
これは「オルフィット」という低温熱可塑性スプリント材です。
お湯に浸すことで形を変えることが出来、冷えればその形状を
維持できる優れもの。昔理学療法士さんからもらったものが
残っていました。
(本当はもっとたくさんあったのだけど、よっちゃんが旅立ち、
もう必要ないかと思って捨ててしまったことを後悔してます。)
手指とスイッチとのコンタクトを最適化することで、
わずかに残っている手指の可動域を最大限に引き出し、
正確に確実にスイッチの操作ができるようにするためです。
先日タッチセンサー当選されたみーちゃんままさんから、
みーちゃんの手の大きさを確認し、作成を開始。
途中までですが、現在こんな感じ。

左手親指根元にはめみ込むような形状に加工、親指が金属に
触れればスイッチが入るようになる仕組み。
今回、新しい要素をいくつか取り込んでいます。
・金属部にばねを採用。指の可動範囲を阻害しないように配慮。
・アルミワイヤーにより、作動位置設定が容易に行える。
又、安く入手しやすいメリットもある。
あとは配線の接続と、マジックテープを縫い付ければ完成です。
こういうことが出来るのも、よっちゃんのおかげ。
ぱぱがアイテムを作る側でじ~と見つめていたよっちゃんの
まなざしが思い出されます。
よっちゃん、スイッチはどんどん進化していってるよ~。