熊本の超人気店【富喜製麺研究所】の姉妹店、
富喜製麺所
にまたまたやってきました!!
3か月ぶりのレポになります。
このお店は、富喜製麺研究所の直営店というよりは姉妹店?!
千葉の経営者の方が富喜製麺所との出会いの中で誕生したお店、ですね。
2021年暮れに突如千葉の栄町エリアに登場し、話題になったお店です。
2022年、様々なチャレンジを重ね、2023年の今もしっかり営業しています。
このお店の特徴の一つが、若い女性店長さんが活躍しているラーメン店、です✨
富喜製麺所は、その名の通り、熊本で人気の製麺所です。
創業はなんと1902年!(Wikipedia情報によると…)
もう100年を優に超える熊本の老舗製麺所なんですね。
実際に熊本で富喜製麺所を見てきましたが、すごい製麺所でした。
…
若き女性店長が活躍し、そして熊本をルーツにもつお店。
そんなこともあって、個人的に心から応援したいお店なのです。
さらに!!!
このお店には(開業前から話題になった)「特別な一杯」があるんです。
その特別な一杯が、2023年2月~再び登場したのです!!
それこそが、
昆布水つけ蕎麦(1000円)
であります!!
この昆布水つけ蕎麦(そば)は、熊本で常時出されている人気メニューなんですが…
まだ、千葉の富喜製麺所ではレギュラー化されていません。
でも、昨年3月(ちょうど1年前)に「鰹昆布出汁つけそば」が期間限定で提供されました。
>その2022年3月に食べた鰹昆布出汁つけそばのレポはこちら!
創業して数か月、まだオペレーションもままならない中での限定つけそば。
たしかに美味しかったんですけど、「まだまだこんなもんじゃねーだろ」っていう気も…。
(本店で昆布水の「つけ蕎麦」を食べて、更にそう思いました)
そんなこんなで、2023年、再び登場してくれたのです!!
昆布水つけそばの解説とその食べ方
昆布水つけ蕎麦の食べ方もしっかり明記されています。
多分、昨年、どう食べていいか困った人も多々いたんだろうな…💦
また、昆布水つけ麺を出す他のお店との差異化も果たそうとしています。
…
さ、満を持しての「昆布水つけ蕎麦」。
いったいどんなつけ蕎麦(つけ麺)になっているのでしょうか?!?
いきますよ~~
ジャジャーン!!!!
こちらが、2023年、満を持して富喜製麺所にて登場しました、
昆布水つけ蕎麦
です!!!✨
す、す、すげ~~~~~~~\(^o^)/
もう、ファーストインプレッションからかなり凄いヴィジュアルです。
昆布水に浮かぶ麺の美しさ、耽美さといったらもう、、、😂
…
でも、ちょっと配置を変えまして、、、
ジャーン!!
こっちが、僕的にはいつもの「配置」ですね。
こっちの方が、なんか僕的にしっくりくるんですよね👆
今回の昆布水つけ蕎麦には、「藻塩」が付いています。
この藻塩もまた、今回のこの千葉店ならではの味変アイテムになるのかな?!
スープは、「これぞまさに、90年代スタイルの魚介醤油スープ!」って感じです。
ご覧ください!!!
この、魅惑の「昆布水の麺」の姿を!!!
むっちゃ、美味しそうです。
富喜製麺所といえば、この「麺の素晴らしさ」があります。
そして、改良に改良を重ねた「昆布水」がまたすごくいい感じです。
粘度のあるとろりとした昆布水ではなく、昆布の旨みを引き出した澄んだ出汁になっています。
麺もこの昆布水も冷たくなっています。
…
まずは、これをそのまま食べます。
つるつる~~~っと。
「ひゃ~、やっぱ、富喜製麺所の麺ってうまいぞ~~~!!!🤤」
ってなります。
その後、藻塩を入れて、塩昆布水味になった麺をつるつるっと。
「うおお~~、しょっぱい昆布麺に変わったぞ!!!」って。
しょっぱい昆布味の出汁で食べる絶品つるつる麺、、、
これ、油断していると、そのまま全部麺がなくなってしまうぞ、、、
で、こちらが、つけスープになります。
このスープがまた、もうホントにホントに美味しくて、、、😂
今の時代で、こういう魚粉系の味濃いめのガツンとくる魚介醤油スープ、なかなかないですよ…。
解説では「大勝軒系」って書いてありますが、そこに留まらないというか…。
この味で思い出すのは、…かつて大好きだった「やすべえ」のつけ麺の味?!
やすべえには卓上に「魚粉」が置いてあって、それをぐわっと入れて楽しむんです。
その魚粉が最初から散りばめられているのが、こちらのつけスープ。
で、僕的にはやっぱり「大勝軒」と「和屋」の中間くらいの味のスープかな、と。
…
昔は、こういうスープがすごく人気あったんですけど、、、
その後の濃厚豚骨魚介系~濃厚煮干し系~二郎系~家系ムーブメントの中で、こういう(それほど濃厚ではない、でも味はシャープでキレキレの)魚粉入りの濃い魚介醤油味のつけ麺って、ほとんど注目されなくなった気がします。
ですが、それは、つまりは「ブルーオーシャン」ってことになります。
他のお店がやっていない味をここで出している、ということにもなります。
あ、あと、チャーシューは、今回は刻みチャーシューがスープの中に沈んでいるスタイルになっています。うん、これでいいと思います! サイコロ型のチャーシューがゴロゴロ入っている方が、つけ麺にはいいんですよね。冷たいペラペラのチャーシューを食べるくらいなら、スープの底に沈んでアツアツのチャーシューの方がいい!!
麺はこんな感じです。
これが、本当に本当に素晴らしく美味しくて、、、😂
熊本から直送してもらっている超人気店&製麺所の麺であります。
このまま食べても美味しくて、、、
藻塩をかけて食べても美味しくて、
そして、魚介醤油つけスープに浸して食べて美味しくて、、、
麺の量もそこそこしっかりあるのに、あっという間になくなってしまいました。
これなら、大盛りにしても全然大丈夫だった、、、💦
本当に美味しい食べ物に出会うと、一瞬であっという間に消えてなくなるんですよね。
イマドキの濃厚なつけスープに慣れている人には、物足りなく感じるかもしれませんが、もともとはこういう味のつけ麺が多く食べられていたし、歳を重ねれば、こういう味が「ほっとする味」(一番食べたい味)になったりもします。
僕的には、もうこれ以上にない、大好きな味の「つけ麺」でありました!
もう一回くらいは、食べに行きたい!!!😂
***
というわけで、、、
千葉栄町の入口付近にある富喜製麺所千葉店の昆布水つけ蕎麦のレポでした!
昨年食べた鰹昆布つけそばよりも、はるかに凄いつけ麺になっていました。
昆布水自体も見直していて、また藻塩も加えていて、「進化」を感じましたね。
更に「その先」に行くために、更に更に改良して、来年もっと驚かせてほしいです。
個人的には…、「刻み玉ねぎ」ではなくて、「白ねぎ」(あるいは「青ねぎ」)の方がより刺激的な味になるんじゃないかなって思いました。刻み玉ねぎは(千葉のフリークとして・中年の男性として)とても歓迎してきたのですが、最近はもうどこも「玉ねぎ入り」になっていて、、、
それよりは、見た目も華やかで綺麗な白ねぎの方が「映える」んじゃないかな?って。
白ねぎトッピングって、ここのトッピングにもなっていますからね!
白ねぎ、青ねぎ、岩のり…
色んなトッピングがありますが、この昆布水つけ蕎麦には、華やかな白ねぎが合いそうだなって💖
ちなみに、ご飯モノはお昼にいっぱい出て、なくなっちゃっていたみたいです。
いいぞいいぞ! 富喜製麺所が人気店になってくれれば、それでよいのです。
それに、、、
これからも、現店長が頑張っている限り、しっかり応援しようと思います✨
うちの学生と変わらない年齢でありながら、1年間、店長という責務を全うしてきました。本当に凄いと思います。いろんなお客さんもいただろうし、これからもいるだろうし、色々とあると思いますが、まだまだ少数派の女性ラーメン職人として、新しい未来を、新しいラーメン界を創っていってほしいなって心から願います。
ホント、この世界って(ラーメン店に限らず飲食業界って)、男性中心社会になっているし、そこで女性が台頭することで、ホモソーシャル的な攻撃を強く受けるんですよね。
でも、ここは、今後「女性による女性のためのラーメン店」になる可能性をもっています。
「この場所」であるからこそ、女性たちがほっとできるような、女性たちが🍜の味にほっこりできるような、女性たちに(たとえどんな苦しいことがあろうとも)生きる力を与えるような、そんなラーメンを出してほしいなって思います。
…
昆布水も自宅で色々試してみようかな、、、
何これ?!?! スプレー式の昆布の水塩?!?!
こんなのもある、、、凄い、、、💦
根昆布をつかって「こんぶ水」もいいかも?!?!