詩絵里(★シェリー★)の星の囁き達

尾崎詩絵里(★シェリー★)の自作恋愛小説及びポエム、写真専用部屋です。掲載文の引用、転載は固くお断りいたします。

第三十五話「声」青春恋愛小説 恋花~KOIBANA~

2012年05月09日 | 恋愛小説「恋花~KOIBANA~」
恋愛小説「恋花」は、
作者のオリジナルフィクション物語であり、登場する人物、団体名は実在するものとは全く関係ありません。
高校3年生の淡くてせつない恋物語を描いていきたいと思っています♪
純愛をテーマにしているので年齢関係なく読める恋愛小説になっています。

☆,。・:*:・゜'★,。・:*:・゜'☆,。・:*:・'★,。・:*:・゜'☆,。・:*:・゜'★,。・:*:・

ご訪問ありがとうございます♪
最初からお読みになる方は下記からお願いいたします。
http://blog.goo.ne.jp/sherry0324/e/a0c8b2c73b89bbe44d21aed4421777f2

☆,。・:*:・゜'★,。・:*:・゜'☆,。・:*:・'★,。・:*:・゜'☆,。・:*:・゜'★,。・


第三十五話「声」



「せ・・・星波?」
暗闇に誰か、立っている。
袋を提げているところを見ると、コンビニ帰りだろうか・・・・

男性の声だ・・・
お父さん?
一瞬、体が硬くなる。
今日は、友達とコンサートに行くとしかいっていない。

「星波?」
「あ・・・・」

ゆっくり影が近づいてくる。
どうしよう。受験生が、こんな遅くまで、それも男の子と遊んでなんて父親にわかったら、
絶対に怒られる・・・・・

「あ・・・先輩。こんばんは・・・」
私の、隣で庄司君が、頭を下げる。
「あぁ。」

「け・・・健人!」
影の正体に気がついて、ほっとしたやら、バツが悪いやら。

「じゃ・・・美咲先輩!さっきの約束よろしくね♪
じゃ、海藤先輩、美咲先輩、おやすみなさい!!」
と庄司君は、大きく片手を上げると颯爽と駅のほうへ走り出した。

「あぁ。庄司も気をつけて帰れよ!」
健人も私の前で手を振る。
「あ・・庄司君、送ってくれてありがとう!今日、ありがとう!」
私も一瞬遅れて、庄司君の後ろ姿に手を振る・・・・・


「星波・・・ずいぶん遅かったな。」
「あ・・・うん。」
健人の声に少し苛立ちを感じる。
なんで、親兄弟でも無い、健人に帰りが遅くなったからってむっとされなきゃならないのよ!と思いながらも、なぜか、反抗する気にはならない。

「お袋さんも心配しているんじゃないか?」
「うん。でもさっきメール入れたから。」
「そっか。あんまりお袋さんとオヤジさんに心配かけるなよ。」
というと健人は私の頭を軽く3回ポンポンと叩いた。

「なんか。こういうとき健人って私のお兄ちゃんみたいだね?」
「まぁな。俺は、小さいときからお前の保護者みたいなもんだからな・・・・」
というとふっと一瞬寂しそうな表情が横切ったような気がした。

「庄司もきちんと家まで送ってくれたしな。こんな遅くに、お前を一人で帰したら、
明日、大変なことになっていたけどな・・・」
と健人が軽く笑う。
さっきの表情は、明かりの加減か、私の思い過ごしか・・・・
そういえば、さっき健人に会った瞬間、庄司君の私への呼び方がまた、先輩に戻っていた。
庄司君、もしかして健人に気を遣ったのかな?
などとちょっと思う。

「じゃな・・・また明日の朝な・・・」
というと健人は、軽く手を上げる。
「うん。おやすみなさい。」
私も小さく手を上げる。


第三十六話「朝」へつづく~





◆よければポチをお願いいたします↓ 皆様の応援が、ブログの更新の励みになります☆ 是非よろしくお願いします!!◆

にほんブログ村 小説ブログ 恋愛小説(純愛)へにほんブログ村



☆,。・:*:・゜'★,。・:*:・゜'☆,。・:*:・'★,。・:*:・゜'☆,。・:*:・゜'★,。・


小説の感想、ポエムのリクエスト、感想もお待ちしております。
よければ、気軽にコメ下さい。
(以前、H系及び中傷コメがあったため、承認制になっております。)

アラシゴト中心の日々つぶやきブログもよろしく!
★シェリー★の輝きの小部屋~chez moi~
http://blog.goo.ne.jp/shelly0324

■ダイエットブログ
今年にはいって▲5kg
ダイエットダイアリー
☆*~アメジストの夜明け~*★
~お酒をやめないダイエット~
http://blog.goo.ne.jp/junka0830
もよければ遊びに来てください♪


【過去の小説一覧】

こちらから


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。