行ってきました!!大量の花粉が飛んでいる中、観劇に・・・。だけど、なんとか、大丈夫でした。
そして、観劇ですが、森鴎外の「舞姫」を宝塚風にしたら、どうなるんだろう?と思っていました。
と言うか、原作を読んでいないので、元がどうなのか知らないのですが、全体的な感想としては、
とても、よかったです。ストーリーを知らないので、開演前に、必死になってパンフを読んでおいた
ので、何とか、ストーリーは把握できたのですが、豊太郎を演じるみわっちさん(愛音羽麗さん)が、
どんな雰囲気の豊太郎を見せてくれるのか、とても、楽しみにしていました。なんと言っても、
みわっちさんが主演の舞台を観るのが初めてだったので、余計、楽しみだったんですよね。そして、
相手役のすみかちゃん(野々すみ花さん)も、どんなエリスを演じてくれるのか、そして、この
コンビが、どんな風にこの作品を見せてくれるのか、とても、興味がありました。すごく、期待して
観ていたのですが、前半は、なんだか、拍子抜けしてしまいました。後半は、すごく、よかった。
前半では、豊太郎がドイツに渡るところから始まり、踊り子のエリスと出会い、お互い、惹かれ
あっていくんですよね。一番、幸せな時期だったのではないかと思いました。後半では、豊太郎が、
エリスへの愛と自分の家族への愛、そして、望郷の念にかられて、苦悩する場面は、本当に、辛い
んだろうな・・・と思いました。どれも、豊次郎にとっては、大事なものだからね。そして、
エリスは、どんどん、心が壊れていきます。きっと、いろいろな不安があったんだろうな・・・と
思います。そんな中で、豊太郎の友人の相沢が、天方伯爵に通訳などの仕事させるのには、
豊太郎が適任だと進言し、豊太郎は、相沢の計らいで、官僚の仕事に復帰することになります。
きっと、新聞社で働くより、豊太郎にとっては、やりがいのある仕事だっただろうと思う。そんな
仕事をしながら、エリスと清(豊太郎の妹)からの手紙で、心が揺れていたと思う。そんな
豊太郎を、みわっちさんは、しっかり、演じていたと思います。そして、一番、印象に残っていた
のは、美術を学ぶため自費留学をしていた芳次郎の存在です。華形ひかるさんが演じていたの
ですが、いつも、日本では、スケールが狭すぎると言って、ドイツにやってきたものの、全く、
相手にされない貧乏画家なのですが、マリィ(華月由舞さん)と言う恋人がいます。その二人が、
すごく、仲が良くて、ほのぼのしてしまうのですが、芳次郎は、病気で倒れてしまい、ドイツ語が
分からなくなり、マリィは、豊太郎に助けを求めるんですよね。すると、芳次郎は、
「100年後の日本は、どうなっているのだろうか?」
と言うのが、とても、心に残った言葉でした。もし、芳次郎が、今の日本を見たら、なんて言うん
だろう?と考えずにはいられませんでした。そして、マリィが作ったスープではなく、
「真っ白いお粥が食べたい。」
と言い出します。そして、豊太郎は、「生きていれば、粥も、梅干も、里芋の煮っ転がしも
食べれる。」と言うのですが、芳次郎は、そのまま、息をひきとるんですよね。なんだか、とても、
切なくなりました。芳次郎は、やっぱり、日本人だったんだな・・・と思いました。きっと、この
ことが、豊太郎の望郷の念に拍車をかけたんだと思います。結局、天方伯爵に、一緒に、日本の
法律を作る手助けをしてほしいと言われ、日本に帰ることにします。そして、相沢は、心が壊れ
始めていたエリスに手切れ金を渡そうとし、豊次郎が、日本に帰ることを言ってしまったため、
エリスの心は、ぷつんと音を立てて、切れてしまうんですよね。何も、分からなくなり、病院に
入ったエリスの元に豊太郎が行くと、豊太郎のことは、分かるんですよね。もう、このシーンは、
切なすぎます。そして、豊太郎は、日本に帰り、日本国憲法を作る手助けをしていきます。
だけど、この作品は、胸の中で、何か、感じるものがありました。でも、それが、なんなのかは、
分からないのですが・・・。明日、もう一度見たら、分かるのかなぁ~?こんな風に感じたのは、
初めてです。また、明日、楽しみにしたいと思います。
そして、観劇ですが、森鴎外の「舞姫」を宝塚風にしたら、どうなるんだろう?と思っていました。
と言うか、原作を読んでいないので、元がどうなのか知らないのですが、全体的な感想としては、
とても、よかったです。ストーリーを知らないので、開演前に、必死になってパンフを読んでおいた
ので、何とか、ストーリーは把握できたのですが、豊太郎を演じるみわっちさん(愛音羽麗さん)が、
どんな雰囲気の豊太郎を見せてくれるのか、とても、楽しみにしていました。なんと言っても、
みわっちさんが主演の舞台を観るのが初めてだったので、余計、楽しみだったんですよね。そして、
相手役のすみかちゃん(野々すみ花さん)も、どんなエリスを演じてくれるのか、そして、この
コンビが、どんな風にこの作品を見せてくれるのか、とても、興味がありました。すごく、期待して
観ていたのですが、前半は、なんだか、拍子抜けしてしまいました。後半は、すごく、よかった。
前半では、豊太郎がドイツに渡るところから始まり、踊り子のエリスと出会い、お互い、惹かれ
あっていくんですよね。一番、幸せな時期だったのではないかと思いました。後半では、豊太郎が、
エリスへの愛と自分の家族への愛、そして、望郷の念にかられて、苦悩する場面は、本当に、辛い
んだろうな・・・と思いました。どれも、豊次郎にとっては、大事なものだからね。そして、
エリスは、どんどん、心が壊れていきます。きっと、いろいろな不安があったんだろうな・・・と
思います。そんな中で、豊太郎の友人の相沢が、天方伯爵に通訳などの仕事させるのには、
豊太郎が適任だと進言し、豊太郎は、相沢の計らいで、官僚の仕事に復帰することになります。
きっと、新聞社で働くより、豊太郎にとっては、やりがいのある仕事だっただろうと思う。そんな
仕事をしながら、エリスと清(豊太郎の妹)からの手紙で、心が揺れていたと思う。そんな
豊太郎を、みわっちさんは、しっかり、演じていたと思います。そして、一番、印象に残っていた
のは、美術を学ぶため自費留学をしていた芳次郎の存在です。華形ひかるさんが演じていたの
ですが、いつも、日本では、スケールが狭すぎると言って、ドイツにやってきたものの、全く、
相手にされない貧乏画家なのですが、マリィ(華月由舞さん)と言う恋人がいます。その二人が、
すごく、仲が良くて、ほのぼのしてしまうのですが、芳次郎は、病気で倒れてしまい、ドイツ語が
分からなくなり、マリィは、豊太郎に助けを求めるんですよね。すると、芳次郎は、
「100年後の日本は、どうなっているのだろうか?」
と言うのが、とても、心に残った言葉でした。もし、芳次郎が、今の日本を見たら、なんて言うん
だろう?と考えずにはいられませんでした。そして、マリィが作ったスープではなく、
「真っ白いお粥が食べたい。」
と言い出します。そして、豊太郎は、「生きていれば、粥も、梅干も、里芋の煮っ転がしも
食べれる。」と言うのですが、芳次郎は、そのまま、息をひきとるんですよね。なんだか、とても、
切なくなりました。芳次郎は、やっぱり、日本人だったんだな・・・と思いました。きっと、この
ことが、豊太郎の望郷の念に拍車をかけたんだと思います。結局、天方伯爵に、一緒に、日本の
法律を作る手助けをしてほしいと言われ、日本に帰ることにします。そして、相沢は、心が壊れ
始めていたエリスに手切れ金を渡そうとし、豊次郎が、日本に帰ることを言ってしまったため、
エリスの心は、ぷつんと音を立てて、切れてしまうんですよね。何も、分からなくなり、病院に
入ったエリスの元に豊太郎が行くと、豊太郎のことは、分かるんですよね。もう、このシーンは、
切なすぎます。そして、豊太郎は、日本に帰り、日本国憲法を作る手助けをしていきます。
だけど、この作品は、胸の中で、何か、感じるものがありました。でも、それが、なんなのかは、
分からないのですが・・・。明日、もう一度見たら、分かるのかなぁ~?こんな風に感じたのは、
初めてです。また、明日、楽しみにしたいと思います。