今回は農業振興部（普及センター）の活動を紹介します。
みやぎ農業未来塾（※）では，新規就農者や比較的若い農業者を対象に，営農問題解決力向上のため，いろいろなテーマを取り上げ，講座を開催しています。また，参加者の情報交換やネットワーク形成の場にもなっています。
※農業に対する知識や生産技術，流通，販売に関するノウハウを収得してもらうため農業改良普及センターが設置しています。
今年は写真撮影（商品撮影）をテーマに，現役のカメラマンである，株式会社ジューシーオレンジ代表取締役 中根豊氏を講師にお招きし，写真撮影の基礎的知識を教えていただきました。その後，実際に参加者が持参した商品をみんなで撮影し，撮った画像を確認しながら，講師にアドバイスいただきました。講師の説明を受けてから納得のいく写真が撮影できた方もおり，手応えを感じられたようでした。
講座は終始和気あいあいとした雰囲気で行われ，最後に質疑応答を行ったところ，多くの質問が寄せられ，来年もやってほしいとの要望も寄せられました。
（農業振興部 M.T）
みなさん，東北の冬と言ったら何を思い浮かべるでしょうか？
雪遊び，かまくら，なまはげ等々，いろいろ思いつきますが，そんな東北の冬をいっぺんに楽しめちゃうイベントが川崎町にある国営みちのく杜の湖畔公園ではじまります
そり滑りやかまくらの展示など，楽しい施設やイベントが盛りだくさん
２月７日（土）には，
なまはげ
も登場します
ぜひ，家族や友人と出かけてみてはいかがでしょうか
まつりの詳細やパンフレット（PDF）はこちらをご覧下さい。
http://www.michinoku-park.info/event/season/2014/kamakura_fes2015/index.html
昨年のまつりの様子はこちら
毎年大人気のそり滑り。
今年は２人乗りのチューブスライダーも登場します
かまくらの前で，雪ん子になりきって記念撮影
「悪い子はい゛ねぇが～～～
」
なまはげも迫力満点
子どもには怖すぎるかも・・
（林業振興部 N.M）
先の１月１６日、仙南芸術文化センターえずこホールで、仙南地域の和牛飼育農家ほか畜産関係者１００名以上が集い、「平成２６年度 農業と和牛のつどい 仙南地域畜産講演会」が開催されました。
「肉用牛経営をよくする生産性向上技術～より儲かる経営をめざそう～」をテーマとした講演では、高く売れる子牛を育てるためのポイントなどを中心とした具体的な内容に参加されたみなさんは熱心に耳を傾けていました。
講演後には活発な質疑応答があり，充実した講演会となりました。
さらに講演会のあとには第１１回全国和牛能力共進会宮城大会に向けた県全体の取組の方向と具体的内容に関する情報提供が行われました。
（第１１回全国和牛能力共進会宮城大会に関する情報はこちら！）
仙南地域では昨年、４つの和牛改良組合が一致団結して、地域一丸となって優秀な繁殖和牛づくりを進める和牛改良推進組合が設立されました。平成２９年９月７日から１１日にかけて開催される第１１回全共宮城大会に向けて、その取り組みは勢いを増しており、オール仙南で一丸となって活動を進めています。
特に今回参加された農家のみなさんからはいよいよ２年後に迫った宮城全共に向けて、さらに仙南一丸となって頑張っていこうという意気込みが伝わってきました
畜振部 Ｋ
管内の七ケ宿町，人口は1600人強。
宮城県の市町村のなかで，一番に人口が少ないうえ，
高齢化率は，宮城県第一位，43.2%
そして山形県境の蔵王連峰の麓，
標高約500mに位置してるので豪雪地帯です
七ケ宿町湯原集落の積雪深が120cmに達し，
平成27年1月5日に，七ケ宿町では豪雪対策本部が設置されました。。。
雪かきする若者も少なく，
高齢者が雪下ろし中に落下して怪我したり，屋根から雪が落ちてきて，
車が壊れたり，人が埋まったり…
と，いうことで，
大河原地方振興事務所農業農村整備部（通称：NN）の雪かきボランティア，
「NNスノーバスターズ」が出動しました
総勢５２名の強者達の中には，山元町役場の方，
東日本大震災災害派遣職員として，京都府や愛知県から山元町役場に派遣されている方，
北海道，高知県，兵庫県，岡山県，島根県，徳島県から宮城県に派遣されている方，
そして七ヶ宿町地域おこし協力隊の皆さまも含まれております
作業に当たって注意事項の説明を聞いている参加者。真剣です
雪の重みで納屋が潰されました。雪の下には農機具が・・・。
ここはスキー場でも、雪壁の蔵王エコーラインでもなく、
民家の前です
切実な問題です
あまりの雪の多さに重機も出動しました
参加者の皆さまの努力の甲斐あって，屋根の雪も無くなりました
重労働の後には，疲れた身体と空腹を癒やす昼食タイムです
七ヶ宿町産の美味しい野菜をふんだんに使った「豚汁」や「漬物」等
「防災とボランティアの日」に、
私たちにできるボランティアをしてきました。
（地方振興部 M.H）
寒さが身にしみるこの季節，コタツに入りながら食べるおでんやお鍋はおいしいですよね～
さらに，お酒を一杯やりながらお鍋をつつければもう最高
というわけで，今回は仙南が誇る酒蔵の一つ，蔵王酒造さんのお酒をご紹介したいと思います。
前回の記事では「純米大吟醸 蔵王昇り龍」をご紹介しましたが，今回，ワタシが清水の舞台から飛び降りる気持ちで（
）購入したのは・・・，
「ZAO Inspiration」です
日本酒というと，筆文字のラベルが多いですが，これは英語表記のラベルになっていて，斬新なイメージです。
実際，こちらの商品は蔵王酒造の若手社員の方々が企画から製造管理までを手がけたそうで，若い方々の意気込みを感じます
原材料も，酒米は「宮城県産蔵の華」１００％，酵母も宮城県産業技術総合センター等が開発した「宮城マイ酵母」を使用した，まさに宮城ブランド
早速頂いてみましたが，蔵王酒造のお酒というと，どっしりした飲み応えのある，いわゆる日本酒らしい日本酒の銘柄なのですが，この「ZAO Inspiration」は優しい落ち着いた香りと喉ごしの良さを感じました。
おいし～い
って，その辺りのことは裏のラベルにちゃーんと書いてあるのですが，ホントに，湯豆腐やお刺身などあっさりした味にとてもよく合いそうな，食中酒にぴったりのお酒です。
限定商品なので，なかなか手に入りづらい商品ですが，もし酒屋や飲食店で見かけた際は，ぜひ味わってみてはいかがでしょうか？
（林業振興部 N.M）
