今回、盛岡で、どうしても是非行きたい!って思ったお店がありました。
そのお店もまた、Google mapで知りました!😊
そのお店は、盛岡の旧市街?の、
名店会館
といわれる昭和レトロ感のある建物の中にあります。
繁華街の入口…みたいなところですかね?!
この名店会館の中に、僕が行きたいお店があります。
この地方の飲食店感がすっごく素敵というか、心地よいです。
どこか、映画のセットのような気もしなくもない?!?!
この名店会館の一階に、お目当てのお店があります。
こういう建物の中に入る時のドキドキ感もたまりません💕
そのお目当てのお店とは、
手もみ煮干し中華のぶさん
であります!
手もみ煮干しという言葉と煮干し中華という言葉に惹かれました💓
青森~岩手~秋田エリアは「煮干し系」「魚介系」のラーメンが強いんです。
その中でも、ここはなんか他と違う何かが感じられて、、、
どうしても行きたい!って思ったんです。
…
お店に入ると、これまた地方の路地裏のバーみたいな雰囲気?で…。
すっごくレトロというか、ロマンティックというか、昭和というか…。
映画のワンシーンの中に入り込んだかのような感覚になります。
そこに、店主ののぶさんが一人、厨房にいました🎵
こちらのお店は、繁華街エリアということもあって、呑み処にもなってます。
🍺や🍶も色々と揃っていますね~。
また、おつまみものも用意されています。
呑んで、つまんで、〆にラーメンっていうのもできるんですね。
ポップに出ているラーメンの名前もかなり独創的です👆
券売機です!
これを見た瞬間、どれを食べればいいのか、全く分からなくなりました。
Google mapでは「にんにく中華」がすごく気になったのですが、、、
店主さんにおススメを聴くと、
①にぼし中華(750円)
②そのまんま煮干し(750円)
の二つがこのお店のツートップ、とのことでした。
そうだよなぁ、やっぱり店名通り「煮干し中華」のお店だもんな…
で、この①と②、何が違うのかを聴いたら、もうビックリ仰天でした。
①は、おそらく僕らが知るところの「煮干しラーメン」ですね。
で、②なんですが、なんとなんと「油分ZERO!」つまり「油OFF」のラーメンなんですって!
うおお、、、
千葉には調味料ゼロの新店『麺屋22ふぅふぅ』がありますが、、、
盛岡には、なんとなんと「油分ZERO」「油OFF」の煮干しラーメンがあったんです!
こうなると、もう選択肢としては②しかないでしょう!!!
人生も、旅も、ラーメンも「不意打ちの出会い」こそ、であります。
…
ってことで、、、
ジャジャーン!!!
こちらが煮干し出汁✖油OFFの、
そのまんま煮干
です!!
こ、これが、油OFFの純煮干しスープのラーメンか?!?!
スープを見ると、確かに油分らしきものは浮いていません。
油分がない煮干しスープ?!?!
それって、お蕎麦のおつゆなのでは?!?!
思わず、じ~っと見入っちゃいました(n*´ω`*n)
あ、あと、味玉(100円)もトッピングしています。
zoom up!
トッピングもかなり洗練されているように見えます。
しっとり柔らかそうなチャーシュー二枚に、綺麗にカットされたメンマ。
そして、海苔、なると、綺麗に盛られたネギ、ホント完璧です👆
「これぞ、中華そば!!!!」って、叫びたくなる一杯になっています。
…
しかし、いったいどんな味のスープなんだ?!?!
こちらが、油分ZEROの純煮干しスープです!!
嗚呼、、お美しい、ただただ美しいです、、、😂
これを、一口、恐る恐る飲んでみると、、、
「うおおお、、、お蕎麦のような、でもラーメンのような、これまでに経験したことのない純和風スープだ!」
って叫びそうになりました。
煮干しの旨みがぐわっと感じられるスープですよ!!
すごくあっさりしていて、旨みがものすごくじんわりと口中に広がっていきます。
(千葉だと、本千葉の「やきや」の和らあめんのスープに似ているかも?!)
聴けば、このスープの出汁、煮干しと昆布だけ、なんですって!!
煮干しと昆布だけで取った和風出汁に、醤油ダレを加えているっぽいですね。
なので、味としては、すっごく優しくて、あっさりしてて、和の旨み満載!って感じです。
優しくてあっさりとしているけど、醤油感も強くて、決して物足りなさは感じません。
お蕎麦もラーメンも大好きな僕としては、もう涙涙であります😂
そして、この手もみ麺をご覧ください!!
これですよ、これこれ!!!
東北に来て、僕が一番期待しているのが、この「麺」であります!!
この麺、もともとは製麺所の麺なんですが、それを店主さんが「手もみ」しているんですって。
製麺所から届いた時は、こんなふうに縮れているわけではないらしくて…
店主さんが時間をかけて、手もみして、縮れさせているんですね~。
さすがは東北。さすがは盛岡…。
これこそが、まさに(僕のいう)「東北クオリティー」なんです!!✨
青森~岩手~秋田~山形の実力あるラーメン店の「麺」は本当に日本一レベルの麺ですからね。
やっぱり、ラーメン(特に麺)は、僕的には「東北」がナンバーワンだなぁって思います。
…
食べ進めて、ふと思いました。
「ここの麺、僕が日本一って思っている宮古の【たらふく】の麺にちょっと似てる…」
って。
そのことを店主さんにお伝えしたら、なんとなく分かってくれたような感じがしました。
たらふくの麺は、ホント僕が北海道から沖縄・離島と食べ歩いてきた中で最高の麺だと思っています。
そのたらふくの麺に似た「手もみ縮れ麺」なんです。そりゃ、もう興奮しちゃいますよ。
味変アイテムもありました。
鬼の手唐辛子
なるものが卓上に置いてありました。
これを少しかけるだけで、かなり辛いスープに大変身します。
日本蕎麦でいうところの「七味」みたいな感じかな?!?!
絶品の純煮干し昆布スープに、手もみの縮れ麺。
そこに加わる「鬼の手👹」…
唐辛子ですが、まさにお蕎麦でいうところの七味みたいな役割になっていました。
この味変激辛アイテムもまた、ここに来たら是非試したいですね~。
味玉はこんな感じでした。
すごくいい仕上がりになっているなぁって思う味玉でした。
味もしっかりしているし、優しいスープに刺激を与えてくれるかのような。
…
うん、総じて、素晴らしい、他にないラーメンになっていました。
ラーメンっていうか、、、
ラーメン以前のラーメン? あるいは、お蕎麦に限りなく近いラーメン?!
ギリギリラーメンになる前の状態の「煮干しそば」みたいな感じかなって…。
だから、「そのまんま煮干」っていう名前にして、「ラーメン」を出していないのかな?
この日、最後に店主さんから「香味油(ねぎ油)」を頂けたんです。
この香味油を入れると、「煮干し中華」になるんですって。
で、その香味油を入れたら、本当に「ラーメン」になったんです!!!😂
そうか、やっぱり「油」を入れると、「ラーメン」になるんだ!!って、すごく感動しました。
煮干し中華じゃない、そのまんま煮干しは、本当に「中華じゃない煮干しそば」でありました!
***
というわけで、、、
終始、ハイテンションの【手もみ煮干し中華のぶさん】の初レポでした!
いや~、すごいラーメン(?)を頂いてしまいました。。。
このエリアって、柳家を含め、数多くのラーメン店が集まっているエリアなんですね。
その中で、Google mapでも「高評価」を集めているお店なだけはありました。
きっと盛岡エリアのラーメンフリークさんたちの集う場所なんだろうなぁとも。
その中でも、このお店は、フリークさんが絶賛するお店でもありそうです。
店主さん自身も、色々なラーメン店での経験を経て、このお店を開業しています。
そういう意味でも、引き出しはすごく多そうです。
「濃ゆい煮干し」も「にんにく中華」も気になりますし、また、(僕が大好きなレッチリ系の)「トマサバHOT/SET」も気になります。一度来ただけじゃ、何も語れないお店、ですね。
次にまた盛岡に来た際には、まずここに立ち寄りたいなぁって思いました😂
営業時間はこんな感じです。
定休日は日曜と第2土曜日みたいです。
月~土なら、基本的に食べに行けますね👆
こののぶさんの入っているビルには、色んなお店が入っています。
今度はもっとのんびりと、ゆっくりと来て、楽しい時間を過ごしたいなぁ。
ホント、すごくいい雰囲気の場所ですよー。
この「のぶさん」の看板が目印です!
2階にはイタリアンBARもあるんですね~。
このお店の先は、夜の街。
人が全然歩いてなかったのが、なんか寂しかったかな…😢
でも、きっと金土の夜なんかは賑わっているのかな?!
この写真、すっごくお気に入りの一枚になりました📷
場所はこんな感じです。
このGoogle mapで、このお店の存在を知ったんですよね…。
評価もめっちゃ高いですよ~\(^o^)/
…
煮干し中華といえば、長尾中華そば…かな?!
煮干し中華そばだと、やっぱり青森が有名なんだよなぁ~。
煮干し中華そばについても、もっともっと探求したいなぁ…