SERVEL FIVE ~これからの街“ふじみ野”で働く社長~

『株式会社ケーズワイ』&『居酒屋煮こにこ』の代表土屋がお届けする、仕事や趣味話などを勝手気ままにお届けするブログです

走行不明

2018-03-03 11:01:16 | 仕事/起業家戦略
中古車を買取りする際に査定を行いますよね。

いわゆる、買取り金額を決めるのですが、

その際に基準になる項目が幾つかあります。

その中に『走行距離』があります。


その年式に対して『少ない』のか『多い』のかを判断しています。


・・・・


昨日、お客様からの問い合わせがあり、

近隣の市町へ出張査定へ行ってきました。


平成19年12月登録の軽自動車で、

走行距離は52,000㎞でした。

経過年数約10年でこの距離ですから、平均的に見ると少ない車両であり、

基本的にプラス査定される内容です。


他店との競合に負けないように頑張ろうと思っていると…

なにやら様子がおかしい?


・・・・


ボンネットをオープンしチェックすると、

オイルやクーラント交換のステッカーも貼ってあります。

エンジンルーム内も綺麗な方です。

シートによれやヘタリも感じられません。


グルリと一周。

外装は少しの補修が必要でした。

だけどケーズワイオートは自社に鈑金修理工場があるので、

自社で施工できます。

そこが弊社の強味なところなんです。


最後に書類や記録簿などの確認。

『中古車で買ったときから記録簿はない』とのこと。

まあ、実際によくある話です。


そこで車検証を確認すると・・・あれれ(汗)

車検証に記載されている『旧走行距離表示値』と『走行距離表示値』が異常でした。


お客様は気がついて居なかったようです。


・・・・


推測の範囲ですが、

メーター不良になり中古部品のメーターを交換したか、

前オーナー以降に取得した業者もしくは個人が、

故意にメーターを改ざんしたか?

の、どちらかだと思う。



これを知らず買取してしまい、

次のユーザーに手渡してしまえば、

弊社も同じような事を犯したことになる。



お客様には実情をしっかりとお伝えして納得してもらいました。



今回は買取り不成立でしたが(買った業者へ問い合わせするらしい)

それはそれで良かったのかも知れません。


毎回、良いお取引だけなら言うことないのですが、

稀にこういうケースもあるのが本当のところ。

どんなに慣れた仕事でも

気を引き締めないとうっかり見落としたり、

ミスを犯してしまうことがありますよね。



毎日、勉強ですね~


おしまい。





コメント
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