久々にごろう商店に行きました。
過去ログを見ると、2009年10月以来、実に3年半ぶり、、、(汗)
けれど、先日、夜にこのお店の前を通ると、凄い混雑していました。人気店ですね。
改めて、「なぜごろう商店は人気があるのか?」と考えたくて、来店しました。
限定麺もありましたが、今回は初心に戻って、一番オーソドックスな豚骨醤油らーめんを注文。
作る過程を見ていたら、タレを入れて、背脂を入れて、豚骨スープを入れる、という感じでした。
お味は、なんともまとまったちょい背脂入りの優しい豚骨醤油ラーメンでした。いや、ちょっと、これ、いいバランスですね。
何かが突出しているわけではないのですが、とにかくするするっと食べられます。普通に旨いです。
千葉の人間なので、背脂はやっぱり大好き。それがしつこくない程度に入っています。
クセもなく、くどさもなく、臭みもなく。
途中で、やや飽きがきますが、そこも想定範囲内のようで。
こんなのがあります。
お好みで味を調整できます。
これが楽しい。
魚粉に、フライドオニオンに、フライドガーリック。
これだけあれば、もう十分でしょう。
普通で、シンプルなラーメンだけに、あとは自分の好みに応じて味を変えればいい。
いやー、考えられているなぁ、と。
そんなもんだから、最後まで楽しく食べられました。
それから。
チャーシュー丼(ミニ)です。
こちらも、いたってシンプルですが、お肉が厚くて、満足できました。
いやー、「満足」を引き出すのが上手い!!
***
目立つことをせずに、当たり前のことを当たり前にやっている、そんな印象を受けました。
色々なニーズに、一杯のラーメンで応えられているように思いました。
商品として売れるラーメンを考え抜いて作っているなぁ、と。
しかも、普通に美味しいのですから、もう文句はありません。
なるほどね。。。
売れるラーメン店作り、という意味では、勉強になるお店のように思いました。
変わったことをすればいいというわけではないんだな、と。
遠方からの客を想定せずに、地元に根付く普通のラーメン店。
そういうお店なんだろうな、と思いました。
…だから、僕も、フリークなのに、こうやって数年おきに来ちゃうんでしょうね。。。