今日は久々に新宿探索!
新宿はある意味僕のふるさとであり、僕の青春の舞台だった。
デートも新宿が多かったし、バンドの練習も新宿だった。
ドイツ語学校も新宿だったし、そこでバイトもしていた。
新宿は僕の若き日の思い出がいっぱい詰まった場所なんだ。
新宿に来る用事はいつも決まって同じ。
ライカエジソンに行くことだ。
ライカエジソンはビジュアル系の聖地であり、
インディーズCDの宝島なのだ。
ジキルもデランジェもかまいたちもCOLORもここで出会った。
そんなライカエジソンの目とはなの先にあるのが、
日本を代表する超人気ラーメン店の「麺屋武蔵」だ。
ライカエジソンから徒歩1分。
日本のラーメン界に革命を起こしたお店と言っていいだろう。
そんな久々の麺屋武蔵だが、行列はなく普通に座れた…(汗)
かつては二時間待ちも当たり前だったが、
今はすっかり落ち着いている。
嵐のあとの静けさというか…
でも、店内はほぼ9割埋まっていて、
コンスタントにお客さんが来ていた。
行列こそないが、年齢、性別問わず、色んな人が集まっていて、
客足は決して途絶えることはなかった。さすが武蔵。
今日は普通にラーメンを注文。もちろんあっさりで。
時待たずして、おなじみのラーメンが運ばれてきた。
ああ、美味しそう。
スープは超熱々。
さんま節の風味が香るあっさりタイプの醤油ラーメンだった。
たしかにさんまっぽい味が感じられて、独特だ。
それと、あっさりしているが味はかなりシャープで濃い。
薄っぺらさはなくて、かなり刺激的な味なのだ。
なのに、ちっともくどくなく、すっきりしている。
これぞ武蔵の二刀流なのだ。
*なんとも偶然というか、つい最近味が変わったらしい。
スープが以前より澱み、より濃くなったっぽい・・・
チャーシューの代わりに入るのが煮豚。
かなり肉厚のある肉で、インパクトがある(武骨と似てる)
*これも、リニューアルでチャーシューから煮豚に変わったらしい・・・
スープにゆずが入っているのも、武蔵らしさだ。
今となってはゆずは当たり前の食材だが、
このアイデアも武蔵あってこそだ。
最後まで楽しく美味しく食べることができた。
やっぱり武蔵はすごいや。
武蔵の味っていうのがある。王者の貫禄たっぷりだ。
ただ、やっぱり山田さんがいないのは寂しいなあ。
ラーメン屋さんって、やっぱり店主あってのお店だと思うんだな。
山田さんがしっかりキッチンでラーメンを作る日はもう来ないのかな。
その点だけはやはり腑に落ちなかったな。
僕的にはやっぱ山田さん自身が作ってくれるラーメンが食べたい。
それはわがままな要求だろうか?!
店員さんも全然見たことのない人ばかりだった。
(前回のときの顔ぶれとは全然違うっていうか・・・)
で、僕が店を出る時に「ありがとうございました」を言ってくれる人は、
たった一人だけだった。
昔はうるさいくらいに「ありがとーございました~」って言われて、
ちょっとうざかったけど、
あれがなくなると、ちょっと寂しいなぁ(涙)