総豊ファンの同志のIさんたちの市原ラーメンショートサーキット・ファイナルは…
中華そば一休 -IKKYU-
であります\(^o^)/
…
もうフリークさんなら既に行っているお店かと思います。2019年11月に開業した新しいお店です。
僕もずっと前から「行きたい行きたい」と念仏のように唱えていたお店で、遂にようやくIさんのご支援(お車)の下、行くことができました\(^o^)/ ありがとうございます😢
とにかくもうここには本当に行きたくて行きたくて…。その理由は…
こちらです!!
明治元年開業(!?!?)
ますや本店@福島県郡山
のラーメンの味を継承した「郡山ブラックラーメン」のお店なんです!!
僕的には「第五のブラックラーメン」と捉えています。①竹岡式ラーメン、②八王子ラーメン、③富山ブラックラーメン、④大阪・高井田ラーメン、そして⑤郡山ブラックラーメンです。(この並びは、発祥順ではありません!)
黒いご当地ラーメンを探求してきた僕としては、この郡山ブラックラーメンも追い求めなければなりません。
歴史的にはかなり古くから提供されてきたみたいですが、「ご当地ラーメン化」されたのは比較的新しいように思われます。手元にある『福島発 噂のラーメンⅡ』(株式会社エス・シー・シー、2004年)では、まだ「ブラックラーメン」という言葉はなくて、「枡はん」というお店の「濃口ラーメン」が「不思議な漆黒ラーメン」として紹介されているくらいでした。
そんな「郡山ブラックラーメン」が千葉・市原市の海士有木エリアで食べられるんです。
なお、聞いたところによると、こちらのご主人のお兄様(?!)が、ますや本店の店主さんらしく、その関係でますや本店の味を学んだんだそうです。つまり、まさに「直系」のお店ということになるんですね
こちらのお店には、三タイプのラーメンが用意されています。
①真(蓮華合わせ・魚介豚骨)
②蓮(あっさり魚介風味)
③華(伝統の醤油)
だそうで、、、
定番の郡山ブラックは③の華に該当するみたいです。
更に、麺も自分でセレクトできます。
細麺、中麺、ちぢれ麺、太麺。
これだけあれば、お客さんに麺に関してあれこれ言われないですみますね(苦笑)。
ネットを見ると、「もっと太い方がよかった」「もっと細い方がよかった」云々と書かれちゃいますもんね。この「麺の選択制」にすれば、後で色々言われずにすみますから、いいアイデアかもしれません(ただし、麺を用意するのも大変そうですが、、、)
僕はやっぱり「ちぢれ麺好き人間」なので、ちぢれ麺を…(;^ω^)
トッピング例も出ていました。
特製味玉+ねぎというのもなかなか良さそうです。
今回はお初ということで、ノーマル仕様でお願いしました。
期間限定の「セットカレー」もあったので、こちらも!!
ラーメン屋さんのサイドメニューとしての「半カレー」にも興味があるので…
お酒やドリンクも用意されています。
夜、ここで酒を呑んでくだを巻くっていうのもいいですね(コロナが終われば…)。
…
というわけで、、、
ジャジャーン!!
こちらが「ますや本店@郡山」の味を継承する一杯
華(750円)
です!!
黒いスープで、「華」というラーメン。これはまさに「惡の華」とも呼べそうな華麗な一杯です。
たしかに、漆黒に包まれた真っ黒いブラックラーメンになっています。郡山でしか食べられないブラックラーメン。いったいどんな味なのでしょう!?!?
zoom up!
近くで見ると、本当に「漆黒」であります。そう、まさに「漆黒の光」(故大祐)を思い出してしまいそうなほどに黒いスープであります。黒さで言えば、大阪高井田ラーメンに匹敵する黒さ…かもしれません。
この黒さは、流石です。
しかし、これがそんなにしょっぱくないし、濃すぎるスープでもないんです。どちらかというと、まろやかで甘くて優しい味わいのスープだったんです。これは想定範囲外だ…。
どうしたら、こんなに丸くてまろやかなスープになるんでしょうか? 竹岡ほどに尖ってなくて、八王子ほどシンプルでもなく、富山ほど胡椒まみれでもなく、高井田ほど醤油醤油してない…
まさに、第五のブラックラーメンの名にふさわしい独創的な黒いラーメンスープになっています!!
僕の脳内から出てきた言葉は、「こくまろ醤油スープ」!?!? 赤まろラーメンじゃなくて、「黒まろラーメン」!? そんな感じの「不思議な漆黒スープ」でありました。
なんとも、岐阜の「高山ラーメン」と同じように、寸胴の中にスープを入れて作る方式みたいなんです。そう聞くと、「高山ラーメンにも似ているかもしれない…」ってちょっと思いましたね。あんまり高山ラーメンの経験値が高くないので、なんとも言えませんが、たしかに「高山ラーメン」に近い味わいのスープだったかもしれません。
これを読むと、高山ラーメンよりもより「こくまろ」な味わいかもしれない…
麺はこんな感じです!!
たしか、本場郡山から取り寄せているとか、、、(うろ覚えですが…)
つるつるっとした素朴な麺で、これはこれでありかな??
ただ、福島県といえば「麺の王国」。麺については、喜多方や会津のあのハイクオリティーな麺とはやっぱり別物かなぁ…。実際、郡山のブラックラーメンを食べ歩いてみなければ分かりませんが、、、。
東北エリアのラーメンの麺に惚れ込んできた僕からすると、ちょっと感動がなかったかなぁ…、と。でも、スープがスープなので、これでもいいのかもしれません。あまりにもスープにインパクトがあるもんで…
竹岡や八王子で見られるような「玉ねぎ」は入っていませんでした。
代わりに、刻みネギがいっぱい入っていました。
チャーシューも醤油がいっぱい含まれていて、いい感じで刺激的でした。
…
ふと、思いました。
先日、木更津で食べたあのブラックラーメン、そう「木更津ラーメン大輝」のあのラーメンって、実は竹岡でも八王子でも富山でも高井田でもなく、郡山ブラックインスパイア型のブラックラーメンだったのでは!?!?、と。
木更津ブラックラーメン大輝-胡椒=郡山ブラック(!?)
あるいは…
郡山ブラック×富山ブラック÷2=木更津ブラック(!?)
謎がますます深まりました…(;^ω^)
そして、こちらが「ミニカレー(期間限定)」です!!
ラーメン屋さんのミニ丼を追い続けて20年。
もう少し「ミニカレー丼」が広がってもいい気もしますが、、、
こちらのカレーは、とってもミルキーで優しい味わいのJapanese Curryでした。
最後に、「真」のラーメンも!!
こちらは、味見をしていないので、画像だけ…。
胡麻とラー油の入ったブラックラーメン、みたいです。
なんか、この真ラーメンが一番ヴィジュアル的にショッキングなラーメンでしたね。
次回、来ることがあったら、是非この真を味わいたいと思います!
こちらのお店は、餃子もとっても美味しいと評判なんですって!!
餃子好きの人は是非!!
***
というわけで、、、
市原市の海士有木エリアに2019年末に登場した「中華そば一休」の初レポでした!!
いや~、面白いお店でしたね~~。
千葉といえば、まず「竹岡式ラーメン」でありますが、その震源地である「内房エリア」で、非竹岡系の黒いラーメン(ブラックラーメン)が徐々に広まりつつある、という…。
いつの日か、「内房ブラックラーメン戦争」みたいな現象が起こる日も来るのでしょうか!?
竹岡式ラーメン一色の内房エリアで、新たな戦いが今始まる!!みたいな??…
数量限定の「魚介系つけ麺」も気になるところであります😢
これ、食べたいなぁ~~
お店のある場所は、なかなか牧歌的なところでして、、、
これは、車がないとなかなか来られないだろうなぁ。。。
海士有木駅から歩いていける距離ではありますが、、、
また機会があったら、是非立ち寄りたいと思います。Iさん、この度はどうもありがとうございました! また、是非ご一緒しましょう!!
…
PS -郡山ブラックラーメン-
①ますや本店(11:30-19:00、月曜定休)
②枡はん(11:00-15:00、日曜は~14:00、無休)
③郡山中華そばしょうや(11:00-15:00、木曜定休)
④麺屋信成(11:30-14:30、水曜定休)
◙トクちゃんらーめん本店(11:00-19:00、火曜定休)
…多分、数日以内に、この記事に続く郡山ブラックラーメンのレポをお届けすると思います!
お楽しみに!!(⋈◍>◡<◍)。✧♡