宮城県では昭和44年度から冬鳥であるガンカモ類の生息数調査を行っています。
調査は11月(飛来初期),1月(飛来最盛期),3月(渡去期)の年3回で,このうち1月の飛来最盛期の調査は全国一斉に行われます。
全国調査の結果は環境省がとりまとめを行い,野生生物保護行政に必要な資料となります。
宮城県内の調査箇所は約500箇所(海域も含む)で,そのうち大河原管内(2市7町)では約80箇所で調査を行いました。
※前回(11月)調査結果はこちら
↑ 白石市鹿ノ子沼にて撮影(2016.1.14)
1月14日に行われた「飛来最盛期」の調査では,大河原管内で
・オオハクチョウ 630 羽 (平成27年1月調査時1,309羽)
・コハクチョウ 20 羽(46羽)
◎白鳥類 計650 羽(1,355羽)
・オシドリ 23 羽(26羽)
・マガモ 1,300 羽(1,762羽)
・カルガモ 762 羽(1,260羽)
・コガモ 240 羽(310羽)
・オナガガモ 890 羽(1,791羽)
・キンクロハジロ 166 羽(126羽) etc
◎カモ類 計3,557 羽(5,642羽)
合計4,027羽(6,997羽)が確認されました
県全体では前年より約3万羽少なく,暖冬の影響により南下が遅れているようです。
詳しく知りたい方は宮城県環境生活部自然保護課HPをご覧下さい。
次回調査は平成28年3月14日に行われる予定です。
コハクチョウ
林業振興部