自宅待機の日は暮れて

上海日本人学校も１８、１９日と自宅待機となり、浦東校は運動会中止となりました。

残念ではあるけれど、安全確保のためには仕方がありません。

そして今日は、満州事変のきっかけとなった日。

一年でも、半日感情が高まる日であります。

それに合わせて大規模更新が予定されたわけです。


次女は、自宅待機なので、とりあえず安心ですが、

長女の学校は通常通り。


日本人学校が休みになる状況で、登校して大丈夫か一瞬迷いました。

でも、普段からの学校の様子を考えて大丈夫だと判断し、送り出しました。


「いつも通り、行っといで！」

と言いつつも、

「余計なことは言わないようにね。」

な～んてくぎを刺したりして・・・。


国際部では国籍や家族構成、育った国や地域も色々で、

お互いに不用意なことは言わないようにしているみたい。


特に変わった様子もなく、帰宅しました。




久々にクッキーを焼いたら、全部くっついちゃった。

「なかよしクッキーだね。」

なんて言っても反応の無い、思春期真っただ中の女子二名。

（食欲は旺盛）


夫もいつも通り帰宅し、まずは一安心です。


外出もできず、娘の歴史教科書で満州事変をチェックしました。

柳条湖には、日本語読みの「りゅうじょうこ」のルビと、

中国語読みの「リウティアオフー」の表記がありました。

蔣介石「チャンチェシー」や毛沢東「マオツォトン」とか。

教科書、進化してる！


そして、中国のテレビでは、九・一八歴史博物館に集まって、

忘れないようにしようというイベントの様子を放送していました。

デモとは違い、割とおだやかだったような気がします。


テレビの中国語は、まだまだうっすらとしか理解できないので、

はっきりわからないのですけど。



上海では、集合場所から領事館までデモ隊をバスで送迎？したそうです。

（ボート化防止のため）

テレビでは観光バスっぽく映っていて緊張感が薄かったけど、

自宅近くを更新するのを目の当たりにした人は、怖かったと言っていました。




ウーティエン宅からは、やっぱり見えず、

窓から見える夜景もいつもと変わらないけれど、被害がなかったことを祈ります。

今日がピークで、治まってきますように。


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それから心配して連絡くださった皆さま、ありがとうございます！

色々用心しつつ、元気にしています。