佐賀ラーメン、五軒目にして今回のファイナル。
FINAL STAGE IN SAGA!
Nさんのサポートを受けて、Nさんのお車で向かったのが、、、
大臣閣
であります!!
佐賀のラーメン界では、絶対に逃してはならないお店、です。
ただ、大臣閣は、アクセスが極めて困難。
川の向こうは、もう「福岡県」ですからね。福岡県と佐賀県の県境にあるお店です。
車で行っても、市内から20~25分くらいかかります。
だから、運転してくださったNさんには心から感謝しています!!(;;)
大臣閣の店頭です。
なんて素敵な暖簾なのでしょう。
「ラーメン ホルモン 大臣閣」と書いてあります。
こちらのお店の二代目店主さん(1964年生まれ)は、46歳という若さで2010年にお亡くなりになったそうです。
その後、二代目大蔵さんのお母様の民子さんと妹さんの桂子さんが受け継ぎます。
現在は、民子さんと桂子さんの二人体制で切り盛りされています。
そのお二人を見た時は、僕の心も熱くなりました。
佐賀でも最も有名なお店の一つです。お客さんも開店と同時に続々と集まってきます。
それを、お二人だけで対応し、ラーメンを提供するのだから、もう頭を下げるしかありません。
お店の入口はこんな感じです。
どこか、「古民家」といった感じさえします。
「おじゃまします」、と言いたくなる自分がいました。
お店のオープンの時間に来たからか、故店主さんのお母様民子さんはまだ来ていませんでした。
桂子さんが、黙って、お茶を運んできてくれました。
そして、メニューを眺めます。
凄い、、、(・_・;)
焼肉、ホルモンって書いてあります。
そして、チャーシューに、ラーメン。ごはん、ビール。
なんて、シンプルなんだ…
ラーメンが美味しくて、焼肉も食べられるなんて、夢のお店みたい。。。
ラーメンは一杯、550円。
安いなぁー。。。(しみじみ)
あと、大臣閣に来たら、絶対食べたい「ホルモン」(450円)。
ラーメンとホルモンで、1000円。
夜なら、そこに、ビールとか、酒とか、、、
こういうお店、やっぱいいなぁー。
焼肉も、一人前600円なんですね。これも食べたかった…
注文後は、ただただ、到来を待ちます。
ジャジャーン!!!
来ました!ラーメン×ホルモン!
こうやって並べると、もう、テンションのLimitが振り切れる感じになります。
いつまでも、見つめていたいけれど、、、
ラーメンは時間との戦いなので、、、
こちらが、大臣閣の「ラーメン」です。
素敵でしょ!?
器のサイズもいい感じで、スープもなみなみと注がれています。
トッピングは、極シンプルで、チャーシューとネギのみ。
チャーシューは三枚も入っています!!!(嬉しい…)
色もキレイで、このスープの中にdiveしたい気持ちになりました(苦笑)。
Zoom up!
このスープが、もう、なんとも、、、(;;)
まろやかで、コク深くて、臭みもあって、インパクト満点です。
二代目店主さんの頃のラーメンのレポだと、「超濃厚スープ」だったらしいですが…
僕的には、「これぞ!佐賀のラーメン!」と言いたくなるようなまろやかでマイルドな味わい。
まさに、九州のthe豚骨ラーメン!
首都圏にも「豚骨ラーメン」のお店はいっぱいありますが、全然違うなぁ、と思います。
何が違うのかを言葉にするのはとても難しいけれど、、、汗
さらっとしたスープなのに、シャバシャバじゃない、という感じ!?
首都圏の豚骨ラーメンは、わりと淀んでいるんだけど、シャバシャバという感じ!?
こっちのラーメンは、ライトなんだけど、シャバさがなくて、ずしりとした旨みがあります。
麺は、こんな感じです。
佐賀らしく、中太のストレートの柔らかめの麺。
この麺に、このスープは、完璧に合っているなぁ、、、と。
この麺とこのスープの「組み合わせ」こそ、「佐賀ラーメン」の本質なんだろうなぁ、、、、と。
心から、素敵なラーメンだ!って思いました。
そして、ホルモン。
「え? これ、ホルモンなの???」、と思うほどに、、、
絶品のお肉でありました。
ご飯がなくても、食べられます! そのままで高品質のホルモンでした。
臭みもなくて、ぷりっぷりでした。まるで、鶏皮を食べているような気分、というか…。
このまま食べても美味しいし、ラーメンのトッピングとして楽しむこともできます。
あと、、、
邪道かもしれませんが、このホルモンのタレを途中でラーメンのスープに入れると、、、
「味変」して、ホルモンとんこつラーメンになるんです。
あるいは、「スタミナとんこつ」(?!)?!
これまで味わったことのないとんこつワールドになっていました。
まぁ、「裏ワザ」ということで、、、(・_・;)
民子さんと桂子さん。
次から次に押し寄せるお客さん一人ひとりに向き合い、ラーメンを作っていました。
その姿に、どれだけの感動を覚えたことか、、、
また、どれだけ大変なことか、、、
想像を絶します。
それでも、黙々と、ラーメンを作って、テーブルに運んでいました。
亡き一代目、二代目の味を受け継いで、今日もラーメンを作り続けています。
お店の前には、Joyfulというファミレス?がありました。
*****
というわけで、、、
佐賀のラーメンシリーズもおしまいです。
また、佐賀に行けるといいなぁって心から思います。
今度はもっとゆっくりと佐賀の街を歩きたいなぁ、、、
明日からはまた、千葉の日常に戻ります。
ラーメンを食べ歩く僕の旅はまだまだ終わりません★