仙南地域情報ブログ「見てイガイん!仙南の魅力」

宮城県仙南地域の魅力を発信していきます。

和牛のオリンピック

2014年03月26日 | 仙南の畜産業

みなさんは本物の牛を間近で見たことがありますか?

日本各地に牛とふれあうことを目的とした牧場などがたくさんありますので、見たことある人、触ったことがある人もたくさんいると思います。

私は現在、畜産系の仕事に就いてますが、大学時代まで間近で牛というものを触れたこともなければ見たこともありませんでした

はじめて間近に牛を見たときはその大きさに驚いた記憶があります(子牛は小さくてすごくかわいいです

さて、そんな牛ですが、和牛業界のオリンピックと呼ばれるイベントがあるのはご存じでしょうか?

その名も「全国和牛能力共進会」!!

5年に一度開催され、日本一の和牛(黒毛和牛)を決めるイベントで、なんと次回の平成29年大会の会場が宮城県なのです!!

前回、平成24年に長崎県で開催された際には40万人以上の来場者があったということからもそのすごさがわかります

宮城大会で11回目を迎えますが、1回目はなんと1966年という長い歴史をもった大会です。

仙南では昨年、丸森産の和牛「仁美桜(ひとみざくら)」が県の基幹種雄牛に選ばれました。仙南地域から基幹種雄牛が選ばれるのははじめてのことで、和牛改良への熱意,大会での入賞への意欲がますます高まっています

宮城県では生産者が飼養する能力が高い母牛約300頭をエリート集団として認定し,その母牛から生まれた子牛を種雄牛候補として選抜します。基幹種雄牛はその中から年間に1,2頭のみが選ばれるとても優秀な牛で,認定までは交配から6年という長い歳月を要します。

先日開催された仙南地域畜産講演会では、80人以上もの参加者があり、皆の意気込みの高さが感じられました。

                               「3年後に向けて、頑張るぞ、おーー!!」


  畜振部 K

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お気に入りのパン屋を紹介します

2014年03月18日 | グルメ情報

こんにちは

最近だんだんと日が延びて,春の訪れを感じますね

しかし春気分もつかの間,週末は気温が低くなるそうですので,風邪等ひかぬよう注意してくださいね

 

さて,今回のブログはグルメ紹介!

昨年からパン屋とカフェ巡りが趣味になり,☆kg体重増の私が,お気に入りのパン屋の1店を紹介します!

 

店名:まっかむん

場所:宮城県柴田郡大河原町字中島町8-15 (法務局の近くにあります)

天然酵母の手作りパンが食べられます。おいしく,かつ優しい味がするパンです。もっちりしていて食べ応えも満点です

価格も優しく,ついたくさん購入してしまいます

 

写真は右:紅茶パン 左:カレーパンです

みなさんもぜひぜひ食べてみてくださいね

 

今後も仙南地域のおいしいもの情報を始めとして,様々な仙南の魅力を伝えていくので,ブログのチェックと応援をよろしくお願いします

(農業振興部 I)

 

 

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仙南の魅力を写真で!

2014年03月13日 | みやぎ蔵王三十六景

今回は,「みやぎ蔵王三十六景フォトコンテスト」について紹介します。

みやぎ蔵王三十六景をはじめとする美しい景観,地域の伝統行事や食文化といった仙南地域ならではの魅力を,写真を通して広く紹介するためにコンテストが開催されました。

3年ぶり3回目の開催で,今回のテーマは「仙南地域の美しい景観・伝統行事・食文化」。県内外から275点(113名)の作品をご応募いただきました。
多くの力作の中から,最優秀賞に木村洋介さん(石巻市)の「刈田岳より銀河を望む」が選ばれました!

入賞作品全20点は,宮城県大河原地方振興事務所のホームページで紹介しています!

また,これら入賞作品の展示会を,仙台や仙南各地で開催しています。
現在は,七十七銀行本店1階(仙台市青葉区中央3-3-20)に展示しています。

仙南の魅力を見事に表現した写真の数々を是非ご覧ください!

 (地方振興部 O.K)

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仙南の美味しいきのこ食べてみてください!

2014年03月03日 | 地域の食材情報

毎日寒い日が続いていますが、皆さんお元気にお過ごしですか?

こう毎日寒いと,夜はやはり鍋物が恋しくなりますね~。

鍋といえば,寄せ鍋,水炊き,みぞれ鍋,チゲ鍋,しゃぶしゃぶ,カレー鍋など各家庭のお好みで数え切れないほどの種類がありますが,具を選ぶときに欠かしたくないなー,と思うのは,私だったらやっぱり「きのこ」でしょうか。

しいたけ,ひらたけ,ブナシメジ,えのきだけなどを鍋に入れると良い味のだしが出るだけでなく,香りも一段と良くなって,思わず箸をのばしたくなるものです。我が家の子供達もきのこは大好物です。

ところで,仙南圏域のきのこ生産者は,福島第一原子力発電所の事故以来,大変な苦労を重ねながら,安全・安心な生産物の提供に今日も頑張っています。

今回は,頑張っている県南のきのこ生産の例を,2つご紹介します。

1つ目は,角田市で施設栽培により原木しいたけの生産を続けている林家Eさんのご紹介です。

なお,原木しいたけの栽培の仕方は2種類あり,主に屋外(林の中など)で育てる「露地栽培」と,ハウスなど(室内)で育てる「施設栽培」に分けられますが,放射能の影響で出荷が制限されているのは「露地栽培」であり,「施設栽培」は出荷が制限されていません。また,出荷前には確認のため検査を徹底していますので,ご安心してお召し上がりください。

まずは,収穫間近の,見事なしいたけをご覧ください。

遠目だとわかりづらいかもしれませんが,大型で肉厚の素晴らしいきのこです。

原木栽培のしいたけは,伐採したナラ類やクヌギの木に,しいたけ菌を植えて半年から9ヶ月も掛けてゆっくりと育てるので、手間も時間もかかりますが,その分,肉質が硬くまた分厚く,口に入れた時の風味も抜群、歯ごたえも抜群で,昔ながらの本当のしいたけの味を私たちに伝えてくれます。

また,しいたけは、低カロリーであるだけでなく,ビタミンB群やエリタデニンなど血圧やコレステロール値の高い人に効用がある言われる成分も含む健康に良い食材ですので,色々なお料理に使ってみてください。(私はそのまま醤油をたらして焼いて食べるのがとても美味しく好きです。)

このしいたけは,角田市内の農産品直売所やフレスコキクチ角田店に出荷されているとのことですので,角田市に行かれた際には,ぜひ立ち寄ってみてください。きっと,しいたけだけでなく,食べてみたい食材と出会えるのではないでしょうか。

2つ目は,仙台で,川崎町で生産されているえのきだけが売られていたのでご紹介します。

写真は,仙台のヨークベニマルA店の陳列棚ですが,たまたま買い物に行った際に「産地の見える野菜」として売られていたものです。

パッケージには,川崎町のきのこ生産施設「株式会社  森の木の子工房」の名前が書かれていました。

同社では,ヨークベニマルを中心に出荷を行っているそうですので,色々な店舗で目にすることができるかもしれません。人工栽培施設で屋内生産されたえのきだけですので,安心して使っていただけます。見つけた場合は,ぜひ手にとってご覧ください。

 

えのきだけは,しいたけと同じビタミンB群のほか,豊富な食物繊維や糖質・脂質の代謝に関わるナイアシンを含んでおり,ご賞味頂きたい健康食材です。今回買い求めたえのきだけも,早速とんこつ風味鍋の一部になりました。

県南のきのこ生産者は,風評や生産面での苦労に堪えながら,安全・安心な生産物を皆様にご提供するため,努力を続けています。

ぜひ,皆様の暖かいご支援とご理解をお願いいたします。 【林業振興部 S】

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