タチウオって結構・・・

６月８日に初チャレンジ予定だったタチウオ。


この日は波が高く、

マリーナ近くでのキス釣りに変更になった。


初チャレンジだったのだが、

元々がルアーマンな私は、

最近流行の『ワインド釣法』で楽しもうと道具もチョイス。


しかしながら、

天候悪くキス釣りとなる残念な結果となった。


そして７月末にも挑戦する機会があったのだが、

草野球の日程と重なり断念。

その間、

友人のナオキが一足早くワインドデビューを飾った。



そして８月末、

満を持して初タチウオデビューを飾った。




横須賀の『こうゆう丸』さんにお世話になった。


前日までの釣果を確認すると、

そろそろルアーでは厳しいのでは？

という予報も立てられたのだが、

ここは１日ルアーでやり通そうと決意を固める。


こうゆう丸さんでは餌釣りとルアー釣りが、

一緒に同船できる。

同行のＭさんはルアーで駄目ならすぐ切り替えると、

両方のタックルを用意してきたそうだ。


１日ワインドをやり通そうと決意した僕は、

予備タックルもＰＥ０，８巻いた、

あくまで男らしい予備タックル。



決意と希望を抱いて乗船した。




船団の排気ガスにやられながら、

準備を進めいざ出船！！




チョッと前まではオレンジが好きだったのだが、

ここ最近はなぜか赤が多い。

そういえばライジャケもサンバイザーも、

ロッドもクーラーＢＯＸもグローブも赤だ。


あっ、煮こにこのイメージカラーも赤だったｗｗｗ





まあ、それはさておき、

船はポイントを目指し出港した。




観音崎沖を目指しているらしく、

その先には大きな船団の姿があった。


ナオキいわく、

『先月のほうが大きな船団だった』

というではないか。


この日は東京湾遊漁船組合？だかなんだかで、

決まっている休みの日なので、

東京からの釣り船が来ないのも少なかった原因かもしれない。



ポイントに到着すると船長が

『はい、どうぞ』

『底から２０メートルまで探ってみて』

と合図の放送があった。


僕はマナティのイワシカラーをチョイス。

ナオキはオレンジ、Ｍさんはパールホワイトで釣りスタート。


１投目、

いきなりナオキのロッドがしなった。

『おっ！きたよ』



船中トップバッターのタチウオ。


隣のＭさんもなにやら大きな声を張り上げている。


これは今日は爆釣か～！？

と期待が膨らんだのだが、

どうやらＭさんは釣れたのではなく、

ＰＥラインが１投目で切れてしまったらしい。


しかし、

僕のロッドは鳴りを潜めたまま。

ウンともスンともいわない。


餌つりのほうもあまり釣れていない様子。

恐らく、

船団の割には群れが小さいのだろう。

船長はポイント移動を繰り返していく。


ミヨシに座った釣り船のスタッフらしき人も

そうそう爆釣とはいかないようだ。


やはり釣り船も情報合戦なのだろうから、

スタッフを乗り込ませているケースが多々ある。

もちろん釣果だけではなく、

その日のパターンとかも重要な要素だからだ。


観察していると、

底をしっかりとって３～２０メートルを

丹念に探っている。

スタッフは餌つりだが、どこかにヒントがあるはずだ。


１．５オンスのジグヘッドだと、

５０Ｍの水深に対して潮流れに乗り、

ラインは７５Ｍ以上出てしまう。

いくら高感度のＰＥラインでも限界がある。


特に一番トモ側に座している僕のラインは、

スクリューの水流に乗ってドンドン出て行ってしまう。


底から丹念に探るにはもう少し重いジグヘッドに

交換しなければならないのだろうか！？


ひとつの仮説を立てて実行していく。


カラーチェンジにしてもそう。


集中力を高めながら釣り続けていく。


いつの頃だか忘れたが、

『コンッ』


というバイトがあったが、

マナティには傷がついていない。

おそらく違うターゲットだろう。

時間だけが虚しく過ぎていく。




ナオキが撮った写真には、

すっかりヤル気を無くした僕が映っていた。



午前中の短期決戦は見事ボウズという結果。

そんなに甘くはないということか。


せっかくだから美味しいものを食べようということで、



マグロ丼をいただいてみた。



ほんのり涙の味が・・・


とまでは言わないが、

またまた勉強させられた。

うん、

ここ最近のスランプもきっと意味があるはずだ。



次回は『釣り煮こ倶楽部』のカワハギ大会の予定だが、

その前に船長会議でも開催するかな！？