ブルースカイⅢのブログ

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発信して行きます。今後とも、宜しくお願い致します。

【 伝 承 < 棚 田 編 > 】

2019-06-10 10:59:14 | 写真

おはようございます。

今日の投稿は、アジサイや睡蓮より先に

「伝承」と題してある棚田の風景を紹介します。

 

その棚田は、島根県西部の吉賀町にあります。

棚田の名前は、「大井谷棚田」と言いますが、

その特徴は・・・。

 

先ずは、早速ご覧頂きましょう!

 

*旧バージョンにてご覧になると、迫力ある

 風景が見れます。(◎_◎;)

 

【 伝 承 ① 】

    この「大井谷棚田」は、今から約600年前の

    室町時代から開墾され、現在に受け継がれて

    います。

    最盛期には、1000枚の棚田があったそうですが、

    今は600枚前後まで減っています。

    この険しい山間の棚田を伝承して行くことは、

    並大抵ではありません。

    近年は、棚田の保全と継承の為、オーナー制度

    を設けこれを活用しています。

 

    ご覧下さい!

    山頂近くから見える風景は、実に素晴らしいです。

    山の傾斜を上手く利用して棚田が造られていますが、

    昔の人は殆んど人力でここまで保存して来ました。

    その忍耐と努力に感服しました!<m(__)m>

   

 

 

 【 伝 承 ② 】

     この「大井谷棚田」の特徴は、これです!

     この石積みをよ~くご覧下さい。(◎_◎;)

     大小の石をよくここまで積み上げたものです。

     この棚田のずーっと下には、高津川があり

     ますが、これらの石はそこから運んだので

     しょうか・・・。

     この石積みは、写真①の下側の田んぼから

     このように続いていますが、その労力は

     計り知れません・・・。(◎_◎;)

 

     汗と涙で造られた「棚田米」は、新潟の

     魚沼産に負けないくらい美味しいとか!ヽ(^。^)ノ

     それは、土地と太陽と水とここに住む人達

     によって造られているからです。

     また、山から流れる水は、年中枯れること

     がないほど豊富で美味しいです。

 

     ここは、私にとって隠れたナイススポット

     です。(^O^)/

     



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14 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
の子さんへ (sei19hina86)
2019-06-11 20:02:34
今晩は!ブルースカイⅢです。
ハイッ!この「大井谷棚田」の特徴は、山の急斜面
にご覧のような石積みした棚田が連なっていること
です。
普通、棚田の畔は、土で出来ていますが、ここは
石垣です。
この石垣ですが、写真では全体の半分しか写って
いません。
全体を見ると、相当量な石が使われています。
これらの石は、山や川から運んだと思われますが、
それにしても物凄い労力です。
そこまでして、なぜこの地に棚田を造ったので
しょうか・・・。(不思議です!?(◎_◎;))

地元の人に聞くと、農作は物凄く大変らしいです。
機械も入らない小さな田んぼが点在しており、
つい近年まで牛を使っていたそうです。
でも、迫りくる高齢化の波には勝てず、泣く泣く
農作を止めた人がいるのが現状です。
恐らく、ここもいずれは山に帰ることでしょう。
伝承は、物凄く大変のようです。
いつも、コメント有難う御座います。
では、また。<m(__)m>
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Unknown (の子)
2019-06-11 15:34:07
すごい棚田ですね。
見事な石垣、だからこそ伝承できるんですね。
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mikeさんへ (sei19hina86)
2019-06-11 13:01:13
こんにちは!ブルースカイⅢです。
石積みの棚田にしたホントの理由は、分かりません
が恐らく急な斜面に田んぼを造るのに、土をいかに
残すかこれが大問題だったと思います。
これだけ急だと大雨が降ったら、土は流されて
しまうのではないでしょうか・・・。
それを補う為、石で畔を造ったと思います。
また、その石も山や川から簡単に手に入ったのでは。

山から石が出たとしても、これだけのもは一寸
無理かも知れません。
川から丸い物、四角な物それぞれを運んで、適度
に割って利用したのでは・・・。
石の数は、とても数え切れないほどあります。
まるで、石の壁みたいです。
いつも、コメント有難う御座います。
では、また。<m(__)m>
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鳥川イン子さんへ: (sei19hina86)
2019-06-11 12:47:35
こんにちは!ブルースカイⅢです。
この棚田ですが、なぜ石積みまでして作ったので
しょうか・・・。
もっと、傾斜もなだらかでいい処があったと思いま
すが・・・。
それは、恐らく山からの水が豊富にあったこと、
石垣を造る石が簡単に手に入ったこと、そして
南向きだったからではないでしょうか・・・。

ここへは、以前一年を通して通ったことがありま
すが、冬は雪がかなり降ってここから出掛ける
のも大変です。
最近は、どうか知りませんが、以前冬に訪れた時、
除雪車が出動していました。(◎_◎;)
この「大井谷棚田」は、四季を通して素晴らしい
所です。
また機会を見て四季の写真を紹介しましょう。
いつも、コメント有難う御座います。
では、また。<m(__)m>
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コタローさんへ (sei19hina86)
2019-06-11 12:32:59
こんにちは!ブルースカイⅢです。
ハイッ!ご覧頂いた風景は、ホントに素晴らしい
です。ヽ(^。^)ノ
棚田の上から見ても、また下から見ても想像を絶
する景色です。
ここで、農家をされていた方に聞きますと、この
棚田で稲を育てるのは凄く大変のようです。
近年までは、田んぼが狭いため牛を使って耕作して
いたそうで、また見物人が多く訪れるので、石垣の
草取りもしなければならないとか・・・。

私は、写真を撮るのみで住民の方の苦労も知りま
せんでしたが、とにかく農家は並大抵では出来
ないそうです。(◎_◎;)
でも、秋になり米が出来た時の充実感はなんとも
言えない!」と、言って居られました。
その一言に一寸安堵しました・・・。
いつも、コメント有難う御座います。
では、また。<m(__)m>
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hiro-sunさんへ (sei19hina86)
2019-06-11 12:17:39
こんにちは!ブルースカイⅢです。
この「大井谷棚田」は、最盛期には1000枚の棚田
がありましたが、現在では600枚前後のようです。
この写真は、以前のものですが写真展でもモノクロ
で石州和紙にプリントして展示ました。

石積みも下から見ると、ほんとに素晴らしいです。
このような棚田も珍しいと思います。
急な山の斜面に田んぼを造るのですから、石積みで
ないと強度的に無理だったのかも知れません。
その建設には、きっと穴太衆の手助けがあったと
思います。
一般の人間には、この石積みは決して出来なかった
でしょう・・・。

いつか、出掛けてみて下さい。
きっと、満足されます。ヽ(^。^)ノ
いつも、コメント有難う御座います。
では、また。<m(__)m>
返信する
石積みの棚田 (mike)
2019-06-11 08:56:51
ブルースカイⅢさん こんにちは。
モノクロの風景写真は時代も感じさせてとてもいいですね、、、
なるほど、石積み式の棚田なんですね。
私は棚田を多く見ていないのですが、石で補強しなければならない訳があったという事なんでしょうか、、、
でも、見たところよく川にある丸い石だけで造られた訳でも無い様にも見えますので、逆に「山の上から下ろしてきた」という事は無いのでしょうかね。 いずれにしても凄い事だと思います。
私の住む千葉県でも房総半島には棚田があるのですが、最近は急速に休耕地が増えていると聞きます。 農家の方の事情は察しますが何とも残念な事ではありますね。
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ブルースカイⅢさん こんにちは<(_ _)> (鳥川イン子)
2019-06-10 23:56:59
これを考えた人はスゴイです(^o^)
素晴らしい景色には理由があるんですね(*'▽')
ナイスナイス~
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Unknown (コタロー)
2019-06-10 21:59:04
素晴らしい風景ですねぇ。
少しずつ稲が育っていく風景も
楽しみです☆☆
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今晩は (hiro-sun)
2019-06-10 20:58:51
凄い枚数の棚田ですね、モノクロでノスタルジックな風景
が増しています。行ってみたい所の一つです。
石垣も下から見ると城の石組みに見えます。
たしかに山の斜面ですから重量がかかりますね
滋賀県 穴太衆の出番だったのかな
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お気楽奥様さんへ (sei19hina86)
2019-06-10 17:24:42
こんにちは!ブルースカイⅢです。
初のコメント有難う御座います。<m(__)m>

ハイッ!そうですねェ~!
棚田に来ると、ホントに癒されます。
これは、日本人だからこそ感じる風景がこの棚田
にあるからです。
棚田の休耕田は、こちらでも年々進んでいます。
これは、少子高齢化による後継者不足が深刻な
問題となって立ちふさがっています。
貴方が言われるように、寂しいことですがこの先
棚田はなくなると思います。
棚田を維持継承していくことは、物凄く大変ですが
是非残しておきたい原風景です。

フォロー&ポチッ!大変有難う御座います。
また、覗いみて下さい。
では、また。<m(__)m>
返信する
初めまして (お気楽奥様)
2019-06-10 14:32:01
棚田の風景はいいですね。
日本の原風景じゃないかと。

その棚田を継ぐ人が年々少なくなっているそうです。
その内に日本から棚田がなくなってしまう日が訪れるかもしれません。
ずっと残しておきたい風景ですけどねぇ

素晴らしい風景をありがとうございます
次もまた見せて頂きたいのでフォローにポチして帰ります
返信する
じゅんぞうさんへ (sei19hina86)
2019-06-10 14:05:06
こんにちは!ブルースカイⅢです。
そうですッ!昔の人は、物がないので如何に山を
利用するか、皆で考えたでしょう。
さらに、この棚田を形成する石積みの石を運ぶのに
、牛や馬を使ったのでしょうが、川から運んだと
するともの凄いことです。
また、この石積みを見ると、恐らく城の石垣を造る
集団が手伝ったのではないかと思います。

この石積みも時々崩れたりします。
それをまた修復する技術も恐らく伝承したのでは
ないでしょうか・・・。
あぜ道を態々曲がりくねったようにしたとは、これ
また昔の人は頭がいいですねッ!ヽ(^。^)ノ

この景観をいつまで伝承して行って欲しいです。
いつも、コメント有難う御座います。
では、また。<m(__)m>
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Unknown (じゅんぞう)
2019-06-10 12:43:42
ブルースカイⅢさん

すごい棚田ですね。
昔の人って尊敬します。
きっと現代人より優れている部分って沢山ありそうですよね。
直線垂直に整地されてない曲がりくねった畦道は、年貢の検地時に農民に有利になるようにわざと作ったと中学生の時に習いました。
写真の棚田は傾斜を上手に利用してますので
対象外なのでしょうが…
素晴らしい景色です。
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