シニア担当のYokoです。
自宅のベランダに長年連れ添っている(家族のようなものなので)シクラメンがやっと咲きました。
年末に出る安い鉢植えを数年に分けて買い続け、今は大きなプランターが3つになっています。
もう6年位でしょうか。一時ひどく病気になって心配した事もあったのですが、
自分のペースで育っています。
私がしている事と言えば、水やりと声かけくらい。。あはは。
この子が咲くと、なんだかいつもほっとします。親としての責任でも果たしている感じとでもいいましょうか。
私は現在シニア向けだけでなく、キッズ(幼児)のアートワークの現場もやっています。
年齢は異なりますが、ワークを考えるときシニアの体験が多いに役立っています。
逆に言うと、キッズ(特に幼児)を体験している事でシニアの現場に活かす事が出来るとも言えます。
今週行われるキッズのワークを同じ現場のファシリテーターのちゃいさんと打ち合わせをしていた時の事。
雪(綿)で遊ぶワークを考えてました。
ちゃい:「雪にお絵描きしたら楽しそうだよね~」
Yoko : 「うわーやりたい!色がついてどんどん春になっていく感じだよねぇ~」
ちゃい:「でもそれが何?って感じかなぁ?」
Yoko :「じゃ最後に切り取ってお花でも飾ろうか。ほら!春が来たよぉ~みたいなぁ感じで」
これでワークの90%は二人の中で成立しています。
お互いのワークの意図、そしてイメージが会話を通して共有出来ているからです。(互いをよく知る長年の付き合いっていうのもありますが)
具体的な道具や材料 流れなどはもちろん異なりますが、この会話にシニアとキッズ両方のワークが出来ているのです。
シニアのみなさんにはプロセスを味わって頂いた後、何を作ったのか?というものを形にすることで
自分の作品としても、この時間が何だったのか?という事も理解して頂く必要があります。
ですので、先ほどの会話だと「春が来たよぉ~」の部分をしっかりと味わう事が出来る仕上げが必要になるのです。
仮に雪に絵を描くとしても、春をイメージする色も異なるでしょうし、自分にとって春とは何か?をよりイメージし
それに見合う何か(例えば花など)を選び仕上げて行く事で、より季節を理解し、視覚から心の刺激をする事が出来るのです。
そこにその人らしさの色使い、バランスなどが表現されます。
ただ「雪にお絵描きしましたね」では、「だから何?」となってしまうのです。
ありませんか?私たちにも普段の生活で。何かやったけれど得られない満足感。「だから何?」という事。
でもキッズは違います。
幼児達はまだまだ発散です。
正直「春が来たぁ~」なんて事を考えながら過ごしていないでしょう。
だって生まれてからまだ春を2回か3回位 しかも記憶にあるのは春という全体ではなく、チューリップとかちょうちょとか。。
ですので、先ほどの会話だと「春が来たよぉ~」は省きます。
春が来たなんてしったこっちゃない!おやつ食べたい!遊びたい!が重要な毎日でしょう。(乱暴な言い方ですね。あはは)
「雪にお絵描き」
綿という素材をたくさん投げたりくるまったりして遊び回り、更にそこに色がついちゃう!
しかもここでは自分が好きな色をたくさんたくさん使っても良い!
これだけで十分に心を刺激し、イメージ力を養う事が出来るのです。
ここで最後に「じゃぁ~最後にお花を乗せて春に仕上げて行こうね」は、大人側の満足になります。
その方が作品として見栄えがよくなる可能性があるからです。
(もちろんワークの狙いが春を味わうなどでしたら、別ですよ)
幼児達にとって大切なのはまだ仕上げではなく、たくさん発散しながら工夫をしたりする事を味わい
「こんな事したらこうなっちゃった~」というおもしろさや喜び発見をアートを通して心を刺激し
体験を積んで行く事なのだと思います。
ありませんか?私たちの普段の生活の中で。なんでもないんだけれど何だか夢中になっちゃって楽しかった~って事。
シニアは「いつまでも自分らしく」
キッズは「自分らしさを養っていく」
だと、私は思っています。
もちろんややシニア寄りなお年頃ではありますが、
私自身もその両方を今もワークを通して、また日常生活で「自分らしさ」を大切にしつつ、
その枠に収まる事無く、まだまだ自分が知らない「自分らしさを養って」育っている最中だといつもいつも感じます。
人生の先輩のシニアのみなさんも「あらこんなの作っちゃったわ~あはは」なんて所を見ると、
まだ知らない自分の中の表現していない自分らしさと出会って行く事は人間の永遠の喜びなのだと思います。
シニアとキッズ 両方やるといいんだけれどなぁ~
みんなもっとやらないかなぁ~(特にシニア) と、ひっそりつぶやいておきましょう。
我が家のシクラメンはのんびりさんです。
やっと一つ咲いた所
満開になるのは、毎年5月頃です。
シクラメンの開花時期は12月~3月なのだそうです。
なんとなくずれてます。(笑)
でもいいじゃないですか。いつ咲いたって。
お花もわたしも。
そしてあなたも。
自宅のベランダに長年連れ添っている(家族のようなものなので)シクラメンがやっと咲きました。
年末に出る安い鉢植えを数年に分けて買い続け、今は大きなプランターが3つになっています。
もう6年位でしょうか。一時ひどく病気になって心配した事もあったのですが、
自分のペースで育っています。
私がしている事と言えば、水やりと声かけくらい。。あはは。
この子が咲くと、なんだかいつもほっとします。親としての責任でも果たしている感じとでもいいましょうか。
私は現在シニア向けだけでなく、キッズ(幼児)のアートワークの現場もやっています。
年齢は異なりますが、ワークを考えるときシニアの体験が多いに役立っています。
逆に言うと、キッズ(特に幼児)を体験している事でシニアの現場に活かす事が出来るとも言えます。
今週行われるキッズのワークを同じ現場のファシリテーターのちゃいさんと打ち合わせをしていた時の事。
雪(綿)で遊ぶワークを考えてました。
ちゃい:「雪にお絵描きしたら楽しそうだよね~」
Yoko : 「うわーやりたい!色がついてどんどん春になっていく感じだよねぇ~」
ちゃい:「でもそれが何?って感じかなぁ?」
Yoko :「じゃ最後に切り取ってお花でも飾ろうか。ほら!春が来たよぉ~みたいなぁ感じで」
これでワークの90%は二人の中で成立しています。
お互いのワークの意図、そしてイメージが会話を通して共有出来ているからです。(互いをよく知る長年の付き合いっていうのもありますが)
具体的な道具や材料 流れなどはもちろん異なりますが、この会話にシニアとキッズ両方のワークが出来ているのです。
シニアのみなさんにはプロセスを味わって頂いた後、何を作ったのか?というものを形にすることで
自分の作品としても、この時間が何だったのか?という事も理解して頂く必要があります。
ですので、先ほどの会話だと「春が来たよぉ~」の部分をしっかりと味わう事が出来る仕上げが必要になるのです。
仮に雪に絵を描くとしても、春をイメージする色も異なるでしょうし、自分にとって春とは何か?をよりイメージし
それに見合う何か(例えば花など)を選び仕上げて行く事で、より季節を理解し、視覚から心の刺激をする事が出来るのです。
そこにその人らしさの色使い、バランスなどが表現されます。
ただ「雪にお絵描きしましたね」では、「だから何?」となってしまうのです。
ありませんか?私たちにも普段の生活で。何かやったけれど得られない満足感。「だから何?」という事。
でもキッズは違います。
幼児達はまだまだ発散です。
正直「春が来たぁ~」なんて事を考えながら過ごしていないでしょう。
だって生まれてからまだ春を2回か3回位 しかも記憶にあるのは春という全体ではなく、チューリップとかちょうちょとか。。
ですので、先ほどの会話だと「春が来たよぉ~」は省きます。
春が来たなんてしったこっちゃない!おやつ食べたい!遊びたい!が重要な毎日でしょう。(乱暴な言い方ですね。あはは)
「雪にお絵描き」
綿という素材をたくさん投げたりくるまったりして遊び回り、更にそこに色がついちゃう!
しかもここでは自分が好きな色をたくさんたくさん使っても良い!
これだけで十分に心を刺激し、イメージ力を養う事が出来るのです。
ここで最後に「じゃぁ~最後にお花を乗せて春に仕上げて行こうね」は、大人側の満足になります。
その方が作品として見栄えがよくなる可能性があるからです。
(もちろんワークの狙いが春を味わうなどでしたら、別ですよ)
幼児達にとって大切なのはまだ仕上げではなく、たくさん発散しながら工夫をしたりする事を味わい
「こんな事したらこうなっちゃった~」というおもしろさや喜び発見をアートを通して心を刺激し
体験を積んで行く事なのだと思います。
ありませんか?私たちの普段の生活の中で。なんでもないんだけれど何だか夢中になっちゃって楽しかった~って事。
シニアは「いつまでも自分らしく」
キッズは「自分らしさを養っていく」
だと、私は思っています。
もちろんややシニア寄りなお年頃ではありますが、
私自身もその両方を今もワークを通して、また日常生活で「自分らしさ」を大切にしつつ、
その枠に収まる事無く、まだまだ自分が知らない「自分らしさを養って」育っている最中だといつもいつも感じます。
人生の先輩のシニアのみなさんも「あらこんなの作っちゃったわ~あはは」なんて所を見ると、
まだ知らない自分の中の表現していない自分らしさと出会って行く事は人間の永遠の喜びなのだと思います。
シニアとキッズ 両方やるといいんだけれどなぁ~
みんなもっとやらないかなぁ~(特にシニア) と、ひっそりつぶやいておきましょう。
我が家のシクラメンはのんびりさんです。
やっと一つ咲いた所
満開になるのは、毎年5月頃です。
シクラメンの開花時期は12月~3月なのだそうです。
なんとなくずれてます。(笑)
でもいいじゃないですか。いつ咲いたって。
お花もわたしも。
そしてあなたも。
いえいえ、脳に学ばせる事よりもまずはたくさん体験して
感じてみる事をお勧めします。
そうすれば、おのずと脳が整理してくれると思いますよ。
(た・ぶ・ん)