仙南地域情報ブログ「見てイガイん!仙南の魅力」

宮城県仙南地域の魅力を発信していきます。

アフリカのマラウイ国のかんがい技術者に研修を実施しました!

2015年07月30日 | その他諸々

 7月27日、マラウイ国のかんがい技術者4名を対象にかんがい技術者としての能力向上を目指しての研修を行いました。

 大河原地方振興事務所に到着した研修生は当事務所長を表敬訪問し、日本食やフットサルの話で盛り上がりました。

【表敬訪問する研修生】

 その後、『よりよい整備計画を目指して~地域住民とともに作る計画』の講義を受け、実際に計画立案の手法のひとつであるワークショップを実践しました。管内事例を基に農家・地域住民・子供・行政の役になりきって(ロールプレーイング)、ワークショップに挑戦です!

【アイスブレークで顔じゃんけん】

 初対面同士の緊張をほぐすためにアイスブレークを行い、マラウイでは、じゃんけんの概念がないようでしたが、顔じゃんけんで盛り上がりました。

【グループワーク】

 カードを用いて水路整備に係る意見やアイディアを出し合い、それをグルーピングして論理的に問題点や良い点を整序し、『水路整備構想のイメージ』を作成しました。

【発表】

 ワークショップで生み出した『水路整備構想』を県職員役になったリンバニ団長から発表してもらいました。

 お昼は、柴田町の農村レストラン『縄文の幸』で夏野菜たっぷりのランチを頂きました。農村レストラン初!の外国からのお客様だったようですが、研修生はぺろりと美味しく食べました。そして、農村レストランがある上川名地区の集落活動について『人生の楽園』にも出演された加藤氏からお話を伺いました。

【農村レストラン】

 箸を上手に使って、美味しく食べていました。

 【夏野菜をふんだんに使用した郷土料理】

 今回は、研修生に「ずんだ餅」を食べてもらいたいとのことで特別に作って頂きました。

 ●メニュー●

 柴田町の特産品である「ゆず寒天」、夏野菜の天ぷら、お母さんの煮付け、酢豚、きゅうりの酢の物、コリンキーときゅうりの漬け物、おかひじき、ズッキーニのお味噌汁、舞茸おこわ

 【農村レストランのお母さんと加藤氏と一緒に】

 研修生は「Good place! Good food!」と賞賛していました。

 最後は、大河原管内のかんがい施設の現地調査を行いました。特に蔵王町の疣岩(いぼいわ)円筒分水工には興味津々だったようです。

【疣岩円筒分水工】

 分水工の真ん中から吹き出た水が、円の円周の長さで澄川用水路に70%、黒沢尻用水路に30%に自然に分水して流れるように設定されている分水工です。水分配が目に見えて公平に行われるので、水争いが生じず有効な分水方法として価値の高い施設となっています。

 ぜひ、マラウイ国でも大河原管内で研修したことを活かして、地域の声を取り入れた魅力ある農村整備に取り組んでいって欲しいと思います。

 【参考】

 ・マラウイ国農業水利人材育成支援事業 → http://www.pref.miyagi.jp/soshiki/nosonshin/miyagi-nn-international.html

 ・昨年の研修の様子 → http://www.pref.miyagi.jp/soshiki/oksgsin-ns/marauikokukennsyuu.html

 

農業農村整備部 AK

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第21回仙南地域和牛共進会が開催されました

2015年07月29日 | 仙南の畜産業

7月8日(水)、和牛界の美人コンテストこと和牛共進会が仙南地域で開催されました。

当日は暑い中、多くの農家の方々とたくさん牛が一同に介し、熱い?戦いを繰り広げました(実際に戦うわけではありませんが・・・)。

 

牛同士の戦いだけでなく、農家の奥様方や柴田農林高等学校の学生たちによる診査協議も行われ、大いに盛り上がりました。

今回の共進会で上位入賞を果たした牛たちは9月に開催される宮城県総合畜産共進会に進みます。

 

2年後には夢メッセみやぎを会場に全国和牛能力共進会が開催されます。

読者の皆さんにもぜひ和牛に興味をもってもらえればと思います。

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みやぎ児童・生徒「木工工作」コンクール開催!!

2015年07月21日 | 仙南の林業

今年度も宮城木材文化ホール運営委員会が主催する「みやぎ児童・生徒木工工作コンクール」が開催されます

 本コンクールは,かけがえのない森林を後世に引き継ぎ,次代を担う子供たちに身近な森林・木材の良さを知ってもらうことを趣旨・目的として行われるものです

 昨年,当管内では17作品の出展があり,所内選考の結果,県の本審査に7作品を搬入したところ県の教育長賞等を受賞することができました

 応募資格が,小学校及び特別支援学校の児童・生徒に限られること及び応募締切が9月上旬に設定されることから夏休み期間中に作品の作成に取り組む必要があります

 是非,趣旨に御賛同いただき,お子さんやお孫さん等に広く出展を勧めていただきますようお願い致します

 なお,県の本審査に選考された作品については,追って仙台市内等で開催される展示会等で飾られることになります

 奮ってご参加下さい

 過去の出品作品

 

〈コンクールについて〉

作品の取りまとめは8月下旬頃までに各小学校等で行います。その後、9月4日(金)までに県大河原地方振興事務所に作品を提出していただき,所内の選考を経て,本審査へと進みます。※作品の返却は本審査後、11月16日(月)以降となります。

〈本審査〉

日時:11月10日(火)~11月14日(土)16:00まで

場所:東北電力グリーンプラザ

※期間中は本審査の全作品を展示 最終日14日には優秀作品の表彰式も行われます

 

 

 

みやぎ木工工作コンクールは,「みやぎの木づかい運動」の一環として行っています

林業振興部 H・W

 

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七ヶ宿町でヨモギ刈り活動を行いました

2015年07月16日 | 仙南の農業

 平成27年6月14日、七ヶ宿町干(ひ)蒲(かば)地区にて、ヨモギを刈り取るお手伝いをしました。当日は仙台市内の大学生を中心に、大勢の方々に参加していただき、総勢47名になりました。

 干(ひ)蒲(かば)集落は、高齢化や過疎化が進んでおり、農業者の減少により耕作放棄地が拡大していることから、県が中山間地域支援活動の一つとして、平成25年度より、ボランティアを募り、集落活動支援を実施しています。本地区ではサルやイノシシによる鳥獣被害もあり、地元農家の皆さんは、大変苦労して、農業を続けていますが、管理がしやすく鳥獣被害も少ないヨモギを栽培は、耕作放棄地の発生防止に役立っています。刈り取ったヨモギは、専門業者に買い取られ、和菓子やパン作りなどに使われます。

 当日の朝方はあいにくの空模様でしたが、ヨモギ畑に着く頃にはすっかり青空が広がり、30℃に迫ろうかという炎天下となっていました。参加者の方々は、現地スタッフの指導を受けながら作業を行い、うだるような蒸し暑さの中、忍び寄る虫に悪戦苦闘し、刈り取り作業に精を出していました。

 お昼は、持参した弁当を食べながら参加者と現地スタッフとの交流会がはじまりました。全員が自己紹介を済ませた後、数グループにわかれ、地域おこし協力隊員やスタッフへの質問タイムを設けたところ、現地の暮らしに興味津々の参加者からたくさんの質問がありましたが、スタッフはひとつ一つ丁寧に応え、とても賑やかな雰囲気の交流会となりました。

【刈り取りの様子】

【地域おこし協力隊員の方との交流の様子】

 交流会が終わり、午後の作業が始まりましたが、午前中の作業でコツを掴んだ様子で、刈り取りのペースが上がり、終わってみると約581㎏もヨモギを収穫することが出来ました。ちなみに、昨年度は約370㎏だったので大幅な収穫量アップとなりました。

 作業終了後、公民館で簡単なアンケートに協力していただいた後、解散となりました。

 希望者は白石川の源流である「鏡清水」等の見学も行いました。

 参加者の方々は、ほどよい疲労感と爽やかな汗に包まれながら、どこか名残惜しさを感じさせる顔つきで、家路についていました。

 

【鏡清水】

 後日アンケートの結果を集計したところ、回答をいただいた29名の方、ほぼ全員から、また参加したいという意見をいただきました。参加者の方々に活動の趣旨をご理解いただいたものと思います。また、今回の活動をきっかけにして、都市部との交流が深まり、中山間地域の魅力が広く伝わって行くことを願うものであります。

農業農村整備部 AK

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これは何でしょうかシリーズ(第2回)。

2015年07月10日 | 仙南の農業

この白い花は,ある野菜の花です。さて,その野菜は何でしょう。

 

 

 

答えは,ピーマンです。

 

 

JAみやぎ仙南では,ピーマンの生産拡大を推進しています。

 

これは何でしょうかシリーズでは,大河原管内の農業に関することを紹介していきます。

次回は何が登場するかお楽しみに(次回7月下旬予定)

 

農業振興部 MT

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