中盛」がいいかと思いますね。
家系ご用達の「酒井製麺」の麺であります。
>こちらのサイトで家系ラーメンの麺についての詳しい情報が出ています!
いいか悪いかは別にして、柏王道家はこの「麺」をめぐって、直系から離れたらしいんです。酒井の麺を使うことが「直系」の証なのかどうか、こればかりは、なんとも言えないなぁ、、、っていうのが僕の本音かな。
ただ、(先入見もあるけど)酒井製麺の麺で食べるこの家系スープは、やっぱり旨いんです。このスープにはこの麺!っていう方程式があるようなないような…
短めにカットされた麺で、これは他では経験できない麺かなぁって思いますね。(久々にこの麺を食べたので、とくにそう思いました)
チャーシューもとっても美味しいです。そんなに突出したチャーシューではないですが、安心して食べられるチャーシューになっています。
それから、トッピングの「ワカメ」!!
あんまり他の家系ラーメン店では「ワカメトッピング」はしないんですが…
ここに来ると、それがしたくなるんです。不思議…。
最後の最後まで美味しく頂けました。最後の1滴まで心躍らせて頂きました💛
やっぱり「ホンモノの家系ラーメン」って、信じられないくらいに美味しいなぁ…(って、毎回毎回思わされます)。でも、だらこそ、柏王道家の清水さんも、「ニセモノ」が蔓延る今の状況を打破したいと思うんでしょうね。別に「ニセモノ」が悪いとは言いませんが、見た目だけが同じで味は全く別物のラーメンも「家系ラーメン」で売られているんですからね。結局、それでイメージが悪くなったら、「ホンモノのお店」だって悪い影響を受ける恐れもあります。
「は? 家系? あのまずいの? あんなの、わざわざ食べるもんじゃないでしょ」って噂が広まり出したら、それこそ「食わず嫌いの人」が増えて、営業にも支障が出てくるかもしれない…。それは、千葉家とて無関係ではない…
とすると、やっぱり「ホンモノ」を伝えていく必要ってあるなぁ…。
***
ということで、、、
1年10か月ぶりとなる「千葉家」のレポでありました!!
1年ほど前にも一度ここに来たんですが、(コロナで)休業していました。
僕の場合、だいたい二回行って一回食べられる、って感じかな!? 過去レポを見ると、だいたいそんな感じになっています。まぁ、でも、それにも慣れてきていて…。「食べられたらラッキー💛」って感じで、、、
こちらの「千葉家」は、正真正銘「ホンモノの家系ラーメン」の美味しさを誇るラーメン店です。直系ではないですけど、味的には、「ホンモノ」です。
冒頭でも書きましたが、千葉市内だと「末広家」「千葉家」「杉田家」、是非とも、この三店舗のラーメンを食べてから、「家系のよしあし」を判断して頂けたら、と願います。(そして、それから「武蔵家」かな…、と)
ちゃんときちっとした家系ラーメンに限って、「最高に旨いラーメン」です!!
この辺の線引きをしっかりしておかないと、あれもこれも、どれもこれも「家系ラーメン」になっちゃいますもんね。本当に美味しい家系ラーメンには、その「エッセンス」が確実にあります(鶏油だけじゃなくて…)。そのエッセンシャルな部分を、体でしっかりと感じてほしいなぁ・・・とも♪
家系ラーメンの「エッセンシャルな麺」。
酒井製麺の麺をみつわ台で楽しめるんだから…。
皆さんも是非(行列覚悟で)千葉家に行ってみてくださいね!!