令和５年８月２７日に開催された「第３５回わらじで歩こう七ヶ宿」の様子をご紹介します。
このイベントは、奥羽１３大名の参勤交代路、出羽三山詣りの旅人や商人等でにぎわっていた山中七ヶ宿街道を「わらじ」を履いて１１㎞の道のりを七ヶ宿の美しい自然や地元の人と触れ合いながら歩くというものです。（わらじは希望者のみ）
七ヶ宿町の一大イベントで、毎年多くの方が参加されますが、今年は県内外からおよそ４６０人の方が参加したそうです！当所の職員もおそろいのＴシャツを着て張り切って参加しました。
開会式では、片倉鉄砲隊の演武や地元の太鼓演奏などが行われました。
巨大な大わらじの登場！
さあ、出発です！
大わらじを担ぐ方に続き、小学生さん達や白石高校生、ベガルタ仙台の関係者の皆さん、一般参加の子どもから大人まで、中には昔の旅人やマリオの仮装をしている方などもいて、続々スタートしていきます。
暑さが心配されましたが、この日は少し気温が低く、気持ちよい風が吹き、自然の中を歩くのにちょうどよい気候に恵まれました(^^)
出発地の七ヶ宿スキー場から国道まで下っていきます。
国道を横断し、山中七ヶ宿街道に入ります。
流れる川を眺めながら、周囲の山々の緑や青空が美しく、本当に気持ちの良いウォーキングでした。
道の途中、こんな美しい場所も！
そば畑は白い花が満開でとても綺麗でした。花が咲き終わった後、収穫し、七ヶ宿のお蕎麦屋さんで新そばとして提供されます。
草履を履き替えて旅人達の休憩場となっていた「親子松」。
七ヶ宿街道の利用者が道中安全を祈願して庚申塔と呼ばれる石碑が建てられ、巨大な大わらじが奉納されています。
休憩ポイントでは、冷たいお茶や甘酒、スイカやキュウリの漬物などが振舞わまれ、地元のお母さん達が笑顔で参加者に声を掛けてくれていました。
ゴールまでもう少しの地点で、お楽しみの「イワナ焼き」！
大自然の中で美味しくいただきました(*^^*)
ゴール地点では地元の関係者の皆さんが１１kmの道のりを歩いた参加者を温かく迎えて待っていてくれました。
ゴール受付では完全踏破の証を頂きました。
ゴール後はバスで出発地点のスキー場まで送っていただき、昼過ぎ頃に流れ解散となりました。
帰りの道中、国道沿いのお蕎麦屋さんや道の駅はどこも多くの方で賑わっていて町全体がとても活気に溢れていました。
このイベントをきっかけに多くの方が七ヶ宿の自然や町、人の魅力を感じられた事と思います。
とっても素敵なイベントに参加することが出来、参加した職員一同、１１kmの道のりを完歩した達成感を感じたことと併せて、七ヶ宿の魅力を再発見しました。
来年以降も是非多くの方にこのイベントにご参加いただければと思います。
その他周辺情報等 
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仙南地域の郷土料理 おくずかけ
地方振興部 Ｙ．Ｋ
