Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

小笠原母島【大漁寿司】父島とは違う「島寿司」とまさかの母島風「冷やし中華」!

小笠原父島4日目。

この日は(一つ前の記事で書いたように)念願悲願の【母島】に行きました。

母島は、父島から更に南方に50km行ったところにあります。

母島といえば、一般人が行ける最果ての島であります。

この先に、あの「硫黄島」がありますが、僕ら一般人は行けません。

そんな最果ての島で、ラーメンが食べられるのか?!

実は2店舗、ラーメンを提供するお店があるんですが…

①お食事処めぐろ

②アウストロ

でも、この日は不幸にも食べることができませんでした。

(夜営業のみとなっていたり、休業日だったり…😿)

しかし、「ラーメンの神様」はいるんですね。

この島でとっても美味しいと評判の冷やし中華がある、ということを母島の警察官のおじさんに教えてもらったんです(僕の壊れたメガネを直してくれたあの警察官です!)

ラーメンはないんですが、冷やし中華はある、という!!

そのお店こそ、

大漁寿司

であります!!

母島好きの人なら知らない人はいないであろう母島の「超名店」です。

創業40年(!)になる、母島の老舗店であります。

とある現地の人曰く「母島では大漁寿司でしか食べない!」とのことで。

メニューです!!

昼のメニューはこんな感じになっています。

警察官の助言通り、「冷やし中華」、ありました!

きっとここの冷やし中華が日本最果ての冷やし中華と言えましょう!

それから、僕の本来の目的である「島寿司」!!

実際、現地ではここの「かつ丼」がめちゃめちゃ人気なんですけど…

やっぱり「母島の島寿司」も食べたいので、、、

まずは、、、

ジャジャーン!!!

こちらが、日本最果ての母島の

冷やし中華

です!!!

もう、これは衝撃のヴィジュアル!って言っていいでしょう。

ステンレス製の銀のボウルに乗っての登場です!!

しかも、僕らの知っている冷やし中華のイメージを払拭する内容になっています。

正真正銘、この冷やし中華こそ、日本で最も遠いところにある「冷やし中華」です!

zoom up!!

この冷やし中華、千切りキャベツがい~~っぱいです。

こんなにキャベツが盛られた冷やし中華は初めてみたかも?!

それに、ニンジン、錦糸玉子、ピーマン、かまぼこ、ピーマン、きゅうり…

いろんな野菜がはいっています。

こんな冷やし中華、見たことがない!(&らんちばさんのブログでも見たことがない!)

麺はこんな感じです。

母島で食べる中華麺…。

人口たった500人ちょっとの母島で食べる中華麺…

この麺を見ただけで感動しましたね。

「これが、日本最果ての冷やし中華の麺か…」と。

そして、いざ実食!

一口食べると、、、、

「おお、酸味はあるけど、醤油味のしっかり効いた冷やし中華だ!」

って思いました。

惜しみなく盛られたキャベツがホントいい感じになっています。

全部がキンキンに冷えていて、どこからどう食べても美味しいです。

いや、これ、ホントに美味しいなぁ、、、

大量のキャベツと島ピーマンと中華麺の相性といったら、もう…😂

最後、タレスープが姿を現しました。

甘味と酸味のあるしょっぱくて優しくてキーンとする醤油スープ。

最高に美味しく、最高に感動できる冷やし中華でした!

日本最果ての地で食べる冷やし中華、本当に最高でした😂

続きましては、、、

ジャジャーン!!!

こちらが母島ならではの、

島寿司

です!!

母島の人に聴くと、同じ島寿司でも、父島と母島とでは味が若干違うんだそうです。

僕なんかには、分からないと思いますが、、、💦

zoom up!

この日に使われていたのは、ハマダイ(オナガ)でした。

ハマダイは、フエダイ科ハマダイ属の深海魚ですね。

ハマダイもまた、小笠原で採れる高級かつ美味しい魚なんです✨


>姿も美しい高級魚ハマダイは、小笠原や伊豆諸島など、温かい地域を含む東京では「オナガダイ」として料理人さんには昔から知られています。海外名はRuby snapper, Flame Snapperなどと呼ばれているようです。尾びれが深く切り込み、上下に長く延びるため尾長鯛の名前がつきました。良く似た種類にハチジョウアカムツという魚がおり、市場ではオナガダイの箱にハチジョウアカムツが混ざっていることがあります。小笠原の重要魚種であり、かつて小笠原諸島が米軍から返還された際は、何十本の釣り針をつけた仕掛けを海底に落とすとすぐにアタリがあり、引き上げると釣り針の数だけハマダイが釣れたという話があるほど豊富でした。しかし現在の漁獲量は最盛期の3割ほどに落ち込んでいるようです。

引用元はこちら


その見た目も、本当に美しいです。

そんなハマダイを、薄くした醤油ダシだれに3時間ほど漬け込んで、島寿司にしているんですって。

これが美味しくないわけ、、、ないですよね。

滑らかで、艶やかで、弾力性があって、柔らかくて、美味しいハマダイの島寿司。

ホント、心から「47年間、色々我慢して生きてきてよかった…😊」って思いました。

この大漁寿司の島寿司も、わさびじゃなくて、洋からしが使われていました。

この色は、まさにマスタード?!?!

わさびほどの強烈なツーンとくる刺激はなくて、優しく体を刺激するような感じ?!

この洋からしを使うにぎり寿司こそ、島寿司の最大のポイントと言えるでしょう!

もうね、本当に美味しくて、冷やし中華をまるごと食べたのに、この島寿司もあっという間にペロリと平らげてしまいました…💦

お味噌汁も、素朴ながら、すごく美味しかったです!!

優しくて、繊細で、まさに母なる島の味噌汁!って感じでした。

***

というわけで、、、

母島の老舗のお寿司屋さん【大漁寿司】の実食レポでした!!

ラーメンは食べられなかったけど、ここの冷やし中華を食べられて本当に幸せでした。

冷やし中華も素晴らしかったけど、島寿司もホントにホントに美味しかった。

どちらも、ホント、そう簡単に味わえるお料理ではなかったなぁって。

それこそ、母島に来ないと味わえない逸品!って。。。

これだけ食べて、お値段、2090円でした。コスパもよし!です(日本で最も遠い離島ですからね…💦)

店内には、ご主人がコレクトしたと思われるCDや本がい~っぱい置かれていました。

ご主人さんは相当の「読書家」なんだろうな、と思いました。

また、CDもいっぱいあって、同じ「音楽愛好家」なんだなと思い、嬉しく思いました。

ジャミロクワイのCDが輝いていました✨

一見、寡黙で頑固な寿司職人!って感じですが、お話すると、色々教えてくれました。

なんか、惚れちゃうなぁ~(n*´ω`*n)

年齢は聴かなかったけど、60代~70代かな?! 創業40年なので、それくらいになっているはず。

いつまでもお元気でいてほしいな、って願いながら、お店を後にしました。

小笠原と本州をつなぐ貨物船【共勝丸】の歴史なんかもここで学べます。

今も、共勝丸は運航していて、小笠原に大切な物資を運んでいるんですね!

共勝丸のホームページはこちら

普段、僕らは意識しないけど、世界中で、大切な物資を大量に乗せた船が海を走っているんですよね。

本州で暮らす僕らだって、実は貨物船の恩恵をい~~っぱい受けているんです。

大漁寿司の昼の営業時間はとても短いです。

11時半~12時半までの、たった1時間のみ。

でも、夜の営業もあるので、母島で宿泊する人は夜に行くのもいいかも?!

夜は夜で、夜のメニューが用意されていました。

僕も、遠くない未来、また母島に来て、この島に泊まって、そして大漁で呑んで食べたいです。

それに、ここは「カツ丼」で有名なお店でもあります。

ホント、また再訪したいです😂

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