感謝

今回の帰国の目的は免許の更新ですがまあそれは事務的なものに過ぎず

あとは父と母とそれぞれの友だちと会うこと

親族の墓参 そして 靖国参拝

どうしてもお参りしてお礼を言いたい方がいて娘と二人でそれを果たせる機会なんて

これからもあるかわからないし

叔母も付き合ってくれて三人で参拝して来ました




いろんな考え方があるんだろうけど愛国心は右ではなく真ん中です

日本を護ってくれたすべての御霊に感謝

日本人に生まれて来られたことに感謝



待望の海軍カレーと海軍珈琲をいただきながらゆったりとした時間を過ごしました

祈り

実家に二晩泊り オットの両親・ワタシの祖父母・仲人をしていただいたオットの叔母夫妻の

菩提寺をお参りして同じ町内にあるオットの祖父母の墓参をと思ったのですが

「この先だよ～ 隣にお稲荷さんがあるんだよ」

「うんうん」

「あれれ。。。っと。。。も一回ね」

路地の道順を変え何度走っても行き着かない

そのあとに予定が入っていたので断念して帰ったのですが

ぼけたんかなあ。。。

ぜんぜん違うとこを走っていたんですね ほんと有り得ないんですけど。。。

「よっぽど来て欲しくなかったんだ」 と娘には言われたけど

そのあと帰港するまで泊めていただいたオットの叔母は

「そんなこと思うはずないわよ～ きっとおばあさんたちのお墓へ向かうと良くないことが
起こったかもしれないんじゃない？ 途中で」

と 思っていたことを言われました

こういうことはすべて良いほうにとりたいです

そんなで全部は果たせないまま 高速バスで叔母のとこへ

二年前に叔父を亡くしてから一人暮らしをしている叔母はオットの母の一番下の妹さんで

ワタシと一回りくらいしか変わらない若い叔母です

子どものいない叔母夫婦は娘の誕生をとても喜んでくれて三歳の七五三には鎌倉の鶴岡八幡宮でご祈祷してくれて

ワタシが入院した時には二か月近く娘を預かってくれた若いけど母のような存在です

定年後も会社に残れたそうで現役のＯＬさん 忙しいところへお邪魔してきました

叔父が亡くなった時 うちは会社がつぶれた頃で葬儀にも帰れず今回が初めてのお参りでした

ワタシ自身がもうそういう年齢なんだということですが別ればかりが増えていきます

帰って来たよ

春には池の端にぐるりと桜が満開になる ワタシたちの故郷にある懐かしいカフェ

池の向こう側を走りながらお店を見ると白いタンクに赤いフレームのオートバイが停まっている

カウンターにちょっと斜めに座る癖のあるシルエットを探しながら

スピードを落として走る

愛しい時間だった

ワタシたちの結婚は祝福されていたけれど反対もされていて

それなりに苦しい日々もあり そんな頃に待ち合わせた懐かしいお店です

娘が生まれてすぐに行ったのが最後だから２１年は経っている。。。

変わっていたらいやだなあと思いながら二人で行ってみました

ドアを開けると変わらない笑顔で迎えてくれたオーナーご夫妻でしたが

オーダーを終えて

「お久し振りです」 と声をかけるとオーナー氏

「。。。だよねえ 久し振りだよね 久し振りなんだけど思い出せないんだよね」 と

奥様とニコニコと頷きあっている

名乗るとすぐにわかってくれたけどやっぱしオットの兄の元カノのひとりと思われる始末。。。

「もてたからさあ」 って失礼だろうよ。。。オットに 笑

いやいやいや

弟のほうですというと

「じゃあ こちらは娘さん？」 と驚かれる

無理もない

四半世紀近くが過ぎたんだもの

娘はオーナー氏に赤ちゃんの時抱っこしてもらったけどあの頃小学生だったカフェの

一人娘のあやちゃんは先日ママになったそう


次の春にも池端は満開の桜に彩られるんだろう

ただいま日本・ただいま香港

免許証の更新のため一時帰国していました

一週間の日程での格安プロモーション中ということでちょうど学校がお休みの

娘と二人で４年振りの日本でした

更新には帰らなきゃならないんですが今回は帰りたくなくて。。。

どうせ痩せたとか大丈夫なのかとか大事にしなさいとか 言われるわけだし。。。

だいいち 会うたび年老いていく親とどうであれ今生の別れをして機上の人となるわけだし。。。

なんだかなあと毎度毎度気の重い帰国です

とは言え ４年振り

娘は大人になって初めての帰国

両親に会って両家のお墓参りしてお互いに友達と会ってと

千葉と東京をバタバタと駆け回って来ました

寒かった

美味しかった

楽しかった

ほかに言うことはないのかってね そんな一週間でした