来月で10周年

早いもんで来月で『居酒屋煮こにこ』10周年となります。

思い起こせば10年前・・・

東日本大震災が起こる1か月前に開店したのです。




今の店舗から斜め向かい側、

直線距離で5メートルほどの場所で始めたのです。




この場所で2年ほど営業し、

現在の店舗へと移転しました。

会社事務所で使用されていたテナントだったので、

まったくのゼロからの店舗作りでした。

内装は友人の業者さんにお任せで作ってもらいました。

内装から厨房などすべて揃えないといけないので、

それなりにお金も掛かります。


リサイクル屋を廻ったりしながら、

工夫してオープンにこぎつけたのです。

外観は素人設計で作成です。



『こんな感じかな～～？？』

とか考えながら。


ネットで色んな店舗の外観をチェックしながら、

想像膨らませて考えました。

ガラス張りに貼るカッティングは友人のO氏が、

開店祝いで作ってくれました。

今でも忘れませんね。

『O氏ありがとうな！』



O氏と一緒に貼ったよな～





常連さんや友人が引越しを手伝ってくれて、

バケツリレー状態であっという間の引っ越しでした。





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お店ってお客さんがいて初めて成り立ちます。

とくに飲食店はお客さんとの距離がとても近いので、

結束力も生まれますが、

衝突やトラブルも必ずと言っていいほど起こるのです。

そこをどう捉えるか？

どう対応するのがグッドなのか。

グッドよりベターが良いのだろうか？とか、

そこをいつも考えていました。

いや、

今でも考えています。






10周年を迎えるにあたって、

『今後のありかた』

を考えたり聞かれたりすることがあります。

実際の話し、

自分たちでも分からないってのが真実です。


どこに着地点を置くのか、

どういう引き際が良いのか、


身体をぶっ壊すまではやり続けるつもりもありませんし、

お客さんが来なくなった閑散とした煮こにこなら、

閉めてしまったほうが良いとも考えています。



ママさんが学生になったタイミング、

コロナの影響で営業自粛しなければならないこの状況、

色々と考えさせられたのも事実であります。






だけど、

昨晩のこと。



週末営業の時短営業。

『みんな久しぶりだね～～』

って笑顔で常連さんが来店してくれるのです。


『やっぱり笑いながら呑む酒は美味いね～～』


こんな話を聞けると、

嬉しいってもんですよ。




本日も笑顔でお待ちしております。