悪夢の2020年が過ぎ去って、2週間余り。
2021年は再び平安が訪れるかと思いきや、二度目の「緊急事態宣言」。
飲食店は20時までに閉店しなければならないとあり、厳しい状況下にあります。
食べ手である僕らも、不要不急の外出は控えるように…という感じで…。
しかも、この第三波は「感染拡大」が凄くて、感染者の数も右肩上がり。
暗数(表に出ていない数字)を考えると、ものすごい凄い数の人が「感染中」「感染後」なんだろうと推測します。或る人も「気づかないうちに感染していて、後になって、既に抗体ができていた」と言っていました。
コロナの特徴に「無症状」というのがあって、文字通り「症状」がなにもないという感染者が30~50%ほどいるという指摘もあります(詳しくはこちら)。
…
こうなると、やはりこれまで以上に警戒しないと…、と。
でも、それでも、お腹は空きます。
そんなこんなで向かった先は、、、
(誰とも接触せず行けて、帰れる場所にある…)
ガジュマル
です\(^o^)/
2021年になってからはお初となる「ガジュマル」です。
入店するや否や、店主さんから…
「今年から、あんかけ系以外のラーメン・担々麺に『焼き石』を入れるようにしたんです」
というご説明がありました!!
おお、焼き石!!
焼き石といえば、「つけめんTETSU」!!
>2008年に食べた「つけめんTETSU@西日暮里」のレポはこちら!
その「焼き石」を、ガジュマルも使い始めた!ということであります!
(あんかけ系は冷めにくいので、焼き石は入らないみたいです)
今回は、この焼き石を入れることのきっかけとなった「ねぎラーメン」をば…。
ねぎを入れると、どうしてもスープの温度が下がってしまう。
その温度の低下を防ぐべく…という話だったので、、、
ねぎを入れても、冷めにくいという新たなスタイルのねぎラーメン。
さて、どうでありましょうか!?
もちろん今回もチャーシュー増し(+2枚)で!!
ジャジャーン!!
こちらが焼き石投入スタイルに生まれ変わった、
ねぎラーメン
であります!!
いいですね~、この「古くて新しいスタイル」のねぎラーメン。
このラーメンに限らず、ガジュマルって「温故知新系」なんだよなぁ…。
基本的には「昭和時代の食堂文化」を踏襲しているお店なんですけど、
名前は、とっても斬新な響きの「ガジュマル」となっていて、
また、ラーメンのヴィジュアルも古さを感じない現代的な見た目になってて…。
でも、スープを味わうと、そこはまさに「食堂テイスト」の味わいで…
古きよき伝統とイマドキのスタイルが見事に<止揚>されているなぁって思いました。
このラーメンもまさにそんな「ねぎラーメン」でありましょう!!
zoom up!
この画像の右手に見える黒い塊が「焼き石」です。
焼き鳥用の焼き器で熱していました。
スープを飲むと、あっさり切れ味抜群の醤油スープの味わいです!
見た目の華やかなヴィジュアルから、洗練された淡麗醤油のようにも感じますが…
目を閉じて、視覚を遮断すれば、昭和ノスタルジックな醤油スープの味わいに!!
ガジュマルほど、「見た目」と「味」のギャップが著しいスープも珍しいかも。
まさに「温故知新」「伝統とモードの融合」!!と言えましょう。
魚介の味を際立たせるわけでもなく、香味油で多様性を出すわけでもなく…
ある意味では「いたってシンプルな醤油スープ」になってはいるんです。
が、それが、どういうわけか「新しいスープ」にも感じられて…
きっとイマドキの人からすれば、「食べたことのない味わい」になって、
古くからラーメンを食べてきた人には、「懐かしい味わい」になるんでしょう!
なんか、ようやくガジュマルの凄さに気づけた気がします。
で、大量のねぎと、大きなチャーシュー!!
ねぎは斜めに切られたもので、わりと大きくカットされています。
が、これがまた、このスープにとってもよくマッチしていて、旨いです。
ねぎとラーメンって、やっぱり永遠のカップルなんだろうなぁ…💛
麺はこんな感じです!!
この麺も、ガジュマルは<完全自家製卵麺>なんですよね。
どこにもなさそうな、不思議なもちもち麺。
このもちもち麺、ホント、どこにも似てない麺といいますか…
強いていえば…、二代目つじ田の麺に似てる?? いや、違うんだ…💦
(太さは同じくらいでも、その食感や色合いや風味が全然違うんです!)
いや~、本当に思い浮かびません…orz...。
千葉で考えても、このガジュマルに類する麺はどのお店にもない…(気がします)。
麺の量も、自家製麺のお店とあって、ボリュームあります。
大盛りがあるのか分かりませんが、大盛にしたら絶対にお腹いっぱいになれるだろうな、と。
この焼き石のおかげで、スープが冷めないまま食べ進めることができました。
やっぱり、ラーメンはアツアツが美味しいんですよね…(n*´ω`*n)
…
それから、、、
上にも書きましたが、ここのラーメンは「温故知新」。
古き良きラーメンには「胡椒」が合うんです💛
若い人たちはあまり「ラーメンに胡椒」ってピンとこないと思うんですよね。
おじさん世代だと、一口も食べる前から、卓上の胡椒をパッパとかける人が結構います。
食べる前から、一口も食べることなく、胡椒をバババっとかけるのはちょっとあれですけど…
でも、ラーメンに胡椒をかけて食べるというのって、「味変の原点」な気がします。
イマドキのお店だと、どこも「味変アイテム(卓上調味料)」充実してますもんね。
>麺のマルタイ@木更津の卓上香味油各種には度肝を抜かれました…。
でも、、、
そんな時代だからこそ、逆に、「胡椒」に注目してもいい気もします。
ガジュマルのラーメンは、見た目こそ「現代的」ですが、お味は「伝承の味」(!?)。
なので、胡椒がとってもよく合うスープの味わいになっているんです。
「ペッパーラーメン」とか「チリペッパーラーメン」とか「ホットチリペッパーラーメン」とか…
いつかまた、ペッパーラーメンブームが来る気もしなくもない、、、ですよね。
***
というわけで、、、
2021年になってお初となる「ガジュマル」のラーメンレポでした!!
今年からガジュマルに「焼き石」が登場しました!!!
小さいけど、大きなニュースです\(^o^)/
焼き石フリークっていないと思いますが、焼き石好きな人には面白いかも!?
なお、最初から入っているので、ご注意を!!!
古き良き昭和の中華食堂の要素を残しつつも、
その中身は「こだわりの本格ラーメン店」!!
この「ギャップ」こそ、ガジュマルの最大の魅力かもしれません。
ローカルな町の食堂にして、どこにも負けない個性派ラーメン店。
のんびりした牧歌的なお店に見えて、何気に店主さん店内でギター弾いてるし…苦笑
うん、やっぱすごいギャップのあるお店だ…
あと、こんな時期だからこその「テイクアウトメニュー」もいっぱい!
この日は、大好物の「油淋鶏」をテイクアウトしました💓
これもとっても美味しいんですよね~~\(^o^)/
2021年も、本ブログはガジュマルを追いかけていきたいと思います!!