今週になって、大きな発表が突然発表されました。
千葉を代表する超人気店「福たけ」の創業者の福田さんが、
自らの苗字を掲げた新店を茂原でオープンさせる、と!
既に、福田さんが茂原で新店を出すというのは知っていました。
でも、いつオープンするのか??
その発表があったのが、6月13日頃。
そして、オープンしたのが6月14日(木)。
僕は幸いにも、某ま●わ店主のIさんと共に、翌日の15日に訪問することができました!
さすがです!!\(^o^)/
で、その新しいお店の名前は、ズバリ
福田中華そば
です!
遂に、福田さんがご自身の苗字を掲げて、ホンキの中華そば店を開業したんです。
場所は、「麺屋祐」のまさに目の前という、、、(;´・ω・)
ホント、祐の目の前なんです…。
前店舗は「和いずむ」というお店みたいですね。
オープン二日目なのに(orだから)、駐車場も満杯状態。
お客さんも次々にやってきます。
お店の外観は「レトロコンセプト」かな!?
でも、、お店に入ると、「おお!!!」ってなるかと、、、
大きな店舗だからというのもありますが、そのレイアウトにビックリしました。
コの字型の長い長いカウンター席、その中に巨大なオープンキッチン。
これはまさに、「福田劇場」!?!?!
で、気になるメニューです。
いったいどんなラーメンで勝負を挑むのでしょうか!?
カテゴリー的には三つのラーメンがありました。
<醤油>、<塩>、<味噌>ですね。
で、<醤油>と<塩>には、それぞれ<地鶏系>と<煮干し系>があります。
さらに、<醤油>にだけ、<しじみ系>の中華そばがありました。
そして、最後に<濃厚海老つけ麺>があるっぽいです。
また、ラーメン以外に、<チャーハン>と<焼き餃子>があります。
結論から言いますと、まずは、
中華そば+Eセット(半チャーハン+餃子5つ)(990円)がオススメです!
また、フリークさんには、「特製しじみ地鶏中華そば極」(900円)ですかね。
ただ、塩も味噌もまだ未食なので、何とも言えませんが、、、
でも、ここは、餃子もチャーハンもめっちゃ美味しかったので、Eセットで!!
(*地鶏系と煮干系の区別って、今のトレンドなのかな~!?…詳しくは次の記事で!)
…
巨大な店舗で、長いカウンター席で、しかもオープン直後とあって、
ラーメンや餃子が運ばれて来るのに、しばしば時間がかかりました。
でも、福たけ時代からよく知る僕としては、本気モードの福田さんを拝見できてよかったです。
さて、、、
ジャジャーン!!!
こちらが、「地鶏中華そば」(650円)です!!
来ましたね~、レトロコンセプトの王道の中華そば!!!
こういう系は、らんちばさんも僕もずっとホンモノを追いかけてきました。
遂に、こういうレトロコンセプトのラーメンがこうやってリバイバルされる時代に…
しかも、それを福たけの福田さんが作るっていうんですから、、、
まずはスープを一口、、、
おお、、これは、王道の、まさにど真ん中の昭和の中華そば(風)だぞ!、と。
本当に王道の昔ながらの中華そば(風)、、、
魚介の風味も知覚的にはほとんどせず、バランスの取れた鶏中華そば。
ファットさも抑えられていて、どこかが何も突出していない…
でも、(だからこそ)全体的にとても食べやすい一杯になっています。
福たけは本来、それこそ「なりたけ」にインスパイアされたお店として出発しました。
その後、煮干しラーメンや濃厚な豚骨煮干つけ麺などを発案し、人気店に登りつめました。
そして、徐々に店舗を拡大させていき、千葉で最も有名なお店の一つとなりました。
そんな福たけを築き上げた福田さんが、まさかこういうラーメンを出してくるとは…
誰がこれを予想したでしょうか!?
麺は、こんな感じです。
もちろん麺は、浅草開化楼!
福田さんと浅草開化楼のカラスさんは親友同士♡
きっと、今回の新店舗のために、カラスさんも麺の研究をされたのでしょう。
今朝サンプルで切ったオーションの細麺。
— 不死鳥カラス (@w960phoenix) 2018年6月9日
こっち系統は今まで作ってこなかった(最細で16番)からね。
採用なるかも含めて、さてどうなるもんか?
福田中華そば
用です😉#つけめんらしいよ pic.twitter.com/xHkvQUB8vr
…と、こんな風に\(^o^)/
開化楼らしい、というか福たけらしい麺…
ではなくて、
それこそ「中華そば」に寄り添うような麺になっていました。
そもそも、浅草開化楼ってあらゆる種の麺を作っているし、
あらゆる種のお店に麺をおろしているので、特に問題はなかったかな!?
ただ、個人的には、こういうスープには細い縮れ麺がよかったなぁ、と。
まぁ、そこは、個人的な好みでもあるので、、、(;´・ω・)
チャーシューは、若干福たけを感じる感じ!?
いや、チャーシューも「昔の中華そば」をイメージしている気がするなぁ。
でも、昔ながらの中華そばの定番のパサパサチャーシューではありませんでした。
(やっぱり、全体的に、それぞれパーツとしてもどれもしっかりしているんだなぁ)
…
で、この中華そばのEセットですが、、、
まずは、餃子!!!
これ、「醤油をつけなくてもおいしい餃子」になっています!
こんがりと茶色く焼けた餃子には、ちゃんと味が付いています。
というか、肉汁がジュワ~~~っと。。。
香ばしさも半端なくて、I氏と二人で一瞬で平らげてしまいました。
そして、この半チャーハン!!!
もう、これぞ、まさに「中華屋のチャーハン!」って感じで。
しっとりしていて、味も濃い目で、でも、さっぱりしていて。
具も、ネギと卵のみ、かな!?
究極のシンプルチャーハンでした。
そして!!!
続いて、、、
こちらの福田中華そばの「名物」となるかもしれない、、、
「しじみ」を使った新しいラーメン、、、
ジャジャーン!!!
こちらが、福田中華そばの切り札となりそうな…
特製しじみ地鶏中華そば極
であります!!!
もう、器からして違う!!!
プレミアムなラーメンに、プレミアムな器、ということでしょうか!?
僕的には、大阪で一番好きだった「洛二神」の器に似てて嬉しかった♪
底が深い器でした。
zoom up!
スープは、じんわりとしじみのダシを感じる優しいスープでした。
そこまで刺激的ではなくて、ほんとしみじみじんわりって感じ。
しょっぱさもそこそこで、油分も控えめ。
なので、個性的な味だけど、何度でも食べられそう、、、
そういう素朴なしじみ中華そばでした。
麺はこんな感じでした。
上の「地鶏中華そば」の麺と同じかな!?
やっぱり感想としては、縮れていて欲しかった、かなぁ。
ちょっと優しいスープに対して、強すぎる麺だったかな??
これを「よし」と取るか、「うーん」と思うか、、、
これまた、食べ手の「判断」によって違ってくるかなぁ、と。
あと、特製ってことで、チャーシューもいっぱい。
煮玉子も付いていて、ちょっとリッチな気分になりました。
***
というわけで、、、
新店『福田中華そば』のレポでした!!
こちらのお店は、なんだろ、フリークさん向けというよりは、
茂原で暮らす人たちが気軽に食べられる美味しいラーメン屋さんって感じかな?
なんといっても、「半チャンラーメン」でしょう。
I氏も、「これなら、週に何度も来たくなる」と言ってました。
濃厚なラーメンや重たいラーメンじゃなくて、昭和風の素朴な中華そば。
否、ラーメンから中華そばへ。
これを茂原の人がどうジャッジするのか??
目の前の「麺屋祐」との共栄共存は可能なのか??
また、蛤や浅利を使った「鷸(しぎ)」とここの「しじみ中華そば」の貝ラーメン対決は如何に!?
(しかも、鷸の店主の大口さんと福田さんはどちらも千葉の有名店主さん!)
八街、成田も今ラーメンが熱いけど、外房・茂原のラーメン界も大変なことになってきたぞ!?
また、近いうちに来たいと思います!
(今度はつけ麺を食べてみたい!)
福田さんと切っても切れない浅草開化楼!
「特製麺」って書いてありますね♪
お花もいっぱい届いていました♪
目の前には、こちらも人気の「麺屋祐」。
今後、お互いに共栄共存していくといいですね!
どちらも応援したいと思います\(^o^)/