Balcony Days

もうしばらくは香港暮らし

強くなる

2009-06-03 23:38:11 | 日常
日曜日からお腹が痛いと言っていた娘 月曜火曜と学校を休んで寝てました

ワタシも開腹手術の後遺症のようなもので疲れが溜まったり食べ方を間違ったりすると

腸が軽い癒着を起こしてそれはそれはたいそうな痛さなのですがその感じととても似ていたので

2日もすれば治ると思っていたのですが飲まず食わずで横になったままただただ痛がり続ける娘に

さすがに異常さを感じて火曜日に仕事から戻ってパブリックの救急に連れて行きました

熱はないと思っていたのですが38度ほどあってそれはそれお約束どおりに新型インフルエンザを疑われて隔離されて

1時間くらい待たされて受診 新型の疑いは消えたものの

「お腹に腫瘍があって破裂したら大変だから内臓いっこ摘出しますよ」

あれよあれよの間に娘は入院患者用のパジャマを着せられて。。。引き離されて。。。

「ちゃんと診察もしないでそんなこと決められないよ オペが必要なら連れて帰る 日本でする」

その旨ドクターに話すと

「非常に危険な状態です」 って

時間はもう11時を回っているのに緊急だからって検査を続けて全くなんにも説明なし

この病院が信用できるのか。。。これじゃ変な映画みたいじゃない。。。

非常識は承知の上でオットのお弟子さんだったチェコ人のドクターに電話してもらう

もう2年以上まえ夕食会にお誘いいただいたのをこちらの都合でお断りしたまま

連絡もしていなかったのに娘の事情を聞いた後 病院の名前を聞かれ ピークのご自宅から駆けつけて下さいました

ドクターは奥様の方で娘の英語の先生でもありました

2分だけ親と会って来ていいよと言われ娘が出て来たのとダナさんと旦那様がエレベーターから降りてくるのが一緒で

彼女の顔を見るなり娘はぼろぼろと涙をこぼして親なんかより信頼できる彼女の話を頷いて聞いていました

これはそれほどめずらしい疾病ではないこと 飛行機に乗るのは気圧の関係で危険なこと

あなたが望むなら転院は可能だけどこの病院のレベルは高いこと

これから自分がドクターと話をするから心配しないで大丈夫だと言うこと

ワタシたちにもそう話してくれてドクターと原因から現状そして今後の予定を聞いてくれて

2時過ぎに帰られました

ワタシたちは助けられるばかりで溺れそうになりながら泳いでいる毎日です