立川のたま館、二杯目は「煮干し青樹」★
本当はこちらの青樹を一杯目に食べたかったんだけど、
青樹だけが11時オープン。他3軒は土日は9時からオープン。
(この点は注意されたい!)
僕は濃厚豚骨煮干し大好き人間なので、
青樹のラーメンを食べることをすごく楽しみにしていた。
しかも「いつ樹」出身ということもあって(つまり渡なべ系ってことで)、
期待度はMAXMAXMAX状態だった。
*早いもので、渡なべからすると孫弟子誕生となる!
ここの定番「荒煮干しそば」を注文!
出てきたラーメンは見るからに濃厚豚骨煮干しだった。
見た目的にもかなり美味しそう!!
ただし写真とはメンマが違う!!
樹庵系だったらあのぶっといメンマでしょ!?!
もうぶっといメンマは使っていないのかな?それともたまたま?
スープは、マイルドでやわらかさを感じるスープだった。
石神さんは10人中9,7人がダメだろうと書いてあったけど、
それほどでもないように思えたんだけども。。。
(味を変えたのかな?少なくとも今の青樹はそれほどでもない)
煮干しのえぐみや臭みはたしかに若干感じられるが、
煮干しそのものを食べるのが好きな僕としては、
それほど煮干しの臭みがでているようには思えなかった。
とはいえ、クセはかなり強い方だと思う。
食べた瞬間、弘前のたかはしと青森のひらこ屋を思い出した。
ひらこ屋のとんこつ煮干しの画像が思い浮かんだ。
ただたかはしやひらこ屋よりもタレが控え目で、
豚骨のダシに工夫が感じられた。豚骨+煮干しがメイン。
味も豚骨のコクと煮干しの風味が強く感じられて、
醤油に頼らない「ダシ中心」の旨みで勝負しているように思えた。
とはいえ、かなり青森チックな豚骨煮干でありました。
きっと青森まで勉強しに行ったんだろうな、と。
その勤勉さには頭が下がる思いだが、
その一方で、青森濃厚煮干しのパクリ?という印象も受けた。
僕が大好きな福たけや梨の花は、
青森と同じ豚骨煮干だけど、そのお店のカラーが出ている。
系統は同じでも、味にそれぞれの特徴がある。
だけど青樹の豚骨煮干しは青森豚骨煮干しの域を出てないというか、
青樹の豚骨煮干し!っていうのを感じなかった。
東京だけに、繊細でスタイリッシュで透明なのはいいけど、
そこに何か青樹らしい工夫というか、アプローチが欲しいところ。
それでもこういうお店が複合施設に入るっていうのは、
とても素敵なことだと思います。頑張ってください★