Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

ポーランドの赤ちゃんポスト、「Okna Życia(Windows of life)」について

ひょんなことから、ポーランドの赤ちゃんポストについて知ることができました。

ポーランドの赤ちゃんポストは、「Okno Życia」と言います。英語に直すと、「Window of life」。「命の窓」ですね。

*やや細かく言うと、Życiaはlife、Oknoは単数形で「扉」という意味で、Oknaというのは複数形。KlappenかKlappeかの違いです。

ポーランド全土に、53のOkna Życiaがあります。そして、この53のOkno Życiaに、76人の赤ちゃんが預け入れられているそうです。

出典はこちら!(ポーランド語です)

僕のいるクラクフのOkno Życiaには、17人の赤ちゃんが預け入れられています。ワルシャワのOkno Życiaには、14人の赤ちゃんが預けられています。ポーランドで一番赤ちゃんポストが使われている街が、ここ、クラクフなんですね。また、一番最初に設置されたのも、ここ、クラクフのようです。
(出典は→http://www.oaza.pl/cdz/index.php/obrona-zycia/748-okno-zycia-ratowanie-adopcja.html

赤ちゃんポストを作ったモイズィッヒは、「アウシュヴィッツ以後の教育」をテーマに掲げて、様々な取り組みや研究を行ってきました。そんな彼が、この話を聞いたらどう思うのでしょうかね?!

さらに、クラクフの赤ちゃんポストの場所も分かりました。

設置したのは、「ナザレの聖家族のシスター(Sisters of the holy family of Nazareth)」という国際的なキリスト教系の慈善団体。

The Congregation of the Sisters of the Holy Family of Nazareth is an international apostolic congregation founded in 1875. Sisters live and serve in 170 communities in 13 countries on 5 continents. The Generalate is located in Rome, Italy. The youngest Nazareth mission homes are the homes in Kazakhstan (Asia) and in Ghana (Africa). The Congregation is preparing also to carry our charism to Vietnam.

1875年に設立されているので、長い歴史がありますね。

そんなクラクフにあるOkno Życia、是非行ってみたくなりました。明日、ちょっとチャレンジしてきます。行けるのかどうか分からないけど、「あたって砕けろ」の精神でぶつかってきます。

まさか、ポーランドに来て、赤ちゃんポストを見に行くことになるとは、全く予想していませんでした。突然、外国人の僕が来て、「赤ちゃんポストを見せてくれ」と言ったら、きっと驚くだろうな。。。追い返されることになることも。。。(考えたら、そういう経験、いっぱいしてきました。これでも、苦労しているんですよ、、、汗)。

とりあえずGoogleで調べたら、徒歩57分と出ました(苦笑)。歩くか、、、。クラクフの中心部からちょっと離れたところにあって、現地でもらった観光地図のギリギリのところにありました(地図の一番隅っこ)。

その後調べたら、トラム4,14,24の最終駅、Bronowice駅(ブロノビッザ)から徒歩6分ほどっぽいです。絶対、こんなの僕一人じゃ見つけられないよ、っていうレベルの難易度です。

明日、とりあえず、たどり着けたなら、それだけで「合格」としましょう。目の前まで来て、びびって、引き返しちゃうかもしれませんが、、、

。。。

さてさて、どうなることやら、、、(今回の研究の旅は、なんか、こういう奇想天外なことが多いなぁ、、、)

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