合同会社「あぐりっとかくだ」の加工施設落成記念式典が7月26日(土)に開催されました。この加工施設は,平成25年度のアグリビジネス経営基盤強化整備事業に取組み,建設が進められたもので,式典には,角田市長をはじめ多くの来賓の出席がありました。
合同会社「あぐりっとかくだ」は,平成20年5月に農産物直売所「産直広場あぐりっと」がオープンし,その後農家レストラン「稲カフェ」をオープンしました。そして,大震災を経験し,さらに一歩前に出ようと堀米代表らスタッフが加工品開発に挑戦し,高蔵寺大福をはじめ,地元産にこだわったオリジナリティーに富んだ加工品が直売所に並んでおり,どれもおいしいと好評を得ています。この施設もその加工品開発の拠点として考えており,秘伝豆の生産から加工までの一貫したものにしていくなど堀米代表の熱い思いがつまったものとなっています。今回振る舞われたもちやゼリーの中から,お店に並ぶものもあると思われます。
当事業の目標である年間販売金額1億円以上に向け,普及センターでは,秘伝豆等の生産や新たな商品開発等の技術支援や経営改善指導等を行いながら,「あぐりっとかくだ」の利用者がますます拡大し,発展し,地域の活性化に寄与していくことを期待しています。
(農業振興部 M.I)