西千葉駅前の中華レストラン
生香園 春日店
あるいは、China RestaurantsⅡ
にやってきました。
隣りには、若者に大人気の家系ラーメン店「武蔵家」があります。
今回、武蔵家ではなく、こちらの生香園を訪れた理由があるんです。
…
先日、作草部の人気店「麺処まるわ」の店長のビギー君と話していて、
「生香園のパーコー冷やし、食べましたか?」、と尋ねられました。
なんとなく生香園の夏の冷やしを知っていたので、「食べたかも?」と答えました。
が、過去ログをチェックすると、食べてない、、、汗
ビギー君が、「これ、めっちゃ美味しいっすよ!!」と熱く語るので、、、
これは食べねばならぬ!、と。
そういうわけで、やってきたわけです。
店前に到着すると、、、
新メニューとして、「汁なし坦々麺」が登場していました。
これも、夏の間に食べたいなぁ、、、
こちらが、生香園の基本の麺メニューです。
いっぱいあるんですね~。
角煮そばが気になったなぁ、、、
でも、今回のねらいはただ一つ!
ランチメニューはこんな感じです。
ランチだと、ラーメン一杯、480円!!!
そして、、、
ありましたよ~~
夏の定番冷やし中華メニューです!!
『パイコー冷やし中華』(780円)
ありましたよー!!
しかも!!
「醤油」「胡麻」「味噌」
と、三種の味で提供されているんです!!
直感的に、「醤油」でお願いしました。
…
でも、ビギー君の推しは「胡麻」でした(;;)、、、また来ないと、、、
あれ? 汁なしって「新メニュー」じゃないの??
バンバンジー冷やし中華も気になるなぁ、、、
さらに!
冷やし中華+で、こんなトッピングが用意されていました。
暑い夏に、これだけメニューがあると、なんか楽しいですね。
…
というわけで、、、
ジャジャーン!!!
こちらが、まるわ店長ビギー君イチオシの夏メニュー、
パイコー冷やし中華(醤油)
です!
らんちばさんも、このパイコー冷やし中華に対して、
「「ひやあつ」効果で箸が進む進む。大満足で食べ終えました」
と仰っています。(引用元はこちら)
トッピングは、レタスがわりと入っていて、もやしもたっぷり。
きゅうりも入っていて、あと紅ショウガもしっかりと。
全部、冷え冷えになっていて、わりと冷ためな冷やし中華になっています。
そこに、加わるのが、
アツアツのパイコー(排骨)
であります!
zoom up!
この揚げたてサクサクのアツアツパイコーが加わるんです。
冷たい「冷やし中華」を台無しにするんじゃないか?と思うほどに、、、
このアツアツパイコー×冷え冷え冷やし中華のコントラストのことを、
らんちばさんは、「ひやあつ」と表現しているんですねー。
僕も、この「ひやあつ」、大好きです。
heatでcool。
このコントラストがたまらないです。
パイコーは、ほどほどにファットですが、しつこくない。
食感も、しっとりし過ぎてなくて、いい感じでザクザクしてる。
味も、そんなにジャンクにし過ぎていなくて、上品さも感じられます。
つまり、かなりしっかりとした丁寧なパイコーでした。
お肉自体も、わりと厚みがあって、CPも悪くないぞ、と。
麺はこんな感じです。
わりとシャープな感じで、強いタイプの麺でした。
こちらも悪くないぞ、、、
ここの冷やし中華は、わりと全部ちゃんと冷えていて、すっきりと食べられます。
その冷たい麺とアツアツのパイコーを合わせて食べると、もうそこはめくるめく世界。
冷たい!でも、熱い!ああ、美味しい!
と(苦笑)。
味は、「醤油」なんですけど、あのお馴染みの酸味の強いツーンとくる味。
味的には、うーん、ワンパターンだなぁ、と思いつつも、
これこそが、本来の冷やし中華の味だよなぁ、、、とも。
お酢(黒酢)と醤油がベースのシンプルな味わい。
暑くて、食欲が出ない時の「最終兵器」となる冷やし中華。
もしかしたら、冷やし中華というのは、「厳しい夏の非常食」なのかもしれない。
そう、冷やし中華は、味の美味しさを求めたもの、というよりはむしろ、
暑い夏に、全く食欲がなくても食べられるもの、として生まれたのかもしれない。
事実、どんなに暑くても、冷やし中華なら食べる気がする、という意見は多いです。
「冷やし中華が好き」、「冷やし中華が嫌い」、どちらでもいいんです。
非常食に、好き嫌いが求められていないように、
冷やし中華も、好き嫌いは求められていないんだと思います。
むしろ、「冷やし中華なら食べられる」、というその感覚が大事、というか。
だからこそ、冷やし中華は厳しい夏にしか登場しないのではないでしょうか。
夏が過ぎれば、つまり非常事態が終われば、非常食は用がなくなります。
冷やし中華は、どのお店であっても、「夏限定」とされていますよね。
このことこそ、冷やし中華=非常食、ということを見事に表しているように思います。
もし、、、
もし、冷やし中華が本当に美味しい料理であれば、年中出ているはずなんです。
でも、それはない。(一部の店舗を除く…)
つまり、夏が終われば、用はなくなるんです。
それが、根本的な冷やし中華の存在理由といいますか。
それこそが、冷やし中華の本来の使命というか、役割というか、、、
夏(という異常な季節)の緊急下の非常食としての冷やし中華。
しかも、手間暇のかかる具がいっぱいの冷やし中華。
愛があるじゃないですか!
だからこそ、僕らは夏に冷やし中華を大切に食べたいですよね。
僕らは、冷やし中華に助けられているんです。
…という「解釈」もありなんじゃないかな!?、と。
<おまけ>
隣りの「武蔵家」の現在のメニューを見ると、、、
前に食べたかった「旨辛麺」があるじゃないですか!?!?
連チャンしようかと思ったけど、残念ながら旨辛麺は提供されていませんでした。
残念、、、無念、、、
またいつかの日に、、、m(__)m