先回のレポでお伝えしましたように、
創業者石井さんの手から、ビギー君の手に引き継がれた
麺処まるわ
です!
2008年に創業して、そして2021年、まるわ二代目としてビギー店主の登場です。
ま、でも、10年以上まるわの厨房に立ち続けてきた男。
何かが大きく変わったわけではありません。
これまでのまるわの味を継承し、そしてこれまで通りゆっくり変化していく、そんなお店です。
メニューのレイアウトももうずっとビギー君が作ってきたと思います。
ビギー君は、ラーメン作りだけでなく、デザインの才能も長けていて、このメニュー表も面白いんです。
前と「字体(フォント)」が違っているような、、、
8月の記事を見ると前のままなので、9月あたりに変わったのかな?!
この字体、かなり僕は好きですね🎵
前回はここに出ている「濃厚らーめん醤油」を頂きました。
それほど刺激は強くないけど、確かにウマい豚骨醤油ラーメンでした。
今回は何にしよう?!?!
せっかくなら、まるわ二代目ビギー君を象徴するようなものがいいな…、と。
あれこれ悩んでいたら、、、
ビギー君から、「あれ、メニュー変わったのに気づきません?!」
「へ?!?!」
よーく見てみると、、、
!?!?!?
淡麗塩つけそば
が新たに加わっている?!?!
三種類しかなかったつけ麺が四種類に増えている!!!✨
この心地よい秋の季節には、つけ麺が一番合うんですよね~。
そんな時期に、新レギュラー化された淡麗塩つけそば。
これを食べるしかないですよねっ!!
ジャジャーン!!!
こちらがまるわ二代目幕開けに登場しました、
淡麗塩つけそば
です!!
石井さんが考案した「淡麗塩そば」を、二代目ビギー君が「つけそば」にしました!
ご覧ください、この魅惑的過ぎる美しいヴィジュアルの塩つけ麺を!!
なんか、自分が今、銀座か六本木あたりにいるかのような気分になります。
つまり、スタイリッシュでオシャレなんです✨
スープの色も黄金色で、もう魅惑のヴィジュアル!と言いたくなります。
麺の方はこんな感じです。
チャーシューは食べやすいように小さくカットされています。
つけ麺の場合、ラーメンで出すような一枚の大きなチャーシューだと食べにくいんですよね。
つけ麺って、ざるそばじゃないですが、「麺」が主役に躍り出るんですね。
その麺と一緒に、チャーシューを食べる時に、こういう細切りチャーシューだとすごく食べやすいんです。
また、スープに浸していないチャーシューだと、冷たくて美味しく感じられないケースが多々あるんです。
これをクリアしたのが、まるわのこの細切りカット型のチャーシューかな?!、と。
麺はもちろん、浅草開化楼の細麺です。
食べやすさはもちろんのこと、噛みごたえのあるタフな麺なんですよね。
そのタフさが多くの人に受け入れられ続けている製麺所です。
この開化楼の麺を淡麗塩スープに浸してまして、、、
ずるずるっと啜っていきます✨
とってもライトな味わいのすっきりさっぱり塩つけめんですこと!!
味わいは深く、そしてどこまでもすっきりとした清涼感のあるスープ。
ビギー店主曰く、「ご高齢の人でも美味しく食べられるつけめん」とのこと。
これは、かなり面白いアプローチかもしれない、、、。
ラーメンにせよ、つけ麺にせよ、どんどん味が濃い方向に向かっていく傾向があります。
当然ですが、人間というのは、より刺激の強いものに惹かれていく存在です。
とみ田のつけ麺が多くの人の支持を集めたのも、(僕の見解では)人間が耐えられるぎりぎりのところまで濃度や旨味や強度を高めたスープを作ったからだと思っています。これ以上、濃度や味を高めたら、「美味しい」を超えてしまう、というぎりぎりのところまでヘビーなつけ麺を作ったからこそ、あそこまでの(異様な)人気ぶりを発揮したんだろうな、と。(だから、あれ以上の濃厚つけ麺の人気店は出てこないんでしょうね…)
それに対して、まるわは、「ユニバーサルデザイン型」のお店を究めようとしているようにも思います。どんなお客さんのニーズにも答えられ、かつどんなお客さんであっても、「うまい!(煉獄さん風)」と言わせる力をもつお店というか…。
20年くらい、散々ラーメンを食べてきて、今や46歳。疲れ切った中年になりました。
そんな疲れ切った中年のボロボロの心をやさしくそっと包み込んでくれるような味わいの淡麗塩つけそば。身体も心も弱っていたので、このつけ麺に癒されましたね…😿
「嗚呼、まだ、あと少し、頑張ろう…」って。。。
そんなこんなで、気づけば【完飲完食!!】。
スープ割もお願いして、ぜ~んぶ飲み干してしまいました💛
それくらい飲みやすくて、すっきりしていて、優しいスープだったんです。
めでたしめでたし🎵
***
というわけで、、、
二代目となった【麺処まるわ】の二回目のレポをお届けいたしました。
こうやって、しれ~っと新作が登場している、というのもまた凝ってて面白いなぁ…。
「変わらないために変わり続ける」といったのは、名店春木屋さん。
作草部の人気店まるわも、変わらないために、変わり続けているラーメン屋さん。
こういうお店を応援してこそのDr.keiかな、ってわりと本気で思いました。
限定ラーメンも(変わらずに)出ていますよ!!
淡泡塩そばもすごく気になるなぁ~~(n*´ω`*n)
これからも目が離せない麺処まるわ、みなさまも是非に!!
麺が貴方で
私がスープ
まるくおさまる熱い仲
…
僕、この言葉、すごく好きなんです。
人間、みんな違うじゃないですか? 生き方も考え方も価値観も哲学も…。
そんな違いを認め合いながら、まるくおさまる、という考えがすごく好きで、、、
それこそ、ハーモニーというか、調和というか、連帯というか、お互い様というか…
そして、そんなハーモニーを大事にしながら、「熱い仲」、と。
違いを認めつつ、連帯しつつ、そして、そこに熱さが加わるんです。
今の日本に欠けているのは、まさに「熱い仲」なんじゃないかな?!って思うんですよね。
違いを乗り越え、そしてお互いに協力し合い、そして熱い関係になる、という。
僕もそんな熱い関係を生きていきたいなって、今も思っています🔥
…枯れたおっさんですけど、、、