2007年に八街の沖交差点に突如現れた謎のお店がありました。
めちゃめちゃアクセスが困難で、車でなければほぼ行けない場所でした。
それなのに、徐々にファンを集め、話題騒然となり、石神本掲載まで実現した実力店。
それが、
梨の花 です。
この頃の事はよく覚えてます。
「千葉拉麺通信」の会議室で密かに話題になっていて、、、
でも、車のない僕には「八街の沖ってどこ?」みたいな感じで…。
なのに、どんどん会議室での話題も増えていって、、、
で、なんとか翌年に行けたんですよね。
初めて僕が梨の花@八街に行ったのは、2008年のことでした。
それ以降、もう梨の花が大好きになってしまい、、、
色んな人に連れて行ってもらいました(苦笑) 自力では到達不能なので…
ホント、多くの人に支えられてのラーメンフリークライフですよ、、、( ;∀;)
***
さて。
2016年も「梨の花」は元気に営業中です♪
僕は1月12日(頃)に来て以来、ですね。
これから暖かくなってくるし、夏になるまではできるだけ通いたいです。
=チャリ通勤の季節♪
この日も、梨の花は大盛況でした。
なのに、店主の鈴木さん、僕を見るなり、にこりと笑って、
またもや、「keiさ~ん、いいところに来ましたね~♪」、と悪魔の囁きが、、、
今度はいったい…
ジャーン!
「2016年はですねー、味噌を攻めますよー」、と。
梨の花で味噌ラーメンですか!?!?
「味噌ラーメンですよー。でも、普通じゃないんですよー♪」。
鈴木さんの笑顔の裏に、「悪魔」が宿っていることを察しました。
「なんですか??」
…といって、差し出してきたのがこちら。
通常の味噌ラーメンの「応用」というか、、、
①四川山椒が効いた麻婆豆腐が旨いッ!麻婆味噌ラーメン(1180円)
②この時期にしか味わえない!牡蠣バターの味噌ラーメン(1480円)
一気に二種、できてるじゃないですか、、、(;´・ω・)
「このお店のレギュラーメニューはいつになったら、僕は食べられるんでしょ!?」
「それは当分難しいでしょうねー。店員でもコンプは難しいですからねー」
…
というわけで、②の牡蠣バターの味噌ラーメンを注文しました。
牡蠣は嫌いじゃないし、1480円の味噌ラーメンっていうのに、「未来」を感じたからです。
梨の花は、これまでの常識を覆す力をもっています。
1480円の味噌ラーメンなんて、観光地のケバケバラーメン以外にはなかなかありません。
でも、梨の花。
いったいどんな味噌ラーメンを作ってくれるのでしょう!?
ジャジャーン!
こちらが、「今しか食べられない高級な限定ラーメン」、
牡蠣バターの味噌ラーメンであります!
このラーメン、めっちゃ手間暇かかっています。
スープも二つに分けて作って、最後に合わせています。
風味も半端ありませんでした。ふわ~っとバターの香りが立ち込めてきます。
味噌とバターが見事に重なり合って、何とも言えない味わいになっています。
豆腐もまるごと一つ入っているんじゃないかな!?
肉類は入っていませんが、ボリュームもたっぷりです。
プレミアムな味噌ラーメンって言いたくなる。。。
麺はこんな感じです。
やや細い中太麺って感じ? あるいは細麺!?
スープによくなじむ麺で、スープをよく拾い上げてくれます。
で、牡蠣です!!
もう、「これでもか!」っていうくらいに入っています。
しかも!!!
牡蠣の臭みが全然ないんです。凄い、、、
牡蠣って、美味しいんですけど、ともすると臭みも凄くて、、、
でも、一切の臭みがなくて、牡蠣の美味しさが存分に引き出されています。
さすがは鈴木さん、、、って感じで、、、、
参りました、、、
1480円のプレミアムなラーメンですが、またすぐに食べたい(苦笑)
お豆腐と牡蠣の相性も抜群ですね!!
さらに、こんな季節限定メニューまでもが、、、(;´・ω・)
誘惑に耐え切れずに、注文してしまいました。
なお、「マヨキャベ豚」(ご飯なし)の方です。
これがまた、とてつもなく美味しくて、、、
「これを食べると、ご飯が絶対に食べたくなりますよ」と言われましたが、、、
まさに、そうでした。
これでご飯を食べたらどれだけ幸せになれたか、、、(;´・ω・)
春キャベツのしゃきしゃきッとした食感と豚肉の美味しさが重なって、、、
シンプルながらに、感動できる季節限定サイドメニューになっていました!
***
梨の花は、悪魔から徐々にお釈迦さまになりつつある!?
今年は、味噌ラーメンの探求の年になるそうで、、、
これから、いったいどんな個性的な味噌ラーメンが飛び出てくることか、、、
想像しただけでも、ワクワクしてきますねー。
こちらの牡蠣ラーメンも季節限定みたいなので、
気になる方は是非お早めに!!!!