~ SERENE SKY ~

流風香(るうか)の日々の日記や好き勝手な自己主張、呟きを書いていくブログ♪

雪組『ロジェ』観劇感想

2010-08-19 | 雪組


今日は、ゆみこちゃん(彩吹真央さん)のいない雪組公演を観てきました。内容は、ロジェが子供の頃、
傍観に襲われ、目の前で家族を殺されます。その時、パシュレ(元猟師であり、ロジェを育てる)その復讐の
ため、警察に入り、インターポールに所属する刑事になり、極秘で、その犯人の特徴である首に傷のある
男性を探すのです。そして、ある倉庫で、武器を見つけたところで、レア(愛原実花さん)とヤコブが
連れてこられます。その二人が殺されそうになった時、ロジェたちが助けるのですが、連れてきたボスは、
シュミットという言葉を残して自殺するのです。そのシュミットが、家族を殺した犯人だと判断し、レア
たちに事情を聞き、ますます、真実味を帯び、本格的に探し始めます。彼らは、ナチス収容所のナチス戦犯の
メンバーであり、顔を整形して見た目を変えて、世界中に散らばっていることをレアたちから聞くのです。
調べていくうちに、ある収容所の中から、ユダヤ人たちを逃した医師シュミットがおり、そのため、殺された
という情報が入ってくるのですが、実は、シュミットは、生きており、命令を下した男が殺されていたことに
気がつくんですよね。シュミットが生きていることを知り、ブレノアイレスの小さな診療所で医師をしている
シュミットを、やっと、見つけ、殺そうとするのですが、ロジェは、パシュレが倒れて、シュミットに助け
られ、それが、できませんでした。復讐のため生きてきたロジェにとって、シュミットを殺せなかったのは、
家族を裏切ったような気持ちになり、結局、ロジェは、シュミットに、『俺の前に、二度と現れるな!!』と
言って、許しちゃうんですよね。ストーリー的には、こんな感じでした。ちょっと、分かりにくいとこも
ありましたが、いい作品だったと思います。それから、これは、個人的なことですが、クラウス役の
ちぎちゃん(早霧せいなさん)が、ワルなんだけど、カッコいいんですよねぇ~♪あんな男性がいたら、
口説かれてみたいと思った愛里です。その前に、女磨かないとね。

だけど、ゆみこちゃん(彩吹真央さん)のいない雪組は、やはり、物足りなかったですね。幼馴染のリオンに
両親を殺されたことを隠していたことを責められた時、もし、ゆみこちゃんなら、落ち着いて、ロジェの
気持ちを受け止めて、その上で、『なんで、今まで、言ってくれなかったんだ。』という感じになっていたと
思うのです。水&ゆみコンビは、静と動の関係で、水君が突っ走ろうとするのを、ゆみこちゃんが、落ち着いて
水君の演技を受け止めてくれてたんだと思うんです。だから、息が合ってたんだと思うんですよね。でも、
キムちゃんは、どちらかというと動のキャラだから、ああいう演出になったのだと思います。やはり、ゆみこ
ちゃんの演技は、独特の持ち味があり、それが、ゆみこちゃんの実力だったのではないかと思うのです。
歌劇団は、本当に、実力のあるジェンヌさんを手放したな… と思った愛里でした。

そして、『ロック・オン』ですが、初めからノリノリで、水君の髪の毛が逆立っていたのは、びっくりした。
でも、コンサートみたいで、プロローグは、最高に良かったです!!しかも、激しいダンスがあると思うと、
すごく、神秘的な雰囲気の場面があったり、すごく、よかったですね。しかも、舞台降りがあり、隣の人が、
キムちゃん(音月桂さん)にハイタッチしてもらってたので、降りてくる水君にハイタッチしてもらおうと
手を伸ばしてみたけど、ダメだった!!そしたら、水君、振り向いて、笑ってくれました。観劇は、これ
一回だけなので、いい思い出になりました。ただ、ハイタッチができなかったのが残念でしたが…。

というわけで、観劇感想でした!!