日々の生活をの~んびりと(゜∇^*)

seroです^^
ガーデニングの栽培記録、好きな韓国ドラマの事etcをつぶやいてます


遼君上海から帰国!

2009-11-09 20:21:59 | 遼君
遼くんが中国から帰国、賞金王を明言


中国・上海市にあるシェーシャンGCで行われた「WGC HSBCチャンピオンズ」で17位タイに入った
石川遼が帰国し羽田空港で記者会見を行った。
会見では中国での戦いについては前半のみで、大半が賞金王獲得への話題となった。

WGC(世界ゴルフ選手権)初挑戦の石川は
「自分が想像している世界のレベルと実際のレベルに差があります」と率直な感想を述べると
「そういう中で、目標としていた自分の世界ランキングを上回るという順位は達成できたので
終わった瞬間に爽快感はありました」と達成感を味わった清清しい笑顔で話す。

そしてこの試合の賞金が日本ツアーの獲得賞金に加算され、首位の池田勇太とは約60万円差まで近づいたため
賞金王を意識するかという質問が始まる。
「ここまで来たので、一応狙いたいです」と宣言。

「つい1ヶ月前はまったく意識していなかったけど、この1ヶ月で自分にもチャンスが
あるのかなと思えるようになってきました。
意識してはいけないものではないし、賞金王を意識したときに自分はどんなゴルフができるのかも試してみたい」。
石川は、プロとして何度も訪れるチャンスではないので、チャレンジしてみたいと言う。

早く首位に立ちたいかという質問には
「首位に立ちたい気持ちは少なからずありますが、先走ってはいないです。
焦ってはいないですね」といたって冷静だ。
そして賞金王になるために何が必要かという問いには
「賞金王を獲ることをどれだけ考えられるか。意識し始めたら止まらないと思うし
意識しないようにするのも難しいことだと思う。
そういう気持ちのコントロールをすることが大事になると思います。
なにしろ、初めての経験なので、賞金王を争うということがどういうことなのかを感じたいし
来年以降にもつながる経験をしたいです」と続ける。

そして、今季残り4試合すべてに参戦することも名言した。
「残り4試合のうち1試合でも優勝争いに加わりたいです。賞金王になりたいから
全試合優勝争いをしたいとか、そういう焦った気持ちはないです。
出来れば1試合より2試合となりますが、自分に変なプレッシャーを与えることはないです」。
石川は、最終戦まで試合に出続けると、8月の「全米プロ」から17連戦となる。


帰国会見の遼君 その2




昨日は遅くに帰宅して録画をしてた最終日を半分見て寝て先ほど最後まで見ました
TVに一番へばりつきになったのがミケルソンの空振りにエルスの池ポチャ ウッズのバンカーへのミスショット
リピートしてまた見てしまったという凄い!あり得ない展開
先に結果を知ってしまったから結果を知らずに見てみたかった最終日でしたね~
ウッズは苦戦してるのにおとなしい

遼君後1打で10位だったのにね~
それがちょっと残念だったな~
しかし遼君は凄く満足してるし気負う事無く自分のプレーが出来て
それが一番だけどね~
遼君お疲れ様でした
夜のニュースで帰国した遼君が流れたわ クックック~






今日のNET情報から(休刊日)

遼初めて言った「賞金王」

石川遼(18=パナソニック)が、最年少賞金王へ照準を合わせた。
8位から出て、5バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの70で回り通算9アンダー279で17位。
上位進出は果たせずも、世界舞台で戦い抜き、順位以上の自信を得た。
日本ツアーは残り4戦。
「賞金王を決めるのはこれからの勝負」と初めて自ら言及した。
約60万円差に迫られた賞金ランク1位の池田勇太(23)は51位。
右手痛で次戦以降の欠場も示唆した。
優勝は通算17アンダーのフィル・ミケルソン(米国)、タイガー・ウッズ(米国)は6位。
日本勢は丸山大輔(38)の10位が最高位だった。

手にした充実感を弾みにするように、石川の口から賞金王への思いがあふれた。

 「残り5試合を切って、1、2位を争っていられるとは思わなかった。
ここまでよく頑張ったけど、賞金王を決めるのはこれからの勝負。
まだ意識はないが、来週になればガラリと変わっているかも。そこは期待している」

これまでの決まり文句は「残り試合が少なくなったら考えます」。
初めて自ら「賞金王取り」に言及した瞬間だった。

より高みを知り、芽生えた意識だろう。
優勝したミケルソン、世界ランク1位のウッズらが集った大会。
「この4日間、すべて出し尽くして終われた」と17位の順位以上に得たものは大きい。
奪ったバーディー以上数17は海外ツアー最多。
上位で戦い続け「これまでは地に足がついていなかった。世界のレベルに慣れてきた」と認める。

この日も「自分らしいゴルフができた」。
後半13番からは3連続バーディー。
直後の16番の288ヤードと短いパー4では1オンを狙ったが、球は左のラフへ。
そこから残り20ヤードに5打要しダブルボギーとしたがすぐに17番で3メートルを
沈める気持ちの強さをみせた。

例えるなら「今は日本の富士山に登り始めたところ」という。
準備で足を鍛えたり、走り込んだりするように、ドライバーの鍛錬を積み登山し始めた。
その状態で「眺めている段階」だったという世界の山を体感した。
自然と日本最高峰を極める=賞金王を取る意識は加速したに違いない。

現在賞金ランク1位の池田が右手痛を抱え、今後の出場も危ぶまれるが
「(不安は)僕はないです !  今週もトレーニングを3日間したし、充実しています」と力強い。
今大会の賞金で約60万差と接近し「あと4試合。今年もこの季節が来て楽しみにしている。
すべてが大好きなコース。今の良い状態をキープできたらいい」。
中国で礎づくりに成功し、決戦が待つ日本へ。18歳の冬が熱さを増していく。

※■は全の王が示





石川遼も超人気ゴルフ・イン・チャイナ


上海で開催されたWGC-HSBC選手権はタイガー・ウッズとフィル・ミケルソンの最終組での対決が期待されたが
蓋を開けてみればタイガーが後退して2人の対決とはならず、踏ん張るミケルソンと
猛追をかけるアーニー・エルスの対決へ。
そして、1打差で勝利を掴んだのはミケルソンだった。

タイガーが不発に終わった理由を本人はツキがなかったせいだと言い張った。
「好発進が切れず、7番ではティショットで打ったボールがフェアウエイのぬかるみに埋まり
10番ではボールマークにはまった。
18番は(第3打が)池ポチャ。それがすべてを物語っている。
そういう日は誰にでも必ずあるけど、それが今日、来てしまっただけだ」。

初日から終始、ギャラリーが持ち込んだカメラや携帯の音に悩まされ続けたタイガーだ。
そりゃあ愚痴も言いたくなるだろう。
最後の最後だけは敗北の理由をギャラリーのせいにしなかったのは立派だが、運のせいにしたのは
それはそれでちょっといただけなかった。

一方、優勝したミケルソンは最初から最後まで「中国のギャラリーはすばらしい」で通していた。
「この2年でギャラリーのマナーは格段に向上した。本当に中国のギャラリーはすばらしい」。
タイガーのみならずミケルソンに対しても「カメラ攻撃」はあったのだが、その中でミケルソンは
この大会を2度も制したのだから、ギャラリーのマナーは心の持ちようで感じ方が変わってくるのかもしれない。
最初からポジティブにとらえたからこそミケルソンのイライラはほとんどなく、最初から
「カモーン!」と腹を立てまくっていたタイガーのイライラは深まるばかりだった。

「カメラ攻撃」にあったのは石川遼も同じだった。
石川は初日こそギャラリーのマナーの悪さに悩まされたが、日を追うごとに「気にならなくなってきた」。
石川もどちらかといえばミケルソン同様、ギャラリーをポジティブに捉えていたから
さほど悩みは深くならなかったと思われる。
ものごと、捉え方ひとつで、ずいぶん状況は改善される。

中国で世界レベルのWGCイベントが開催されたのは今年が初めて。
世界レベルの大会を開催する土俵としては「まだちょっと遅れている」と石川も感じていた。
だが、石川の場合は「アメリカのWGCイベントとは違う雰囲気。むしろ日本に近い感じで
それが良かったのかもしれない」。
つまり、中国の環境をいい方向に解釈して受け入れることで、石川は本当は「アウエー」なのに
「ホーム」に似ていると感じることができたからこそリラックスできた。
要は、困難な状況を考え方によって味方に変えることができたのだ。

優勝したミケルソンに対して、中国メディアがこんなことを尋ねた。
「アナタが中国でこんなに人気がある理由は、アナタがいつもにこやかで、ギャラリーに
紳士的な態度を取っているからですか?」
ミケルソンは「それは……僕にはわからないけど……」と苦笑。

思えば、中国メディアが描写したミケルソンの特徴は、まさに日本の石川遼とそっくりだ。
そして、中国における石川の人気は、とりわけ若い女性の間でいきなり上がっていた。
タイガーはメジャー14勝のツワモノゆえに世界中で人気があるが、ミケルソンや石川のような
親近感を抱かれる人気とは異質だ。
どっちがいい悪いではないけれど、中国人が感じ取ったミケルソンや石川の「スター性」は
やがて出現するであろう「中国の石川遼」に求められるのだろう、きっと。(ゴルフジャーナリスト)




ツアープレーヤーたちの正念場


男子ツアーに本格的な世代交代の波がやってきた。
ある中堅選手が、「僕らのときには10代や20代で賞金王を争うなんて、想像もつかなかった」と話したように
賞金レースは23歳の池田勇太と18歳の石川遼の対決の構図がますます色濃くなるなど
今をときめく2人の勢いは、とどまるところを知らない。

また、25歳の額賀辰徳が初シード入りを決めるなどシード選手の顔ぶれも、平均年齢が軒並みアップしている。
新たに入ってくる選手がいるということは、それ分だけ弾かれる選手もいるということである。
「うかうかしていられない」と言った選手がいた。

また矢野東も「明らかに遼が男子ツアーの底上げをした。カットラインのスコアも軒並み上がっており
去年までのイメージでプレーしている選手は確実に置いていかれる」と言ったとおり
今年はシード落ちや出場権を失う可能性のある選手の数が近年、希に見ないほど多く
シーズンも残り5試合となったいま、華やかな賞金王争いの影で戦々恐々とした空気が漂っている。

中でも、これまでシード権の常連だった選手の不振が目につく。
97年の初シード入りから、12年間出場権を守ってきた佐藤信人もそうだし、11年連続の小山内護もまたしかりだ。
プロ14年目にして、小山内がようやく気がついたことがある。

「ゴルフは、いかにアプローチとパットが大事か」。

2000年と、2004年から3年連続4度のドライビング王に輝いた飛ばし屋は
豪快な飛距離を武器に、まさに怖いもの知らずのゴルフを続けてきた。

「小技が下手でも今まではショットでなんとかなった」。

しかし、その最大の武器にかげりが見え始めると、たちまちスランプにはまった。
「長く上位にいる選手はみんな、小技でスコアを作っている」。
そう気がついて、今年は10月頃からホールアウト後に「今まで練習したことがなかった」というショートゲームの
練習に、まずは時間を割くように心がけているというが、シーズンもほぼ終盤を迎えて少し遅すぎた。

「今からギリギリの(出場権が与えられる上位)70人にかじりつくのは無理だと思っている」と、小山内は言う。
「今さらギリギリでしがみつこうとしても、絶対にシード権は守れない」と、分かっているからだ。
だから、実質残り3戦の目標は「こうなったら、でっかくトップ10入り」という。
「ダメならダメ。行くなら思い切って行く。そのどちらかしかないから」。
そのためにも、「これからは毎週、確実に予選通過することを目指していく。決勝にさえ残れたら
爆発するチャンスはきっとあるから。最後まで諦めない・・・」。
賞金レースを横目に、まさに生活をかけたそんなシビアな戦いもある。

石川をきっかけに、ゴルフに目覚めた方もいれば、石川が生まれる前から活躍している
中堅やベテラン選手には、昔なじみのファンも多いだろう。
シード権争いの選手たちにも、ぜひ暖かいご声援を・・・





遼君すご~い!我慢して7アンダー8位T!!!

2009-11-07 20:57:45 | 遼君
遼、堂々の8位タイで最終日へ


「WGC HSBCチャンピオンズ」3日目、カミロ・ビジェガズ、小田孔明という仲の良い二人と同組となり
落ち着いた和やかな雰囲気でラウンドしていた石川遼だが、8番ホールでそれまでの空気が一変した。

左ドッグレッグで左サイドにクリークが流れるこのホールで、小田はティショットを
左のラテラルウォーターハザード内に打ち込んでしまう。
落下地点近くまで行った小田が、最後にハザードを横切ったであろう地点をその近くに取ろうとすると
ビジェガスがそれはおかしいと猛抗議。
小田の言う地点を最後に横切った箇所とするなら、そこから急激に左に曲がったことになると
小田のマーカーである石川も含め、3人での議論が続いた。

石川もどこを最後に横切ったかの確信は持てず、最終的にはビジェガスの意見を呑んで
ティグラウンドからの打ち直しを選択した小田。
「一瞬だけ(その組の)雰囲気が変わりました」と石川は振り返った。

それでも、このホールで2mのパーパットを沈めた石川は右手で力強くガッツポーズ。
「自分のリズムを崩しがちになってしまうけど、切れずにプレー出来た」と
集中してこの難局を乗り越えた。

前半を1バーディ1ボギーで折り返した石川は、後半に入ると10番で2mを沈めてバーディ。
最終18番パー5でも、レイアップした3打目を1.5mにつけてバーディで締めこの日「70」の通算7アンダーでホールアウト。
首位とは7打差ながら、8位タイという好位置で最終日を迎えることとなった。

「我慢のゴルフだったけど、良い我慢の仕方が出来た」という石川。
ボギーは最少の一つに抑え「こういうゴルフが必要です」と満足そうに微笑んだ。

明日はタイガー、ミケルソンの最終組から3組前で回る石川。
「気持ちが引き締まった状態でプレー出来ると思うし、まだ終わってないけど
良い一週間になるんだろうなという予想が出来る。
後悔するプレーの無いように、1打1打に集中して打って行きたい」と、力強く宣言した。



遼くん活躍にゴルフ界が困惑 国内ツアー消化試合の危機


男子ゴルフの石川遼(18)=パナソニック=の中国・上海での猛チャージに、日本のゴルフ関係者が困惑している。
世界選手権シリーズ「HSBC選手権」(上海・●(=全の王が示)山国際GC=7199ヤード、パー72)は
7日から決勝ラウンドに入るが、賞金総額700万ドル(約6億3000円)の巨額賞金大会だけに
優勝でもすれば日本ツアーの賞金王も当確。
そうなると、今季の国内ツアーは消化試合になってしまうからだ。
なんで、こうなるの

「ウーン、また入ったね。このままの勢いだと、今季の日本ツアーは終わってしまうよ」。

前日6日の第2ラウンド、石川が上海の夕日の中で最終18番のバーディーパットを沈めた瞬間
日本のあるツアー関係者は腕組みしながら、険しい表情を浮かべた。

この日の石川は絶好調。
前半4連続バーディーを決めると、14番では残り251ヤードの2打目を3Wでピン横1メートルに
付けるスーパーショットでイーグルを奪取。
通算5アンダーで首位と5打差10位の好位置で「優勝争いに加われるかも」と狙いを優勝に切り替えた。

「HSBC選手権」は、今季から世界選手権シリーズに格上げされた大会で
4大メジャー大会に次ぐ高額賞金トーナメント。
スポンサーである世界最大級の金融グループ「HSBC」の資金力により、優勝賞金は120万ドル(約1億800万円)
単独2位でも67万5000ドル(約6075万円)が配当される。

今季の日本ツアーの残り4試合の優勝賞金は、3000万円-4000万円で、これに比べると
あまりに高額な大会が突如として出現したことに。
国内賞金ランクにも加算されるため、石川がこのままトップ10以内をキープすれば
約440万円差のランク1位の池田勇太(23)を逆転する。

右手首痛に悩まされる池田の体調を考慮すれば、石川が今大会で単独2位以上に入れば
賞金2億円を突破し、今季の賞金王は当確と言っても過言ではない。

通常の国内ツアーは、11月中旬から12月が賞金王争いの佳境で、観客動員や、
TV中継も高視聴率が見込める稼ぎ時。
ところが、今年は日本から離れた上海で賞金王争いの大一番となってしまう可能性がでてきたのだ。

予想を上回る石川の成長によって生まれた珍現象といえるかも。
普段は石川を応援して盛り上げようとするゴルフ関係者も今回ばかりは他の選手の奮起を期待するしかない



3日目のスコア 
インタビューハイライト動画


今日は上位にいながらなかなか遼君のプレーが見られず米国プレーヤーばかりが映されてしまった
遼君は3Hだけ流してくれました
メジャーでは上位につかないとプレーがみられないからそれも当たり前かとも思うけどね~
遼君が出てるのに歯がゆいわ

ほんでプレーの方は我慢のゴルフでしたね
ウッズが言ってましたが昨日の方がピンポジションは難しかったようですが
3日目はそれ以上に難しかったのかウッズと同じく70で回りました
2つ伸ばして遼君良く我慢しましたよ
明日がどこまで伸ばせるか・・・驚かせる結果になるのか・・・
明日は出かけるので携帯でチェックです
遼君頑張ってね~(いつも頑張ってるか~

そうそうプレーの合間に遼君のヒストリー的な動画や画像が流れてとても素敵な時間を用意してくれました
今年前半の集大成ですね
最近の事だったのに遼君の日々はどんどん大きく変化ししっかりとした目付きや顔つきに確かな成長を感じました
GNWさんの心遣いが嬉しかったですね~
ありがとうございました









今日の紙面から


遼浮上首位ウッズと5差

石川遼(18=パナソニック)が世界の壁を駆け上がった。
前日38位から、1イーグル、5バーディー、2ボギーの海外ツアー自己ベスト67で回り、通算5アンダー。
首位に5打差の10位と優勝争い圏内に浮上した。
前半5番からは海外ツアーでは初、日本ツアーを含めても自己最多タイの4連続バーディー
さらに14番ではイーグルを奪った。
首位には10アンダーでタイガー・ウッズ(米国)、ニック・ワトニー(米国)が並ぶ。
日本勢は小田孔明が通算5アンダー10位、丸山大輔は23位、片山晋呉は37位、池田勇太は55位だった。

 
思わず声が出た。「これ、いいんじゃないの」。
14番563ヤードのパー5の第2打。残り251ヤードで風はアゲンスト。
3番ウッドで放ったショットの好感触に、石川が酔いしれた。
ボールは池を越えてグリーンでバウンドすると、ピン左50センチへピタリ。
中国人ギャラリーからは「好球!(ハオチュウ)=ナイスショット」の声。
世界ランク50位中26人がそろう舞台で、14番では出場78人中ただ1人の「老鷹(ロォーイン)=イーグル」。
一気に世界の階段を駆け上がった。

「自分で自分を盛り上げていく感じで久しぶりにいいラウンドだった」。
ドライバーは14回中11回フェアウエーをとらえた。
トップからの切り返しでヘッドが先行しないことが今の課題。
同組のキムのスイングに目を凝らし「そういう観点で見せてもらいました」。 
自信の武器がさえると、自然にパットも入り出す。
5番で6メートルを沈めると、続けて3メートル、2・5メートル、3メートルを沈めた。
いずれも切れて、曲がるライン。
「あそこまで微妙なパッティングが入るのはなかなかない。
今日は入った時に限らず、スムーズにパッとラインが決まった」と自賛した。
4連続バーディーは、海外では初めてで、日本ツアーを含めても5度目。
自己最多タイ記録だった。

まるで日本にいるように「居場所」がある。
ホールアウト後の練習場では、7日3日目に同組で回るビジェガスと長話。
「僕が17週連続で試合やるのがプレジデンツ杯でも話題になってて、いま何試合目か聞かれた」という。
同時に「あり得ない。体のことをもっと考えた方がいい」と真剣に忠告もしてくれた。
マスターズなどでは「『自分がこんな舞台にいて良いのか』と悪い意味で勘違いがあった」という。
それが10月プレジデンツ杯で世界選抜として戦ったことで
「遠慮したらいけない。堂々としていよう」と、どんな大舞台でも自分の
ゴルフに徹する固い意志を持てるようになった。

「ボードの上にはすごい名前がある」。
首位に立ったのは世界ランク1位のウッズ。
スコアはそのウッズと同じ67だった。
「明日のラウンドで我慢して3つでも伸ばせれば、スコア次第では優勝争いに加われるかもしれない」。
全英オープン、プレジデンツ杯に続く5度目の対決へ。
王者への挑戦権をかけた3日目になる。

※■は全の王が示





石川、大会最年少優勝の可能性は

中国・上海のシャーシャン・インターナショナルGCで行われているWGC-HSBCチャンピオンズは予選ラウンドを終え
タイガー・ウッズ(米)がポールポジション(首位タイ)をゲットしたが、我らが石川遼も
トップタイと5打差ながら10位タイへ浮上。
タイガーをして「ピンポジションが難しくて驚いた」と言わせた難コンディションの中
実力を発揮し今や完全に優勝戦線の一角を担っている。

ところで昨年今大会で優勝したのがセルヒオ・ガルシア(スペイン)。
28歳10か月1日での勝利は大会の最年少V記録を樹立している。
そして今年、上位にはガルシアの記録を更新する可能性のある選手がひしめいている。
もし石川が勝てば18歳1か月22日でのV達成。
ガルシアの記録を10歳以上更新する大記録となる。

現時点で最年少優勝記録の可能性があるのは1位タイにつけるニック・ワトニー(米/日曜日に28歳6か月14日)
3位タイのライアン・ムーア(米/同26歳11か月3日)
単独6位のアンソニー・キム(米/同24歳4か月20日)
石川と同じ10位タイにつけるカミロ・ビジェガス(同27歳10か月1日)

彼らの前には“アラサー”のタイガーが立ちはだかるが、大きな壁をネクストジェネレーションが
打ち崩せるかも今大会の見どころの1つになりそうだ。



◆石川の海外記録アラカルト

▽10位 9月の韓国オープン第2ラウンド(R)終了時の11位を上回る最高位。

▽67 7月の全英オープン第1Rの68を更新。日本ツアーでの最少は65で過去5回。

▽4連続バーディー 日本ツアーを含め自己最高に並び通算5回目。

▽イーグル 9月の韓国オープン第3Rに次ぎ2度目。今季の日本ツアーでは18回記録。









 



ウッズが来日、スコアメークの秘密を公開


男子ゴルフの世界ランキング1位のタイガー・ウッズ(33)が今月2日、3年ぶりに来日。
千葉県成田市の成田ゴルフ倶楽部でエキシビションプレーを行い石川遼もあこがれる頂点を
極めるプレーの秘密の一端を披露した。

ウッズは、中国・上海で5日から4日間行われる世界ゴルフ選手権「HSBC選手権」に出場する
途中に来日したもので、来日は2006年11月のダンロップフェニックス(2位)以来。
当日、米国からプライベートジェットで来日し、プレー終了後には上海に出発。
滞日時間がわずか約7時間という慌ただしさの中、在住する豪州で「リトル・タイガー」と呼ばれる活躍をする
12歳の加賀崎航太君と10番から9ホールをプレー。
ウッズが普段心掛けるコースマネジメント、プレー前の準備などを招待されたゴルフファンら約200人に披露した。

予定より約30分遅れてゴルフ場に到着したウッズは長旅の疲れも見せず、早速、練習場に直行。
練習場での練習には

「トーナメントや、試合から離れていた状況によって練習時間は異なる」というが
大体「1時間10分」を充てるそうだ。
まず「サンドウエッジ(SW)で40~50ヤードの目標を定めて、軽く打ち始める」。
2~3球打って感触を確かめた後、8Iへと移り、その後は4I→5W→3W→ドライバーとこなし、8I→SWに戻る。
そして「ファーストティーで打つクラブに戻って終わる」と説明した。

昨年の全米オープン優勝後に受けた左ひざ手術以降は「SWで打つ時間が多くなった」と明かし
ウオーミングアップに神経を使っている一端をのぞかせた。

さらにグリーン。
まず「10~12メートル地点から打って、グリーンのスピードを確かめる」とフィーリングをつかむという。
「スタート5分前には短いパット、約1メートル強を練習してスタートしていく」。
パターが入らずに苦労するアマには、スコア短縮の参考になりそうだ。

ウッズは米ツアーのトーナメントの中で「一番いい」グリーンについては、マスターズ・トーナメントが
開催される「オーガスタ・ナショナルGC」を挙げ「一番速いグリーンを作る」と称賛した。

そして、始まったラウンド。
10番(532ヤード、パー5)。
ティーショットでは、またも参考になることをチラリと伝授。
目標は目の前の「60センチ先」に置くそうだ。
遠くにある木などを目標にするよりは、しっかりした方向性が出しやすいということだ。
狙い通りに左方向から攻めて、バーディースタートとした。

180ヤードの12番(パー3)では、コースマネジメントと技術の一体感をアピール。
強い風の影響を受けないよう、周囲に配置された高さ約5メートルの木より高く打ち上げない攻め方を説明。
実際、6Iで放たれたショットは木とほぼ同じ高さでピンに向かい、ナイスオン。
バーディーは逃したが、高いレベルのコース攻略法を披露した。

13番(パー4)では、第1打で左から右に曲げて攻めようとしたが、スライスがかかり切らずに
左の小高い丘の木の根元に打ち込んだ。
このトラブルに「プレーができる位置に戻すこと」と解説。
9Iでのパンチショットでグリーンまで残り92ヤード地点のフェアウエーに確実に戻した。
トラブルには傷を広げない選択をすべきという考えだ。

17番(パー5)でも第1打がスライスがかからずに左に抜けて、左足下がりの左ラフの斜面に打ち込んだ。
グリーンを狙うには打ち下ろしとなる状況に、第2打を6Iで190ヤードに刻んで
残り90ヤードの第3打で勝負の戦略を取っていた。

話を13番に戻すと、残り92ヤードの第3打に9Iを選択した。
ウッズの飛距離なら、SWかピッチングウエッジ(PW)で十分の距離のはず。
それが強い風も考慮し、「低いボールでスピンコントロールしてボールを止めたかった」との狙いになる。
確かにグリーン上に落ちたボールはスピンがかかり、ピン上約4メートルに止まった。
惜しくも50センチショートしボギーとしたが、ウッズの崩れないスコアメークの秘密を見た。
最終18番(パー4)でも残り117ヤードの第2打を同じ狙いから9Iで打ち、スピンをかけてピンに寄せていった。

米男子ツアーで今季6勝し、ジャック・ニクラウス(73勝)に次ぐ歴代3位となる通算72勝を
挙げたプレーぶりにファンもため息を突くばかり。
ウッズは「アイデアとして素晴らしいイベントだった。私の頭の中の一端をのぞけたと思うし
こんな風に打っていることが見せられてよかったと思う」と締めくくった。





遼君強豪の中で凄い!2日目5アンダー10位T!

2009-11-06 19:47:21 | 遼君
石川、「信じられない」10位に=4連続バーディーにイーグルも


海外の試合では初めてという4連続バーディーを前半の5~8番で奪い、石川は調子に乗った。
「ここに打ち出せばこう行くと、ラインの読みに自信が持てた。決めたいパットが先に入ると波に乗れる」。
初日のイーブンパーから、この日は5アンダーと一気に加速した。
 
後半の14番ロングでは2打目を3番ウッドで攻め、ピンそば50センチへ。
打った後「いいんじゃないの」という言葉が口を突いて出たという会心のショットで楽々イーグル。
最終18番も「2打目からイメージした通り」というアプローチとパットを続け、バーディーで締めた。
 
世界の強豪78人の中で10位まで浮上。
「2日間終わってこの位置にいられるのは信じられない」と驚きながら
「(3日目は)難しい日になる。当たり前という位置ではないところからのスタートで気負ってしまう」と冷静に分析。
一方で「3日目が終わった時に優勝争いと言える位置にいたい」とさらに上を狙う意欲をみなぎらせた。

◇乗れた
 小田孔明 きのうより乗れた。ドライバーの調子が良く、ラフに行かない。
パターもそこそこ入ってくれた。きょうも池に落としたが、パーで切り抜けられた。

◇いいゴルフ
 丸山大輔 (69と伸ばし)前半我慢して後半にバーディーが取れ、いいゴルフだった。
池に落とすなど危ないところもあったが、しぶとくこらえられた。
あしたもこのペースで頑張る。

◇多少良くなった
 片山晋呉 (68で回り)多少良くなった。ショットはすごくいい。
きょうのような大きなスコアが出てくれれば。爆発しそうな感じはある。

◇乗れないまま
 池田勇太 (73と伸ばせず)乗れないまま終わった。右手首の痛みの影響はある。
ポイントはパット。しっかり強めに打っていきたい。


ハイライト動画 2日目のスコア  



今日はいい位置についていたから遼君のプレーが順調に見られて良かったです
ここまで上位につけるなんて凄い
こうなったら明日もしっかりバーディーを稼いで最終日にはウッズと優勝争いをして欲しいと思ってしまう
(それはあり得ないってか~

今日は赤のウエアで解説者が「日の丸を背負っているようですね~」って言ってました
遼君実にかっこよくて堂々とプレーをしてたよ
明日はたぶんお昼位のスタートか
TVは12:00~17:00まで流れますよ
ワクワクドキドキ

3日目のペアリング





今日の紙面から

遼38位も上位絶望じゃない


石川遼は3バーディー、3ボギーの72で回り、首位と8打差のイーブンパーの38位で初日を終えた。
スコアは伸びなかったが、8番パー5でグリーン前の水を恐れず、残り262 ヤード の
第2打を直接狙う攻めのゴルフも披露した。
世界ランク上位50人中26人が出場した大会で世界レベルを実感しながらも、自身の
世界ランク36位を上回る成績を残すという目標へ意欲を見せた。
首位は8アンダー、64のニック・ワトニー(米国)、タイガー・ウッズ(米国)は5アンダー5位。
小田孔明は2アンダー21位、丸山大輔は38位、池田勇太は48位、片山晋呉は69位だった。

中国でも石川は「らしさ」をみせた。
後半8番603ヤードのパー5の残り262ヤードの第2打。
グリーン前にクリーク(小川)があるが、「狙えるのは今日しかない」と3番ウッドで強振した。
今コースはパー5の4ホールすべてグリーン前にウオーターハザードがあり
「4日間、第2打で狙うことはない」と考えていたが、迷いはなかった。
左に曲げて茂みに入れるミスショットも、アプローチを寄せパーセーブ。
ギャラリーから拍手がわき起こった。

ウッズら世界レベルが顔をそろえた大会で、順位は78人中38位。
「今日はまあまあなプレーをして(順位は)半分くらい。やっぱり日本と世界のレベルは違う」と冷静に分析した。
大会前に目標に掲げた順位は自らの世界ランク超え。
「はい上がっていく感じで回ります。上位にいくのは絶望的ではない」と強気の姿勢を崩さなかった。








お疲れのタイガー・・・(ゴルフジャーナリスト)


今週は中国・上海で行われているHSBC選手権に来ている。
ここに来るまでの道程は、まずアメリカから成田へ飛んで空港近くのホテルに泊まり
月曜日に成田のゴルフ場で開催されたタイガーのイベントを取材。
その日のうちにその足で成田空港に逆戻りして上海へ。
この道程、実はタイガーとまったく同じで、なかなかの強行軍だった。
タイガーと私の動きの中の大きな違いは「タイガー=プライベートジェット」「私=民間航空機」という点。
それと、タイガーの日本滞在時間は半日もなかったが、私はもうちょっと長くいたという点だ。
「どうせならタイガーのジェットに乗せてもらえば」なんて冗談をいろんな人から言われた。

しかし、いくらプライベートジェットで移動したとしても、行く先々で大勢の人々を相手に
するタイガーの疲労は極限状態のようだった。
成田でのイベントでも、アメリカで見せるようなリラックスした表情はほとんど見られなかった。
それでも報道関係者向けのフォトセッションが始まった途端、満面の笑顔をちゃんと
「作る」ところは、さすがプロフェッショナル。

その夜、上海入りしたタイガーは翌日の火曜日、試合会場から離れた場所で行われた
大会関係者&報道関係者向けの会見のようなイベントに参加した。
このイベントには、ここ3年間の大会チャンプであるフィル・ミケルソン、セルジオ・ガルシア、Y.E.ヤンも参加。
4人が屋外ステージの上で川に向かってスイングしたりなんてカメラマン向けのサービスもこなし
その後は300名超の報道関係者を相手に質疑応答。
いやいや、本当にスターは大変だ。

疲労の色が濃いタイガーは記者から投げかけられた質問をきっちり受け止める集中力がキレていた。
「1つ目の質問は……。2つ目は……」といった言い方で質問されたときは、決まって
「……あれっ2つ目は何だったっけ」と、ちょっと申し訳なさそうに聞き返してばかりだった。

よっぽど疲れていたんだろうなあ。
この大会は毎回、勝てそうで勝てない続きだ。
今年も、こんな強行軍の末に試合を迎えるのだから、いいスコアなんて出せないだろうなあ……
そう思いながら眺めた初日のスタートホール。
いきなりカメラマンのシャッター音に「やられて」しまった。
このシャッター音、アジア人の報道カメラマンの仕業だったが、なぜかアマチュア用のカメラを持っていた
このカメラマン、フォーカスを合わせるときになるピピッという音に続いて
カシャカシャカシャとシャッター音を鳴らしまくった。
しかも、ダウンスイングで。

さすがのタイガーもたまらない。
握っていたアイアンのヘッドがティグラウンドにボコッ。
大ダフリ「ヘーイ、カモン・ガイズ」と怒鳴り散らし、ボールは
ヘナヘナ球となって右ラフに飛んでいった。
それでもパーセーブしてしまうところは「さすが」なのだが、その後も
なぜかカメラを持ち込んできていたギャラリーたちのカメラに悩まされ続け、なんだか、かわいそうだった。


それでも初日は5位発進。すごいなあ。
どんなに疲れていても、どんなに周囲の状況や環境が悪くても、集中力が切れ気味になっていても
やっぱり上位に入るタイガー。これが実力の差なのだろう。

かるーくやっても5位発進できちゃったというわけでは決してない。
タイガーはタイガーなりに、想像を絶するほどの過密スケジュールをこなし、いろんなことを乗り越え
体力気力の限界に近いところで必死にやった末の5位発進なのだ。
明日以降、お願いだから、タイガーの邪魔をしないであげてほしい。
もちろん、石川遼も似たような状況ゆえ、石川の邪魔もしないであげてほしい。
いやいや、もちろん、どの選手の邪魔もしないであげてほしい。
ギャラリーが選手の邪魔をするなんてこと、あってはならないはずだ。
いやいや、その前に、メディアとして来ているカメラマンや記者が選手の邪魔を
するなんてことのほうが、もってのほかで本末転倒。
とにかく、選手たちにちゃんとプレーをさせてあげようではないか……
と思うのだが、うーん、無理かもしれないなあ。
そのぐらいチャイナゴルフは衝撃的で、私もかなりショック





遼君HSBC初日38位T!

2009-11-05 20:05:15 | 遼君
「良く我慢できた」遼、初日はイーブンパー38位

「WGC HSBCチャンピオンズ」初日の朝、練習場でドライバーを打った石川遼は、前日使うことをほのめかしていた
新シャフトをこの日は使わないことを決断する。
「総重量が8グラム重いので、その分練習が必要だと思った」とこの翻意の理由を説明する。
石川は慣れ親しんだドライバーで、初のWGCイベントをティオフした。

序盤は心配していたようにショットがやや左に出ていたが
「結果には現れていないけど、切り返しのタイミングは合ってきた」
と、石川本人のフィーリングは悪くはない。
インスタートのこの日、288ヤードと距離の短い16番パー4では「体が狙いたがっていた」と
ドライバーで果敢に攻めたが、グリーン左のカードバンカーのふちに止まってパーセーブがやっとだった。

折り返した後半、603ヤードの8番パー5で会心のドライバーショットを放った石川の第2打は残り262ヤード。
「迷いましたけど、狙える日は今日しかないと思った」と、3Wで2オンを狙うと
ミスショットで左サイドの林の中に打ち込んでしまう。
「ハザード内でした」という3打目だったが、これをグリーンに載せてナイスパーで切り抜けた。

結局この日は3バーディ3ボギーのイーブンパーで回り38位タイとした石川。
「内容的には良く我慢出来たと思う。結果的にはパープレーで、上位が絶望的という状況ではない。
アプローチとパットだけ、もう少し上手くいけばアンダーパーで回れたと思う」
と、初めてのWGC、そして初めての中国という状況での結果としては及第点を与えた。

それでも、一時は9アンダーまで伸びたトップには呆然とするしかなかった。
「自分とはレベルが違いすぎると思います。これ以上ないっていうプレーではないけど
まあまあのプレーをして半分以下っていうのは、簡単に言うと日本とは違う。
世界のレベルは凄いと思いました」と石川。
それでも「ここから這い上がって行くことを目指せば、モチベーションも落ちずにやっていけると思う」と
しっかりと残り3日の目標を定めていた。


丸山大輔(38)らとともに38位発進となった。

8アンダーの64で回ったニック・ワトニー(23)=米国=がで単独首位に立ち
世界ランク1位のタイガー・ウッズ(33)=米国=は6バーディー1ボギーの67で回り
5アンダーで首位に3打差の5位につけた。

国内賞金ランクトップを走る池田勇太(23)は、インスタートの前半で2アンダーとスコアを伸ばしたが
後半崩れて6バーディー4ボギー1トリプルボギーの73で回り、1オーバーの48位発進となった。

小田孔明(29)が2アンダーの21位で日本勢トップ。
片山晋呉(36)は3オーバーの69位と出遅れた。


午前中はPCでHBHを見てて1時からTVを見ましたけど
上位の選手は良く映るけど遼君はタイムリーには映してくれなかった
まめにハイライトは流してくれたのでそれは良かったです
9Hをボギーにしてしまったのがちょっと凹む
明日は是非アンダーパーで〆て欲しいわな~


名前をクリックしたらHBHがUPします

Leaderboard  



今日の紙面から

遼「気になる」ジェットコースターの悲鳴


石川遼(18=パナソニック)に想定外の難敵が出現した 
世界ゴルフ選手権シリーズ・HSBC選手権は5日、中国・上海の■山国際GCで開幕する。
石川は前日4日のプロアマ戦に出場。
17番パー3のティーグラウンドで、「ギャアー」という絶叫が耳をついた。

悲鳴の主は会場から約2キロ離れた場所にある遊園地のジェットコースターの乗客。
8月にオープンしたばかりで、高さ約60メートルから急降下するときの絶叫がティーグラウンドまで響き渡る。
「悲鳴は気になる。同組の2人(グーセン、キム)が気にしだしたら自分もそうなるかも…」と
石川は悩ましげな表情を浮かべた。

賞金総額700万ドル(約6億3000万円)で、日本ツアーの賞金にも加算される大事な一戦。
この日は「今までよりヘッド側のしなりが抑えられている」という新シャフトを使った新ドライバーを投入した。
「今まではタイミングが少し合わないと左に曲がりやすかったけど、左にいきにくくなる」。
スピン量も抑えられるため「ゆっくり伸びる」という新兵器で、騒音も切り裂き、スコアも伸ばしたいところだ。


遼、初のWGCイベントで新シャフト投入


初めての中国、そして初のWGCイベント開幕を翌日に控えた4日石川遼が開催地の
シェーシャンGCでプロアマ戦を行った。
前日18ホールをラウンドしており、この日が2度目のラウンド。
石川は、ドライバーに新しいシャフトを挿してその感触を確かめた。

これまでのものより、先の走りが抑えられているという新モデルは
「スピン量を抑えているので、サイドスピンも少ない。
これまでのものはちょっとタイミングが合わないと左に曲がってしまったけど、左に行きにくくなった」と石川は言う。
「初速は遅いけど、伸びる。周りから見たら迫力が落ちるかもしれないけど
行ってみたら飛んでいるという感じです」と、新シャフトで安定感が増したことに手ごたえを感じていた。

コースは良く整備されており、芝の状態も万全。
石川は、グリーン周りを攻略のポイントに挙げる。
「グリーンは小さくてアンジュレーションが大きいです。
今日の9番のセカンドは4Iだったし、グリーンを外すことも多くなると思うから、そこからが大切。
ショットは自信を持っているので、パット、アプローチの課題が今週経験して良くなっていけばいい」と抱負を語った。

前日のパーティでは、S.ガルシア、L.ウェストウッド、S.オヘア、C.ビジェガス、Y.E.ヤンらと話し込んだという石川。
R.マキロイやI.ポールターからは、「プレジデンツカップで頑張ったね」と声を掛けられたと喜んだ。
世界の中で居場所を築きつつある石川が、今週さらなる飛躍を目指す。





来季ツアー日程発表、1月7日にハワイで開幕…米男子ゴルフ
 
米男子ゴルフツアーは3日、来年のツアー日程を発表
1月7日からのSBS選手権(ハワイ州カパルア)で開幕することになった。

メジャー大会は、4月8~11日のマスターズ・トーナメント(ジョージア州オーガスタ)でスタート。
全米オープン選手権(カリフォルニア州ペブルビーチ)は6月17~20日
全英オープン選手権(英セントアンドルース)は7月15~18日
全米プロ選手権(ウィスコンシン州コーラー)は8月12~15日に行われる。

レギュラーシーズンの大会数はことしと同じ37で、ツアーのポイント上位選手によるプレーオフは
8月末のバークレイズ(ニュージャージー州パラマス)を皮切りに4大会が実施される。
フォールシリーズの日程は追って発表される。


「先輩の威厳!?」

同じ土俵で戦えないランキング




観戦マナー8か条しっかり学んで楽しく


最近、特に男子ツアーでギャラリーの観戦マナーが問題になっている。
携帯電話での写真撮影や通話、心ない声援やプレー中のボールを持って帰ろうとする人まで…。
賞金王、賞金女王争いが佳境に入る今、基本的なことから改めてマナーを学び
楽しくツアー観戦しよう。

 
《1》携帯電話 
日本オープンでバンカーから打とうとした石川遼をカメラ機能付きの携帯電話で
撮影し、問題になったことは記憶に新しい。
「遠いし大丈夫」と勘違いしている人もいるだろうが、カメラなどでの撮影は禁止である上
シーンと静まっているときのシャッター音は想像以上に大きく、選手には気になる。
電話はマナーモードにすること。通話も自分が思っている以上に周囲に響く。

 
《2》コースレイアウトの活用 
入場の際などに配っているスタート表には、コースレイアウトが載っている。
石川組などは混雑することが多いので、レイアウトを見てシミュレーションしておくとスムーズに観戦できる。
1つの組が1つのホールを通過するのに要する時間は約12~15分。
「例えば、コースに来たら石川組がもう7番にいた、とします。
30分足らずで9番に来るので、歩いて向かう時間を考えれば他の組を
見ながら待ち構える方が得策ですね」(トーナメント関係者)


《3》周囲の組に注意 
人気選手を観戦する際は、同組、前後の組や隣のホールをプレーしている選手に迷惑をかけないこと。
人気選手が打ち終わると次のショット地点に向け動き出す人がいるが、同組でまだ打っていない選手
前の組でセカンド地点やグリーンなどでプレーしている選手への配慮が必要だ。
また、数ホールのティーショットやグリーンが密集している定点観測ならいろんな
選手のプレーを見比べることができる。

 
《4》靴に注意 
運動靴がベスト。スパイクシューズはカート道を歩く際にカツカツと音が鳴るので控えた方がいい。
女性はヒールは厳禁。コース内を横断できる場所はフェアウエーが多く、そこを横切る際、芝生に穴が開く。
「過去、ヒールが抜けなくなって立ち往生した女性がいます」(ツアー関係者)

《5》ボールは触らない 
石川のボールを持って帰ろうとした女性がいたが、それがもとで見つからなかった場合、ロストボールで2打罰。
選手が被害を受ける。

 
《6》お酒はほどほどに 
「過去、酔っぱらったギャラリーが選手に暴言を吐いて口論になったことがあります」(ツアー関係者)。
昨年の日本シリーズJTカップでも、ティーグラウンドの横で酔っぱらいが
警備員と押し問答を繰り広げ、プレーを妨げた。


《7》ロープ内は進入禁止 
決められたクロスウエー以外を横断することは打球事故につながりかねない。
斜面などけがをする恐れがある場所も進入禁止だ。
「昨年、がけで足を滑らし骨折やじん帯断裂などを負ったギャラリーもいます」(フリーカメラマン)。

 
《8》拍手は好プレーに 
サン・クロレラクラシックで、石川と優勝を争ったブレンダン・ジョーンズが
バーディーパットを外すと拍手が起こった。
マナーの悪い応援は、勝った選手を悲しませることにもなる。

 
◆双眼鏡や脚立有効 〇…観戦の際、双眼鏡と脚立を持って行くと便利だ。
双眼鏡があれば、少々遠い位置からでもプレーが見えるため、急いで次のショット
地点に向かわなくて済むし選手の表情も分かる。
また、脚立は人気選手の組や最終組などギャラリーが多い際、何重にもなっている
ギャラリーの後ろからでも見ることが可能になる。
持ち運び可能な小さなものが重宝する。

これは絶対に必要です
脚立なんかは遼君と一緒に歩いても良く見える
先回りして場所取りの必要がないから疲れないです

遼君明日HSBC開幕!ウッズインタビュー!

2009-11-04 17:13:18 | 遼君
いよいよ明日からHSBC選手権が開幕です
1日目で遼君がどの位置につくかどんなプレーを見せてくれるか
いまから(*゜▽゜*)ワクワク してます
GNWでは13:00から17:00までOAです

米国の時間になってますから遼君はトップにあります

HSBCスタート時間とペアリング


コース概要


遼君は出ないですがレクサスのペアリングが更新されました
そこでマナー啓発ビデオを見ました
小田龍一プロが拒否し続けたようですが立派に噛むことなく参加されてます
遼君は何回もCM経験してるだけあってみてても安心して見れました
選手達の気持ちがギャラリーの皆さんに伝わることを願ってます


観戦マナー啓発ビデオ

The Championship by LEXUS ペアリング




今日の紙面から

遼、世界選抜グーセン&キムとビッグペア

石川遼(18=パナソニック)が、日本での賞金王争いに向け、好ペアリングに恵まれた。
5日開幕の世界ゴルフ選手権シリーズHSBC選手権(■山国際GC)の第1、第2ラウンドで
レティーフ・グーセン(40=南アフリカ)とアンソニー・キム(24=米国)との同組が決まった。
10月の米国-世界選抜対抗戦プレジデンツ杯でチームメートだったグーセンと、同杯の米国選抜の一員で
米ツアーでの「兄貴分」キムとのラウンドに「堂々とできる」と士気を高めた。
優勝賞金は120万ドル(約1億800万円)に決定。
日本ツアーにも加算される高額賞金大会で、賞金王に向け絶好のプレー環境が整った。

縁ある世界の一流選手2人との同組に、石川の声は自然と弾んだ。
「ビッグなペアリング。うれしいですね!」。
世界選抜の一員として最多の3勝を挙げたプレジデンツ杯。
「あの経験があるので、海外でもよそ行きじゃなくて、ちょっとずつ堂々とできるようになった」。
自信の源となった大会で関係を深めた2人だけに、喜びもひとしおだった。

全米オープン2勝のグーセンとは、世界選抜メンバーとしてプレー以外でも交流を深めた。
車のゲームをしていると「免許がないのに何でそんなにうまいんだ」とつっこまれ
「このゲームは日本製だからね」と冗談めかして返答することもあった。
米国選抜だったキムとはマスターズ、全米プロの予選ラウンドに続く同組。
年齢が近く「いつでも米国に来た時は電話しろ」と目をかけられている「兄貴分」だ。
この2人なら気兼ねなく会話でき、リラックスしてプレーできる。

初コースのグリーンのアンジュレーション(起伏)のきつさにも
「米国に雰囲気が近い。速さもあるけど、今日は(パットの)タッチが合っていた」と違和感はない。
この日は賞金額も発表され、78人出場で予選落ちはなく、最低賞金でも2万5000ドル(約225万円)と高額。
日本ツアーの賞金ランク1位で、今大会にも出場する池田を約445万円差で追う中、1つでも上の順位が欲しい。
「プレジデンツ杯ペアリング」がその大きな援護射撃になりそうだ。

※■は全の王が示








石川遼、初めてのWGC!中継はWヒロシでお送りします









タイガー・ウッズ ゴルフは楽しまないと(2日前に来日した時のインタビュー)


世界のタイガーが登場です。
プレーに臨む心構えや石川遼選手の印象などを話してくれました。
ゴルフファン必読です。 (・・ウッズ)

   
(インタビュー前にパットを打つ。1パット目は外れ、2パット目でカップイン。その後、握手)

武内 柔らかい手ですね。1パット目は惜しかったですね。

そうですね。今年もありましたが、よくあることですよ。

武内 遊びであっても、負けるのは嫌?

 もちろん、負けるのは大嫌いです。

武内 ウッズ選手のようになりたい人はたくさんいます。
少しでも近づくために、何をすればいいですか。

 考え方としては、ゴルフを楽しむということが重要です。
(この日はイベントで練習ラウンドを回り)今日のラウンドは楽しかった。
みんながああいう親しい雰囲気で回れれば良いですね。
お互いに話し合い、緊密に話ができた。
普通のトーナメントではお互いに離れていて質問し合うことができませんが、今日はとても良かった。

武内 多くのプレッシャーがかかる舞台を制してきましたが、プレッシャーに強くなる秘訣は何でしょう。

 やはり、楽しむことが一番大切です。
プレッシャーのかかる舞台に立てるチャンスを得て、競争して試合に勝とうとすることには楽しみがあるんです。
アーノルド・パーマーやジャック・ニクラスらのプレーを子どもの頃に見ていて彼らのようになりたいと思っていました。
また、いつか彼らと戦えるようになりたいと思っていました。
今はそれが私の仕事になっていることを幸運に思います。

遼にとても感心

武内 日本でも若いプレーヤーが台頭しています。印象に残る選手はいますか。

石川遼選手とは、全英オープンで一緒にラウンドしましたが、非常に優れた選手ですね。
当時、彼は17歳。あの年で、あれだけプロの記録を打ち立てている選手はいないので、非常に感心しました。
これからという選手が参戦してきて、彼のようにプレーできるということは、驚きです。
また、すごく良い性格をしています。これは大切なことですよ。

武内 全英オープンのときの会話は覚えてます?

 それほどたくさん会話をしたわけではありません。
初日はお互いに大変厳しかったし、2日目は(互いに予選落ちして)最悪になってしまった。
彼も私も全力を尽くしていた中で、少ししか話していませんが、すごく良い子だと思いました。
ゴルフに対して深い思いを持っているし、落ち着いて見えた。
ほかの人より突出した実力があるので、彼が経験さえ積めば、結果はついてくると思います。

武内 日本にもゴルフをやる人はたくさんいます。その人たちにアドバイスはありますか。

 やはり、楽しむことが一番大切。
ゴルフをすることは楽しいことですから。
日本はゴルフ人口が多くて、ゴルフ場へのアクセスが限られているので難しいかもしれませんが
ゴルフをプレーするときは、ぜひ楽しんでほしい。
そして、友人を打ち負かすことができれば、さらに楽しいですね。

がんばれば成功

武内 毎日の生活の中で、何をすればいいでしょう。

 厳しい練習を積むことが大切です。
私もここまでになるために、プレーだけでなく厳しく取り組んできました。
私の父(アール・ウッズ氏)はいつも「全力を尽くせ」と、言っていました。
非常にシンプルな話ですが、常に全力を尽くせば結果は出る。
一生懸命取り組まなければ決して良い結果は出ません。
自分が望む結果を得たければ、それを勝ち取るために頑張ることが大切です。
そして、頑張ることによって成功ための足場を築くことが大切なのです。

武内 子どもの頃から、何を心がけてきましたか。

 そうですね。出来る限り全力を尽くすこと、そして自分が好きなことを楽しむことですね。
私は今では父親ですが、できるだけ良い親になることも大切なことだと思っています。

武内 ところで、今、夢はありますか。

 もちろん。タイガー・ウッズ財団でゴルフ教育センター(米ロサンゼルス)をつくりました。
ゴルフだけでなく教育を重視していいますが、世界的なものにして、さらに多くの子どもたちの助けにしたい。
そして、子どもたちに力強い心で頑張ってもらい、ほかの人にも同じ姿勢で教えてもらいたい。

武内 ゴルフは何歳まで続けますか。

プロとしては分かりませんが、プレー自体はずっと続けていきますよ。
プロのレベルを維持し続けるのには、たくさんのエネルギーと時間が必要。
もしからしたら、いつかプロのレベルでプレーできなくなる日がくるかもしれません。
少しでも後ろに延ばしたいと思いますが、身体的にできなくなる時期が来るでしょう。
でも、プロのスポーツとはそういうものです。
プロのレベルであと何年できるか分かりませんが、常にプレーはしていたいと思います。

終始 穏やかな空気漂わす


〈後記〉 終始、とても穏やかな空気を漂わせていました。
驚いたのは背中の大きさ。肩に羽が生えているかのようでした。
握手した手は肉厚で柔らかく、手のひらを見せてもらい「マメが少ないですね」と話すと
無造作に中指の付け根に巻いてあったテーピングを外してくれました。
そこには出来立ての白いマメ。そのさりげないしぐさに、世界のスターを一瞬だけ近くに感じました。
日本食では、おすしやお刺し身がお好みだそう。
ひざをけがしてからは、魚や鶏を多くとるようになったそうです。(テレビ朝日アナウンサー)

 
Tiger Woods 米カリフォルニア州出身、33歳。
生後9カ月でクラブを握り96年にプロ転向。
米ツアー通算71勝。メジャー大会はニクラスの18勝に次ぐ14勝。

遼君HSBCグーセン、キムと同組!

2009-11-03 21:07:39 | 遼君
石川はグーセン、キムと同組=5日からHSBC選手権

 
男子ゴルフのHSBC選手権(5~8日、中国・上海)の組み合わせが3日決まり、石川遼はレティーフ・グーセン(南アフリカ)
アンソニー・キム(米国)と午前8時50分にスタートすることになった。
 
同大会は年間4試合行われる世界選手権シリーズ。
賞金総額は国内最高額の約3倍にあたる700万ドル(約6億3000万円)で獲得賞金は日本ツアーのランクにも加算される。
日本からは石川を抑えて賞金1位の池田勇太、片山晋呉、丸山大輔、小田孔明の5選手が挑戦する。
大会にはタイガー・ウッズ、フィル・ミケルソン(ともに米国)ら世界ランキングの上位選手も数多く出場する。 

上海の●(=全の王が示)山国際GCで丸山大輔、片山晋呉と5日の大会開幕に向けて練習ラウンドを行い
「米国のコースに似ていて回りやすい」と印象を語った。
優勝賞金は120万ドル(1億800万円)と高額


練習R


昨晩は羽田でのインタビューの様子が流れたけど
今日は見ることが出来なかったな~
他のチャンネルで入ったのか
ゴルフがない時に用事を済ませ家事をいつもより綺麗にします
ゴルフが始まるとそれ一色になってしまうわな~
相方今日は88で回って好成績でした
100切れなかったのに凄いですわ
毎晩パターの練習をしたせいかその成果が出たようです
私は早く遼君のプレーがみたいのだ






今日の紙面より


遼、HBSCで世界ランク上昇だ


石川遼(18=パナソニック)が、5日開幕の世界ゴルフ選手権シリーズ・HSBC選手権に向け上海に到着した。
予選落ちがなく、出場者も78人に限られた大会。
羽田空港での出発会見では、自身の世界ランク(36位)を考えて「35位前後より上位」を
目標にしたが、さらに上も目指せる一戦になりそうだ。

同シリーズは世界の一流選手の「最強決定戦」。
8月ブリヂストン招待の資格には「世界ランク50位以内」などがあり、出場だけでも壁は高い。
だが今大会は新設大会で初の中国開催でもあり、アジアンツアー優勝者の資格で9人
日本ツアー優勝者からも5人など「アジア枠」を広く採用。
結果、1日付の最新世界ランク50位以内の出場予定者は26人にとどまる。

選手層の薄さは、「年末時の50位以内」の資格での来季マスターズ出場を目指す石川にとっても朗報だ。
今大会で獲得できる世界ランクの換算ポイントは日本ツアーの4倍以上。
上位進出が持つ意味は大きい。さらに賞金総額700万ドル(約6億3000万円)と高額で
日本ツアーの賞金にも加算されるため、同じく今大会に出場する池田との賞金王争いに向けても重要な1戦。
「短い4日間の中で全力を尽くしたい」と中国での奮闘の先に、来季のメジャー出場も見えてきそうだ。





 



遼が派遣社員応援、求職者にメッセージ

 石川遼(18)が、派遣情報サイト「マイナビ派遣」のキャンペーンに参加している。
「自分らしく派遣で働くあなたを応援」がテーマで、求職者がマイナビ派遣に掲載されている
求人案件に応募すると、石川遼から応援メッセージが届く。
同キャンペーンの告知広告が年内、東京メトロ全線で実施される。




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ツアープレーヤーたちの飛距離指南・・小田孔明(09.6月)


今回は、誰もが気になる“飛距離”のお話。
「どうすれば飛ぶようになりますか」とは、プロのレッスン会やトークショーの質問コーナーで
マチュアのみなさんからかなりの確率で出てくるクエスチョンだろう。

しかし質問者が満足出来たり、実際に成果を感じられたりするような答えは、これまたかなり高い確率で
返ってきたためしがないのではないだろうか。

「当たり前ですよ。だって、満足いくような答えなんか、ないんですもん。
むしろ、僕なら“今さらもう遅いんですよ”と、言いたいくらいです」と
ぴしゃりと言うのはツアーきっての飛ばし屋、小田孔明だ。

昨年のドライビングディスタンスはわずか0.27ヤード差で、津曲泰弦に1位の座を譲ったがその実力とともに
飛距離でも一目置かれている小田は、プロ仲間からもよくそういう質問を受けるのだという。

そのたびに、小田はこう答えるようにしている。

「飛距離はクラブやボールで補うことにして、アイアンショットや小技の精度を上げるほうに力を入れたらどうか」。

まずはそう勧めてみるのだが「お前は出し惜しみしている」と責められたり、諦めきれないプロには
「そこをなんとか」と食い下がられて、困ってしまうこともしばしばという。

身長176センチ、体重85キロの屈強な体を羨ましがられることも多い。
しかし、小田はこれについても「体が大きいからといって、必ずしも飛ぶわけではない」と、否定する。

「もちろん、有利な面は多いかもしれませんけれど、実際は身長が高くてもまったく飛ばない人もいるし
体が小さくても凄く飛ばす人もいるじゃないですか」とは、確かにおっしゃるとおりである。

小田によると、飛ぶ・飛ばないはその人が、最初にクラブを握ったときにほぼ決まってしまうのだという。
つまり、確実にフェアウェイに置いて、というようなステディなプレーを目指すか。
それとも「俺は、何がなんでもまずは飛距離だ」というようなスタイルを選ぶのか。

その人が、最初に何を求めてゴルフを始めるかで「運命が決まる」というのだ。

「だから、プロになって飛ばし屋と言われる人たちはみな、幼いころに徹底的に飛ばすスイングを
教え込まれた選手たちなんです」と、小田はいう。

たとえば、小田が「ご近所のよしみ」でよく一緒にトレーニングさせてもらっているという伊澤利光が良い例だという。
伊澤は、身長169センチと決して大きいほうでない。
しかしそれでもよく飛ばすのは、伊澤が子供のころからお父さんの利夫さんに
飛ばすスイングをたたき込まれてきたからだというのだ。

また、最近で言うならやはり石川遼だ。
子供のころに、小さくまとまったスイングを覚えてしまうと、一度ついてしまったクセは
大人になってからでは変えることはほとんど困難なのだと小田はいう。

「そのことを、石川遼くんのお父さんはよく分かっておられたのでしょう。
もちろん、遼くんのほうにもお父さんの教えを体現できる高い身体能力があったからこそだと思いますが
息子の才能を早くから見抜き、一貫して方針を曲げなかった。
その点でも、ほんとうに素晴らしいお父さんだと僕は思いますね」。

得意分野の飛距離について、そんな持論を展開する小田に「では、これから子供にゴルフを教える親は
具体的にどんな指導をしていけばいいのか」と尋ねてみたら、今度はたちまち口ごもってしまった。

「それは、その……。僕には上手に説明できなくて」と、頭を掻いた。

「これはもう、まさにミスター(擬音語を多用することで有名な長嶋茂雄・読売巨人名誉監督)の世界で
“ここでこうバーンとクラブを返すんだ”というような表現しか僕には出来ないので、よく他のプロにも
“お前の説明はよく分からん”と呆れられます。
これでは、とても良い指導者にはなれそうにありませんね」と、苦笑した。

それでも未来のプロゴルファーたちに、ただひとつ明確に伝えられることがあるとすれば
「300ヤードではなく400ヤード飛ばすつもりで頑張れ、かな」と小田。

「僕もそうですが、子供のころから400ヤードが目標だったから、今は普通に打っても300ヤードは軽く飛ぶ。
でも最初から300ヤードを目標にしていたら、きっと200ヤードしか飛ばなかったと思うんです。
これは何にでも言えることだと思いますが、目標を大きく持つことで
より高い次元を目指していけるということではないでしょうか」。

というわけで、今年の小田の目標は、ズバリ「賞金王」だ。
飛距離でも、夢でも、なんでもデッカイことはいいことなのダ……

遼君 羽田から上海へ!

2009-11-02 20:05:06 | 遼君
遼クン、中国へ出発 HSBC「35位以内に」

 
男子ゴルフの石川遼(18)=パナソニック=は2日、世界選手権シリーズの「HSBC選手権」(5日開幕)に向け
羽田空港から開催地の中国・上海へ出発。
中国を訪れるのは初めてとあって、空港周辺のホテルで開かれた会見では
「黄砂の影響でコース内ではピンが見えにくいという話を聞いた。
あまりイメージを抱いたことのある国ではありませんでしたが、楽しみですね
出場する全選手が有名な人ばかり。
自分の世界ランキングが35位前後なので、35位以内に入りたい」と抱負を語った。

また、この大会は、4大メジャーの次にランクされる賞金総額700万ドル(約6億3450万円)をかけ
タイガー・ウッズら世界ランク上位選手も多数出場。
ウッズがこの日、日本のイベントに参加してから上海に向かうことを伝え聞くと、
「多忙ですね。一ファンとして大変だなと思う」と驚いていた。


羽田での記者会見画像2枚




石川遼らが出演する観戦マナー啓発VTRは今週お披露目


先週のマイナビABCチャンピオンシップの水曜日に、ギャラリーの観戦マナーについ て
選手たちが直接呼びかけるVTRの作成が行われた。

近頃、大会中に相次いだマナー違反を重く見た当機構(社団法人日本ゴルフツアー機構=JGTO)会長の小泉直が
「毎週、たくさんのギャラリーのみなさんに来ていただくのは非常に有り難いのですが、ゴルフはマナーのスポーツ。
選手はもちろん、ギャラリーのみなさんにも守っていただいて、一緒にトーナメントを盛り上げていく形を作りませんか」
との呼びかけに賛同した選手会は、ビデオに出演する6選手を選出。

選手会長の宮本勝昌を筆頭に、藤田寛之と片山晋呉、矢野東と小田龍一と石川遼が顔を揃えることになったのだが
この錚錚たる面々に、すっかり怖じ気づいたのが小田だった。
小田の選考理由は言うまでもなく、先の日本オープンで今野康晴と石川とのプレーオフを制して
劇的Vをあげていまもっとも旬な選手の一人であることだったが、それにもまして
普段から礼儀正しい選手として知られていることでもあった。

ギャラリーの声援には必ず帽子を取って深々と頭を下げる。
初優勝をあげてからは、がぜん応援の声が増えたが、そのたびに何度も何度もお辞儀をするものだから
それでプレーに集中できるのかと見ているこっちが心配になるくらいで、それでも
しっかりと翌週のブリヂストンオープンでも優勝争いに加わった。

そのほか、コースに落ちているゴミを積極的に拾い集めてゴミ箱に捨てたり、その様子はマナーに
人一倍厳しいドンこと杉原輝雄を彷彿とさせると、関係者の間でもっぱらの評判だ。
そんな選手のビデオ出演は、まさにうってつけ。

だがいかんせん、先週の当コーナーでもお伝えしたとおり、本人はもともと人前に出るのが大の苦手ときている。
練習場でも、わざわざ一番端っこの打席が空くまで待つというほどで、次の里帰りに予定が入っている
地元・鹿児島のテレビ局に出演することでさえ、今から胃の痛い思いをしているというのだから……。

JGTOのスタッフに、「ダメダメダメ、俺なんか絶対にダメ!」と、スタコラと逃げ出した。
それでもなお「ぜひに」と執拗に追いすがるスタッフに、
「その5人で十分じゃないですか。僕の出る幕じゃない」と
最後まで尻込みしていたが、ついに観念してカメラの前に立ったのだった。

約15分ほどかかったV撮りを終えて部屋から出てきた小田は
やっぱり胃の辺りをさすりながら「はぁ~緊張しました。もう二度とごめんです」と
顔をしかめつつ「でも、なんとかセリフは噛まずに言えましたよ」と、ちょっぴり胸を張っていた。

日本オープンチャンピオンも勇気を出してカメラの前に立ったこのVTRは今週の
「The Championship by LEXUS」から、スコアモニター等で流す予定だ。
「携帯電話やカメラ、ビデオによる撮影はしないで欲しい」ということ
また「選手がプレーに入ったときは、動いたり、音を立てないで欲しい」こと。
そして、「自分たち選手はいつでも最高のプレーでファンの皆さんに楽しんでもらいたいと願っていること」
などを6選手がそれぞれ1フレーズずつカメラに向かって訴えかける様子はその声と姿をつなげて
音声ありとなしの2パターンでそれぞれ約30秒ずつに編集される。

小田をはじめ、6選手がVTRの中でどんな表情を見せてくれるのか、楽しみだ。
出演した石川遼も、「良いモノが出来ていると思います。絶対に効果はあると思う」と大いに期待を寄せている。









今日の紙面から

遼、賞金1位勇太と445万円差



連覇を狙った石川遼(18)は73で、通算6アンダーの6位に終わった。

最後に意地を見せた。
18番パー5。石川は残り195ヤードの第2打で、池越えのピンを攻めた。
5番アイアンで振り抜いた球は、手前4メートルへ。
しっかり決めてイーグルで締めた。
「あれはギャラリーの人の力。天気が良くない中で、多く来てくれて、後押ししてくれた」。
雨でも残ってくれたファンに、感謝した。

6打差3位の最終組で迎えた最終日。大事な序盤でつまずいた。
ドライバーが左に曲がり1、2番で連続ボギー。
362ヤードの7番パー4ではドライバーでワンオンに成功しバーディーを奪うが、その後もショットは安定しなかった。

「昨日よりも緊張、重圧があったかもしれない。
優勝できなかった悔しさより、優勝争いに加われなかった悔しさの方が100倍大きい」。
18番でイーグルを奪っても73。優勝した鈴木とは8打差の6位に沈み
「鈴木さんは僕と対照的にステディーで、素晴らしいプレーをしていた」と完敗を認めた。

右手首痛で欠場した賞金ランク1位池田との差を約445万円差まで詰めたものの
逆転は5日開幕のHSBC選手権(中国・上海)に持ち越し。
海外直近の国内試合で今年4戦全勝だった「不敗神話」も今大会で途絶えた。
前週から、よりダイナミックに「改良中」のスイングもこの日はタイミングが合わず、何度も素振りで調整した。

「またゼロからやり直しです。中国に行ってからも練習して、試合を通して良くしていきたい」。
賞金総額700万ドル(約6億3000万円)と高額なHSBC選手権にはウッズら世界の強豪も出場予定。
短い時間で修正し、間に合わせるしかない。



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石川遼の清々しさ・・・ ゴルフ記者(2009.10月)


日本オープンが始まった。
石川遼プロ(18)も、プレジデントカップから帰国して、わずか1日の練習ラウンドで臨んだ本番ながら堂々の
5バーディー、3ボギーの通算2アンダー、10位タイのスタートである。

連戦に次ぐ連戦…。
しかも米国から帰国したばかり。太平洋を横断した。時差が襲う。
肉体的にも精神的にも厳しい環境にあったが…。
石川プロはしかし、愚痴一つこぼさなかった。

「すごくいいスタートを切れました。“よかった”で納められることはないですが、いいゴルフになってきた。
まだ、1メートル、2メートルのパットを左に外したりして、“もう少しかな”と思いますが
それをいうときりがないので…。
その中でアンダーパーで回れて、10位はいいスタートですね。
ええ、順位が50位、60位でも挑戦する気持ちは変わりませんが初日で10位というのはいい位置だとは思いますね。
課題だったドライバーもよくなってきたし、ここはフェアウエーが狭く、難しいですが
コースのロケーションに慣れてくるだろうし、だんだんよくなると思ってます。
(時差ぼけ、長旅で体調は?)思っていたよりいいです。
2日目、3日目に向かってだんだん良くなっていくと思いますので…頑張ります」

ラウンド終了直後のインタビュー、そこに連戦、米国帰りの愚痴はなかった。

そればかりかラウンド終了直後、カメラに向かって手を振るポーズ…。
「ギャラリーやファンが僕を育ててくれているです。みんなの声援が僕の力になる」。
このフレーズを石川はよく使うが、決して口先だけの綺麗ごとではない。
「見られることがスキ…。本当に力になる」。
見られて光り輝く、スターの資質を内面に持っているのである。

18歳のこの若者は、16歳からプロの世界に身を投じて、自分のゴルフ界での立ち位置を必死に探していた。

「(1勝を挙げて)プロになったからといって、この中で僕は一番の下手っぴなんです。
だから、環境も含めてとにかく何でも吸収したい。
とにかく一番ゴルフ経験が少ないし、練習も人一倍やらなきゃ」。
ゴルフに対してひたむきな姿勢を見せ、そしてこの2年間貫いてきた。
常に「何歳までにここまで到達する…」といったテーマを持った練習、そして体力作り…。
「ゴルフをやりながら、週3回の体幹トレーニングなど体力強化はシンドイ…。
けど、このシンドさを越えることによって体が出来るってことなら、僕はシンドイと思わないようにしている。
“いまやる”ことが血となり肉となると思ってやっている」

この信念とやり続けたことによって、石川のゴルフ技術は飛躍的にアップし、そして1メートル70そこそこで
60キロぐらいだった“線の細い”体は、一回りもふた回りも大きくなっていた。

プレジデントカップで石川を世界選抜のメンバーに選んだグレッグ・ノーマンは、
「彼の練習を見たとき、これが18歳かと目を疑ったよ。それほど、内容が濃いものだから…」。
そしてプレジデントカップで3勝を挙げた。
「彼は今後何十年もこのメンバーに選ばれる選手…」と選抜したことに狂いがなかった
ノーマンの自負と石川の素材を褒め称えた。

 
今季すでに4勝して、賞金王レースのトップにいる。

「1年前なら、いまこんな位置にいることなんか、とても考えられなかった。
けど、こういう争いをしていくことで強くなれる自分を見出せるとは思っています」と。

ちょっと前、“ハニカミ王子”と言われた。遼クン…とも。
既存の男子プロも「騒ぎすぎだって…」「ブームじゃないの。そのうち…」「ま、まだまだだよ…」etc…。
どこか見下した、斜に構えた集団があったが、いまはそんな声さえ完全に消えさった。
石川が黙らせた。その力で、その魅力で…。

 
皮肉ろうか…。昨年の賞金王って誰だっけ?

18歳の石川遼に、賞金2位ランクの23歳、池田勇太(今季3勝)。
若い魅力ある逸材が光を放つ。日本の男子ゴルフ界もいいウエーブがやってきた。



遼君お疲れ様です!新ルルCM!

2009-11-01 19:42:15 | 遼君
悔しさのこる最終日、石川遼6位タイフィニッシュ


兵庫県にあるABCゴルフ倶楽部で開催された、国内男子ツアー「マイナビABCチャンピオンシップ」の最終日。
奇跡の逆転優勝を信じてスタートした石川遼だったが、序盤からボギーが先行する苦しいラウンド。
最終18番でイーグルこそ奪ったが、1イーグル・2バーディ・5ボギーと振るわず
トータル6アンダー6位タイで4日間を終えた。

出だしの1番からいきなりボギーを叩いた石川。
2番ではアプローチを寄せきれず、連続ボギーの苦しい立ち上がりとなった。
「朝の練習場ではいい感じで打てていた。楽しみにしていた」と振り返った石川だったが
この日はショットに精彩を欠く。

自分の求めているトップの位置に近づけないまま、しっくりこないスイングが続き
前半が終わったときには首位の鈴木亨とは8打差。
逆転優勝は絶望的となり「7アンダーぐらいで折り返していればいいかなと思ったけど
それすら出来なかった」と悔しさをにじませた。

「優勝できなかった悔しさより、優勝争いに加われなかった悔しさの方が大きい」と
自分の不甲斐ないプレーを反省した石川。
後半に入ってもなかなか思うようなプレーが出来ず11、13番でボギーを叩き15番でバーディを奪い返すが
最終組をまわっていても首位の鈴木、3位タイの藤田寛之とは反対に1人だけ“かやの外”のプレーとなった。

しかし最終18番、数々のドラマを生んだABCゴルフ倶楽部の名物ホールで石川は有終の美を飾る。
ティショットをフェアウェイに運ぶと、残り195ヤードを5番アイアンで4メートルにつけそこからイーグル奪取。
雨の中応援に来てくれた多くのギャラリーのため、石川らしい上がり方で大会を締めくくった。

「最後はドライバーも良かった。来週に(HSBC Champions)につながる上がり方が出来た」。
悔しさの残る最終日となったが、石川は気持ちを切り替え次戦を見据えた。

最終日スコア 

最終日ハイライト・インダビュー




遼君お疲れ様

鈴木プロ優勝おめでとうございます

しかしこのような展開になるとはちょっと思ってなかった
予想外の展開に遼君は沢山のいらだちを感じてしまったね
仕方ないわ
こんな時もあるしこれからも経験するしこの悔しさが遼君を
いっそう強くすると思ってるわ
18番のイーグルに大拍手をしてましたよ
この2打は大きかったね~
また次があるし・・がんばりや~
がんばればいいじゃん
思うように行かなくても遼君は1打1打に一生懸命に向き合ってるわ
その姿に胸が熱くなるよ

次の試合は時差1時間の上海ですよ
4日間GNWで放送をします

HSBCチャンピオンズ



今日の紙面から

遼逆転Vへ最終日最終組強奪


大逆転での2連覇へ、石川遼(18=パナソニック)が“執念”の最終日最終組を決めた。
最終18番のバーディー奪取でパープレーの72にまとめ、通算7アンダー209の3位でホールアウトするや
スタスタと早歩きでスコア提出所に向かい、同じ組で同順位だった金亨成(29)より先にアテストを済ませ
規定によって最終日最終組でプレーする“権利”を得た。
6打差をつけられた首位鈴木亨(43)の目の前で猛チャージし、重圧をかける準備は完了した。

いつもより早めの足取りで、石川がクラブハウスに引き揚げた。
向かった先は、もちろんスコア提出所。
同じ通算7アンダーの3位で終えた同組の金亨成より約5秒早く着き、先にスコアカードを出した。
規定により、同スコアならカードを早く出した方が翌日は後方の組で回れる。
報道陣から「スコアを出すのが早かった」と問われた
石川は「そうですか」と、一瞬笑顔でとぼけたが、すぐに本音を打ち明けた。

「終わった後に金さんがすぐカードをくれて(同組の)甲斐さんが『先に歩いて行っていいよ』と
言ってくれたので、サインを確認してすぐに出しました。
16番くらいから最終日最終組で回るにはどうしたらいいか考えてた。
棚ぼただけど最終組で回りたかった」。

苦しい1日のラストで奪ったバーディーが効いた。
18番パー5。逆風の中、残り235ヤードから3番ウッドでピン左4メートルに2オン。
イーグルこそ逃したが、しっかり2パットで収めた。
大会前から目標だった“大トリ”の権利。プレーでは決められなかったが、最後は早歩きで勝ち取った。

プロ転向後の5勝はすべて最終日最終組。
「前の組から気楽に伸ばす方がいい人もいるけど、僕は最終組でトップの選手を見てプレーしたい。
最終組で回ってる方が優勝の可能性が高いと思うし、気合が入りやすいですから」。
首位鈴木には6打差をつけられたが、目の前でチャージし重圧をかけるつもりだ。

昨年大会は、最終日3打差3位から69で回り逆転優勝した。
ABCGCは終盤4ホールでパー5が2ホールあり、最後まで勝負がもつれやすい。
98年は尾崎将が8打差を、06年は片山が4打差を逆転。
勢いづいた2人は、その年賞金王に輝いた。
石川も今季5勝目奪取なら池田を抜いて賞金ランク1位に再浮上するだけに、最終日にかける思いは強い。

この日、精度を欠いたショートアイアンもラウンド後の練習で調整。
「原因はトップの位置が不安定だったこと。修正できました」と不安はない。
「ここまでは順調に来た。明日はもう1つ大きな運、奇跡的なことが起これば優勝できる。
目指していきたい」。大逆転の夢を、あきらめずに攻めていく。


 



遼クンの「8対2」って


8対2の石川遼-。
コレ、何を表しているのか、わかれば、あなたは相当な遼クンファンです。
実はコレ、遼クンが好きなカフェオレの牛乳とコーヒーの比率なんです。

牛乳が8にコーヒーが2。
「甘すぎるかもしれないけど…」と、心配の面持ちで周りの反応を確認。
「おいしいです」という声があがると、「でしょう」といわんばかりに満面の笑みをみせた。

連覇がかかる「マイナビABC選手権」の練習日(火曜)。
遼クンと兵庫県ゴルフ連盟に所属するゴルフ部の高校生との懇親会があった。
そこで、高校生に振る舞われたのが、シュークリームと遼使用 のカフェオレだったのだ。

将来、プロを夢見る高校生にとって、遼クンはあこがれの存在。
周りには僕ら報道陣も居たこともあって、高校生は緊張で固まりっぱなし。
これには、遼クンも「ガチガチじゃないですか」と苦笑いするしかなかった。

そんな中、高校生からの質問に、ハッキリ答える遼クン。
年齢的には、1つしか変わらないのに、数倍、大人に見えてしまった。

質問でどんなアプローチ練習をしているのか と聞かれると
「コースで練習するのが1番。自分は中途半端な距離である50ヤードを何度も練習した」と
細かく練習法を伝えたあと、最後に付け加えていった。

「今ではなくて、みんなも将来を見据えて練習してほしい」

16歳でプロ入りし、いろいろな経験を積んだ18歳だからこそ、いえる発言だった。

カフェオレは8対2と甘いが、練習では甘えを許さない“辛口”の石川遼。
彼を取材し続けて3年。
どんどん成長しているのを肌で感じた。

一方の僕は…横幅だけが成長してしまっているような…。



ルル新CM先ほどTVで流れました
いつから流れていたのやら・・始めてみたわ

「主張」編



前代未聞の失格劇高橋竜彦、4ホールも過少申告


ミスの上ぬり、前代未聞の失格劇が起こった。
1ホールでもミスを犯せば失格となる過少申告が4ホールも…。
13番の「4」を「3」、15番の「5」は「4」、16番は「4」を「3」、17番は「5」を「4」とそれぞれ1打少なく申告。
プロ13年目の高橋が失態をみせた。

原因は高橋のマーカーを務めた同組、鈴木のうっかりミスだった。
日本ゴルフツアー機構(JGTO)・小山和顕ツアーディレクターによると
鈴木は13番から同じ組で回っていた山本隆允のスコアを記入。
通算9オーバーで予選落ちが確実だった高橋もスコア提出所での確認を怠ったという。

競技規則6-d「スコアの誤記」に重ねがさね抵触する過少申告。
小山ディレクターも「4ホールは記憶にない」と驚く。
JGTOの事情聴取に、鈴木は「ボクが悪い。申し訳なかった」としたが
プレーでは「やっちゃったというミスはなかった」と正確なショットを連発した。

最終18番では残り195ヤードをピン2メートルにつけてイーグル締めで67をマーク。
前日14位から首位に2打差の2位に浮上し、「欲もある」と5年ぶりの優勝に意欲満々。
最終的な責任は高橋にあるとはいえ、鈴木も責任を感じている。
優勝賞金3000万円をゲットし、高橋を誘って“懺悔”の豪遊をする




ツアープレーヤーたちのこだわり・・・星野英正(09.5)


先週の矢野東に引き続き、今週も男子プロのファッションについての話題をひとつ。
登場プロは星野英正。これまた矢野の同世代。
近藤共弘と合わせて学生時代からしのぎを削り、3人の中でもピカイチの成績をひっさげて鳴り物入りで
プロ入りした星野もまた、おしゃれ好きという点で負けてはいない。

「コースはステージ」と言ってはばからず、自身のラッキーカラーというライトブルーやピンクなど
華やかな色を好んでまとう。
「注目されることで“下手なゴルフは出来ない"と、さらに気合いが入る」という星野は
「逆にコーディネイトが上手くいかなかった日は、モチベーションも上がらない」というほどだから
そのこだわりは女性並み。いや、ひょっとするとそれ以上かもしれない。

実際に「女性ゴルファーのおしゃれを参考にしている」と言い、「女子プロが来ているウェアを
そのまま着たいなと思うこともよくある」のだそうだ。

無類の“光り物好き"でもある。
たとえば、クリスタルガラスで世界的に有名なスワロフスキー。
同社のラインストーンやビーズを洋服やアクセサリー、バッグや携帯電話などに散りばめ
飾りつけるのが女性の間で人気だがこれには星野も早くから注目していた。

ぜひ、自身のコーディネイトにも取り入れたいと考えたが、さすがに紳士物には
ほとんど馴染みのない代物だ。
考えたあげく、なんと星野はラインストーンを購入しサンバイザーやバッグ
ベルトなどに自ら装飾を施してしまった。

残念ながらそれら作品はほどなくして契約メーカーにすべて“却下"されてしまったがそれも無理はない。
ウェアや用具は支給されたもので、勝手にデザインを変えられてしまっては
メーカーとしても困ってしまう。

ときには時間を忘れて1日中、それ専用の“工房"にこもって熱中することもあると
いう懲りようだっただけに、星野の落胆は大きかった。
しかし、それもすぐに満面の笑顔に変わった。
今やメーカーの顔といってもいい契約プロの、おしゃれにかける人並みならぬ探求心を知った
担当スタッフがラインストーン付きのスラックスの試作品を作ってくれることになったからだ。

もっとも、1つ1つは数ミリほどの小さな粒も、その繊細さゆえに決してお安いものではない。
しかも、完成したパンツには、それが両脇の縫い目に沿って無数に並んでいるのだから・・・。
「今後、もし市販にこぎつければ、4,5万円は下らない商品になると思う」と星野もいうだけに
手間や費用も度外視で、制作に踏み切ってくれたメーカーには本人も感謝感激。

そして、そのキラキラ輝くパンツで颯爽とコースを歩くさまは、まさに星の王子様
今年は自身初の“複数年優勝"を狙っているという。
その先には、初の賞金王の座も視野にある。
「やっぱり、プロになったからには“日本一"になってみたいから」。
そう語る星野の瞳も、キラキラと輝いている・・・・・・