仙南地域の和牛改良の推進等を目的として、第20回仙南地域和牛共進会が開催されます。
この大会の上位入賞者は、9月に開催される宮城県総合畜産共進会へ出場することができます。
会期:平成26年6月24日(火曜日) 午前9時15分~
場所:大河原町 全農宮城県本部仙南畜産事業所 特設会場
和牛共進会とは以前もこのブログで紹介したとおり、「仙台牛」などで知られる和牛(黒毛和種)のお母さん牛の品評会です
和牛農家にはお母さん牛に子どもを生ませて出荷する繁殖農家と、繁殖農家から子牛を購入して肥育してお肉として販売する肥育農家があります(繁殖と肥育を両方行う一貫農家もいます)。
繁殖農家の経営を左右するのは、1つは子牛の育て方、もう一つはお母さん牛の能力です。
お母さん牛の能力というと、子牛の肉質や大きさなどの能力を決めるものから、繁殖性(一生のうちどれだけたくさん子牛をうめるか、安産かどうか等)などさまざまです。
今回の共進会では、これらの項目を体型から推定して、いかに母牛らしい美しい体型をしているか、お母さん牛としての素質はどうかが判断されます。いわば和牛界の美女コンテストとでもいえるのではないでしょうか
昨年の様子です
子牛の育て方に関しても仙南地域では独自のマニュアルを作って普及を図っていますが、その話はまた別の機会に・・・・・。