Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

純手打ちラーメンとがの@高知 創業37年の老舗!打ちたての麺は目の前で!

 

いよいよ2013年もクライマックス。

僕はどういうわけか高知に向かっていました。

高知県。ずっとずっと僕のあこがれだった県。坂本龍馬の地、中岡慎太郎の地。幕末の志士たちが生まれた場所。長年続いた江戸時代にピリオドを打ち、新たな国の未来を描いた立役者たち。中岡にいたっては、安芸郡北川郷柏木村出身ということで…(僕のことをよく知る人がいたら、笑ってしまうでしょう)。

2013年の暮れに、この場所に来ることには意味がある、と密かに思っています。

それはさておき。

高知県のラーメン! それはそれは念願でした。高知県のラーメンといえば、「須崎鍋焼きラーメン」でしょう。これまで何度と来たいと思っていましたが、なかなかチャンスに恵まれませんでした。ラーメンマニアで、「須崎鍋焼きラーメン」を食べたことがないなんて、なんていうか、ロックフリークなのに、EAGLES(イーグルス)を聴いてないっていう感じ?!(苦笑) 遅ればせながら、ようやくという感じです。

が、それだけじゃありません。高知市内のラーメンもまた、ほとんどあまりラーメンフリークに知られていません。福井同様、屋台ラーメン文化がある、ということはよく知られていますが、それ以外は謎。

というわけで、現地で『高知麺辞典』を購入し、現地で聞き込み調査。そこで、まずここだろう、と思って出かけたのが、『旭亭』という老舗の名店。なんですが、残念ながら定休日だったので、その次の名店である『純手打ちラーメンとがの』に向かいました。

こちらのお店は創業37年。店主さんは現在64歳。うちの母と同い年。団塊世代の店主さんです。聴けば、若いころに岡山に修行に行き、25歳の時に、故郷である高知に戻ってきて、ラーメン店をこの地で始めたみたいです。

   

このお店の最大の特徴は、注文してから打ち始める麺です。凄いです。少し強面のおじちゃん店主さんが、麺の生地をこねはじめ、何度も何度もその生地をこねまわします。時折、長く延ばした麺をクルクルっとひねらせて、何度も延ばしてはこねていきます。そして、その生地がなじんだころに、一気にその生地を麺の形状にしていきます。太い麺の生地が1本から2本になり、2本が4本になる、4本が8本になり… みるみるうちに麺ができていきます。手延べ麺ですね。

千葉だと「台湾料理天天」で見ることができる風景ではあります。
http://blog.goo.ne.jp/sehensucht/e/87c704c69822dfaea262a3df90c412e0

いったいどんなラーメンなのでしょう?!?

 

   

出てきたラーメンを見て、驚きました。このボリュームにして、この値段。とにかくボリュームが凄いです。

やはり麺が圧倒的存在感を醸し出しています。

是非、じっくりとご覧下さい(*´∀`*)

不揃いな麺がなんとも、素晴らしいです。

お孫さんには、「うどんじゃないの?」と突っ込まれるそうですが(苦笑)。こちらの麺は、薄力粉を使用しているんですって。なので、食感が従来の麺とは全然違うんです。 でも、全然弱くない。ぐにゅ~っていう食感は、ちょっと他じゃ体験できないかも。

しかし、驚くのは麺だけじゃないんです。スープがこれまた凄い。豚骨メインで鶏も使った動物系の白濁スープ。これがまたかなりワイルドでして。ワイルドなんだけど、徳島や和歌山や岡山のラーメンのようなヘビーなスープじゃない。どちらかというとあっさりしていて、しつこくないんです。

あっさりワイルド系? 高知のラーメンの一つの特色が、これかもしれません。店主さん曰く、「こちらの人は、こってりとしたスープを好まない」、とのこと。だけど、清湯スープでもない。

そして、チャーシューもたっぷりで、美味しかったです。

この高知市内でも、かなり古くからやっているお店で、このレベル。決して他県に劣らない味わいのラーメンだったと思います。

このエリアで意識しているのは、『旭軒』とのこと。勝気な店主さんだけに、「おいしいよ」とは言いませんでしたけれど…

あとここは、どうやら大盛りラーメンが人気のようです。

http://hidekix1110.i-yoblog.com/e605188.html

近所にあったら、こういうラーメン屋さんがいいかなって思えました。

最初から「大当たり~」でした☆彡

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