2015年もそろそろ終わり。
僕のブログ更新は遅れに遅れておりまして、、、
まぁ、だからって誰も困らないんですけど、、、(;´・ω・)
夏。
今年の夏、僕がドイツに行く前に食べたまるわのたんたん辛つけ麺です。
まるわの「たんたん辛つけ麺」は、ホントどこにもないつけ麺でした(当時)。
個性的であり、美味しさはピカイチであり、魅力的なつけ麺でした。
当時、どこもかしこも「濃厚豚骨魚介つけ麺」一色だった時代。
そんな時代に、店主石井さんの故郷の味をモデルに美味しくて辛いつけ麺を作り上げたんです。
このつけ麺、もっと千葉で広がってほしかったなぁ、と。
千葉(市)のご当地ラーメン化もできたんじゃないかな、と。
広島の新ご当地、「汁なし担担麺」が広島でどんどん広まっていったのに対して、
千葉は、一応「都市」なのに、全然盛り上がらない。
このつけ麺は、ラーメン業界の多くの人が絶賛したのに、、、
千葉のラーメン屋さんは、なんというか、我が道を行っているというか、、、
良く言えば、簡単にパクらない。
けど、悪く言えば、個人プレイばっか。
あるいは、都内のラーメンはパクるけど、千葉のラーメンは無視。
千葉のラーメン店がみんなで「千葉ラーメン」を盛り上げるぞ!ってならない。
(あくまでも千葉市の中心エリアの話です、、、)
つまり、何が言いたいかというと、、、
まるわの「たんたん辛つけ麺」は、「千葉の顔」になる力のあるつけ麺なんです!
こちらです!
見た目的には、全国どこにでもある「辛いつけ麺」です。
が、味が全然違う!
美味しさが全然違う!
濃厚で、旨みたっぷりで、一度食べたらやめられない、とまらない。
かっぱえびせんの如くに、とまらない味なんです。
しかも、この味、どこかで食べられるかと言えば、どこにもない。
似たような辛いつけ麺はあるにせよ、ここまでディープなつけ麺は見たことがない。
麺も、開化楼のいい麺を使っています。
だから、美味しいスープをより美味しくさせてくれています。
ただ、斜めから見ると、こういう風にして、難しいつけ麺にしているのかも!?
誰でも作れて、誰でもそれなりのつけ麺にできないからこそ、広まらないのかも!?
けど、ラーメン王国千葉ですし、そう単純なものが広まるとも思えない。
そこに、一つのジレンマがあるのかな、と。
千葉って、都内にすぐに出られるし、千葉のラーメン好きは都内でも普通に食べてます。
なので、どうしても、凝ったものじゃないとダメになります。
けど、凝ったものゆえに、すぐにパクれない、というか、、、
そんなことを、2015年の冬に思います。
お昼の隠れミニ丼。
豚カレー丼も頂きました。
これも商品化されたら、ニーズはあると思うんですけどね、、、
ただ、まるわって、色んなラーメンをやってますし、地方のお店の視点からすると、「これだけ出していて、大丈夫なのか?」と思うほどです。地方だと、「中華そば」一つしかないお店もいっぱいあります。
でも、まるわは、恐ろしいほどに多様なラーメンを用意しています。
多様でありながら、どれも個性的、という。
だから、普通に考えたら、やっぱ相当無理をして頑張っているお店なんだな、と。
2015年の冬に改めて思いました。
そして、この秋、さらにメニューを増やしましたからね。
恐るべし、です。。。
結論。
千葉でラーメン屋さんをやるのは大変です!