SERVEL FIVE ~これからの街“ふじみ野”で働く社長~

『株式会社ケーズワイ』&『居酒屋煮こにこ』の代表土屋がお届けする、仕事や趣味話などを勝手気ままにお届けするブログです

初めてのマゴチ。

2016-05-23 10:38:13 | 釣り、アウトドア
その瞬間、

頭の中で色んな思いがグルグル廻っていた。


朝一のチャンスでドラグが悲鳴を上げるほどの大物を

自分の未熟さで獲り逃してしまったこと。

何度も合わせが上手くいかず、

焦って早合わせしてしまったことなど・・・






今回、初めてのマゴチ釣りをチャレンジした同級生の3人。


いつもならもう1人居るのだが、

仕事で多忙を極めるA社長は不参加となったのだ。

A社長、次回は楽しもうな!


余裕をもってAM2:00に集合し、

僕らは富津港を目指した。



今回、お世話になった釣船屋は『川崎丸』さん。

とても親切な対応で一日楽しませてもらった。



ここ数日、マダコの釣果が良かったためか、

マダコ船に乗る人たちは大賑わいだったが、

我々が選んだマゴチ船は私たち合わせて6名での出船。


しかしながら、

初心者にはなんともありがたい環境での釣りとなったのだ。


乗船時間を少しだけ遅れた僕たちに、

チョッとしたお説教と親切に釣り方を教えてくれた船長。

ザックリ復習すると、

1、早合わせはダメよ。
2、合わせる時は鬼合わせね。
3、餌をちゃんと付けないと釣れないよ。
4、棚取りはマメにね。
5、モグモグ小さなアタリが続く時は一瞬の判断で合わせる。

こんなところだろうか。


一通りのレクチャーが終わると出船。



今回のタックルはタチウオで使用していたタックルを流用。

主にライトタックルで使用している

プロマリンのグラスロッドにダイワのイッツ200番。

ラインはPE1号、リーダーはフロロの3号を装着。


この判断が後に痛い目に逢う事になるのだ。



出船して10分ぐらいたった所で早くもポイント到着。




餌となるエビを慎重に付けていざ実釣開始!


マメに棚取りしているとなにやら生命反応が。

でも説明してくれていたアタリとは違う。

船長が『イカかもしれないな~』

慎重に上げてきてみてもイカは乗っておらず、

見事に首の辺りを食いちぎられたエビちゃんが戻ってきた。


う~・・・

1匹100円する俺のエビちゃんを・・・


気を取り直し新しい餌を投入すると。

『ビクンッ』

『ビクンッ』

こ、これは!?

『グ~~~~ッ』

き、来た~

そうだ、鬼合わせだったんだよな。

ラバージグでブラックバスを釣っていた時を思い出し、

菊元プロを彷彿とさせるかのごとくの鬼合わせ!!


乗ったと同時にドラグが悲鳴を上げる。

『ギ~~~』

チョッと緩めすぎかなと思い、

少しだけドラグを締める。

水深も10メートルチョッとのところだったので、

大丈夫だろうと油断した隙に、

『バチンッ』

痛恨のラインブレイク。



これが冒頭に書いた自分の未熟さで捕り逃した大物のこと。

そして、

恥ずかしすぎてブログに書くことじゃないかもしれないのだが、

これを含めてこの日は2度もラインブレイクしてしまった。

ホント情けない。


前日にリーダーのチェックはしたのだが、

PEラインのチェックが甘かったのと、

タチウオのタックルをそのまま流用したのが原因だろう。


カッカしている自分を見て船長が冷静にアドバイスをくれた。

『予備のリールと交換したほうが良いよ』

『普通は2度もラインブレイクしないよ』

『ライン自体に問題があるかガイドがダメなのかもしれない』


まさに冷静な判断だ。

その言葉を聞いて『スーッと』冷静になった。


リールだけの交換はせずタックルごと予備のものに交換。

予備のタックルはロッドが同じくプロマリンのグラスロッド、

アクションがミディアムからライトに交換。

リールはカウンター付きのイッツ200からシマノのソルティワンに交換。

ラインはPE1号からPE1.5号にチェンジ。


タックルバランスはより軽いものになったのだが、

ライン自体は0.5プラスといった感じ。


自分的にはそんな状況だったのだが、

船中は釣れ始めていた。

仲間のYも順調に釣れはじめていた。



反対側に座していたおじさん達も釣れ始めている。

まさに時合いなのだろう。


そして、

その瞬間がやってきたのだ。

頭の中で色んな思いがグルグルと廻っている。


慎重に小アタリをやり過ごしながら本アタリを待つ。


『ぐ~~~~』と押さえつけるような重みのあるアタリの瞬間、

ビシッと鬼合わせ(自分ではそのつもり)と同時に、

生命反応がラインを通じてロッド全体にマゴチの躍動感が伝わる。


ドラグも鳴らず、

さっきほどの大きさは感じられなかったが、

僕にとって価値ある一本が取れた。



冷静にアドバイスをくれた船長にお礼を言うと

『ニヤッ』と表情で応えてくれた。

なんて良い男なんだろう。


その後、

立て続けに57センチというビギナーズラックをいただいた。




途中までボウズの『ボ』の時がかすめていた

我がライバルのこの男にも天使は微笑んだのである。





3人とも仲良く3本ずつといった結果だった。


2:30には沖上がりし帰宅の徒につく予定だったのだが、

木更津の潮干狩りの大大渋滞にはまり、

地元に着いたのは21時を廻っていたのだ(汗)



それでも楽しい1日だったな!

一緒に楽しんだ友人とお世話になった川崎丸さんありがとうございました。























コメント
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