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Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

麺や福一@成田 一週間ぶり…

麺や福一は、先週行ったばかりなのだが、またまたちょっとした用事で成田へ行ったので、再度来店。

前回の記事はこちら

⇒の写真は「鶏白湯つけ麺」です

福一は、とにかくメニューが豊富で、何度も来ないと、その全貌が明らかにならない。しかも、昼と夜とでメニューが違うので、さらに事態はややこしい。その上、限定メニューが結構頻繁に出されているので、短い期間で福一を知ることは不可能と言えるだろう。この限定メニューのレベルが異常なまでに高い。

福一は、もともとフランス料理のシェフだった方が始めたお店で、基本的な調理スキルのレベルが高い。また、洋風料理のプロということで、いわゆる「中華」の領域を超え出た知識・技術を持っている。それでいて、向上心・開発意欲がものすごく高いので、もう何も言うことはできない。。。

そんな福一で、今回は、鶏白湯つけ麺と塩ラーメンを食べた。先回、鶏白湯醤油を食べたが、それとどう違っているのか、つけ麺としてどの程度のものなのか、非常に気になっていた。また、創業以来、ここの定番メニューである塩ラーメンも、前々から食べたかったので、希望がかなった次第であった。

鶏白湯つけ麺は、基本的に、濃厚な魚介系スープであった。とりわけ(今となっては)珍しい味ではないが、間違えなく旨いつけ麺だった。鶏白湯と謳いつつも、それほど強烈に鶏白湯スープが効いているわけではなく、非常に食べやすく分かりやすい味付けにされていた。チャーシューは、他のメニューと同様、炙り焼きされていて、ジューシーで旨い。まさに安定したハイレベルなつけ麺と言えるだろう。



塩ラーメンは、なんとも複雑な味わいのスープ。それほど切れ味は鋭くないが、まろみがあって、広がりのある立体的な味わいになっていた。お年寄りでも納得のスープといえるだろう。麺は細麺のみ。特別、ディープなインパクトがあるわけではないが、基本のしっかりした堅実かつボディーブローを食らうようなじわっとした旨みが食べ手に押し寄せてくる。

やはり福一は、実力店であった。これほどにハイレベルなラーメンを成田駅近くの小道で提供しているのだから、お客さんとしてはたまらない。マスコミで話題になり、取り上げられるのも、理由なきことではないのだ。また、この福一を推薦するラーメン評論家は、やはりあっぱれというもの。

若者の舌に迎合することなく、しかも若者をも虜にできるような一杯。これは、総じてものすごく難しいことであろう。それをやってのけてしまう福一は、やはりお見事!の一言に尽きる。今後も、成田方面に来た時は寄ってしまうのだろう。これからもどんどん変化し、成長していく福一に期待したい。

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