第二節 三人のそれぞれの想い
沙羅と駿は、サークル以外では、学校でもかなり公認になってきた。
沙羅の作ったお弁当を昼休み一緒に食べたり、一般教養の授業では一緒にうけたりしていた。
沙羅はますます学校にいくのが楽しくなり、いつまでもいつまでも駿と一緒にいることだけを望んでした。
ある日駿と沙羅は合同で作ったポエムをサークルで発表することにした。
俊「今回は、沙羅ちゃんと合同でポエムを作成してみたので、聞いてもらえますか?
みんな「どうぞ」
「海」
荒波の大海を
まっすぐに進みがごとく
私のほうへ
そんなあなたを私は
海のようなやさしさで包む
君の暖かさにいだかれながら
僕はまるで稚児のように
夢心地で君を思う
やがて
二人の愛は大輪の花をさかせ
風はやみ
波は穏やかにうちよせる
あなたと
君と
であった奇跡に感謝しつつ
抱きしめあいたい
沙羅:「実はやがてのあとなんですが二パターン作ってみたんです。
1.二人の愛が重なり合うとき
大輪の虹色の花が咲き誇る
2.二人の気持ちが
光の中へとつきすすむ」
「あなたたちって・・・・まさか」
晴美「そうやろ、絶対つきあってるって・・・」
夏美「私もそう思っていたわ・・・」
「部の規則で・・・」
駿「僕は、沙羅ちゃんが好きです。僕たちは付き合っています。
それで退部をしなくてはいけないならいたしかないと思います。
でも、これ以上みなさんに隠していたくなかったので」
晴美「ほんま?沙羅ちゃん」
沙羅「はい。」
バタン!!!!いきなり椅子を倒し、小百合が部室のドアを飛び出した
岡田「すまない。僕は、二人から聞いていたんだけど・・・でも二人とも感性も豊かだし、
きっといいものをつくってくれると思って、二人の交際をみんなに、黙っていたんだ」
エリカ「もっと早く言ってほしかったわ・・・まぁ気が付いてはいたけどね。
二人の連名で発表するわけには行かないから、二人の名前を少しもじって新たなニックネームで発表してくれる?そうね・・・駿と沙羅で・・・・森羅・・そう森羅万象の森羅でお願い」
駿・沙羅「はい。ありがとうございます!!!」
岡田「それはそうとして山口さんが心配だ。駿君悪いけど追いかけてくれないか・・・
たぶん、彼女は君のことが好きだから君の話しかきかないだろう。松岡さんここはぐっと我慢をしてほしい」
駿「はい。沙羅・・・心配しないで・・・僕の気持ちは変わらないから」
沙羅「はい」
駿は、キャンパスの中で小百合を探し回った。
小百合は体育館のところで、しゃがみこんでいた。
駿「小百合!」
小百合「駿のうそつき!!ずっと私を守ってくれるっていったじゃない!」
駿「あれは幼稚園の時の話で・・・・」
二人が幼稚園のとき、小百合はよく男の子たちに泣かされていた。女の癖に生意気だと言う理由で。ある日、泣いている小百合に駿が言った。
幼いころの駿「小百合ちゃん大丈夫?僕が小百合ちゃんのことを一生守ってあげるから」
幼いころの小百合「うん。駿君絶対に約束だよ・・・指きりげんまんうそついたらハリセンボンの~ます。ゆびきった」
幼いころの駿「え~針を1000本も飲んだら死んじゃうよ」
幼いころの小百合「大丈夫だよ。ずっと駿君が私のそばにいてくれてまもってくれれば
飲む必要ないんだよ・・・・」
幼いころの駿「そうだね。小百合ちゃん」
駿「あれば幼稚園生のときのたわごとだろう!!それを盾にされたって」
小百合「私はずっとずっと、駿との約束を信じていた。だから今までほかの人を好きになったこともないし!!なんであの子なの!!なんで私じゃだめなの?」
駿「小百合・・・恋とは恋愛とはそういうものじゃないんだよ・・・俺だって驚いているよ。知らず知らずのうちに沙羅ちゃんに気持ちが惹かれていって。きがついたら常に沙羅ちゃんを目で追っていたんだ。」
小百合「そんなの聞きたくない!!!」
駿「ごめん。もうこの気持ちはどうにもならないんだ・・・」
小百合「あの子とキスしたの?・・・したんだ。だったら今すぐ私にもここでして!!!」
駿「小百合・・・それは無理だよ・・・愛情のないキスはできない。恋愛と友情はまったく別のものなんだよ・・・・ごめん・・・」
小百合「駿なんて大嫌い!!うそつき!!しんじゃぇ!!!!!!」
小百合は大粒名涙を流しながら、校門を出て行った。
沙羅は心配でその様子を木の陰に隠れてみていた。
沙羅(小百合ちゃんごめん。でも、もう私は駿無しでは生きていけないの。他人を傷つけてまでして得る恋・・・・すごく駿も私もつらいけど・・・・それ以上に駿を失うほうが怖い)
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沙羅と駿は、サークル以外では、学校でもかなり公認になってきた。
沙羅の作ったお弁当を昼休み一緒に食べたり、一般教養の授業では一緒にうけたりしていた。
沙羅はますます学校にいくのが楽しくなり、いつまでもいつまでも駿と一緒にいることだけを望んでした。
ある日駿と沙羅は合同で作ったポエムをサークルで発表することにした。
俊「今回は、沙羅ちゃんと合同でポエムを作成してみたので、聞いてもらえますか?
みんな「どうぞ」
「海」
荒波の大海を
まっすぐに進みがごとく
私のほうへ
そんなあなたを私は
海のようなやさしさで包む
君の暖かさにいだかれながら
僕はまるで稚児のように
夢心地で君を思う
やがて
二人の愛は大輪の花をさかせ
風はやみ
波は穏やかにうちよせる
あなたと
君と
であった奇跡に感謝しつつ
抱きしめあいたい
沙羅:「実はやがてのあとなんですが二パターン作ってみたんです。
1.二人の愛が重なり合うとき
大輪の虹色の花が咲き誇る
2.二人の気持ちが
光の中へとつきすすむ」
「あなたたちって・・・・まさか」
晴美「そうやろ、絶対つきあってるって・・・」
夏美「私もそう思っていたわ・・・」
「部の規則で・・・」
駿「僕は、沙羅ちゃんが好きです。僕たちは付き合っています。
それで退部をしなくてはいけないならいたしかないと思います。
でも、これ以上みなさんに隠していたくなかったので」
晴美「ほんま?沙羅ちゃん」
沙羅「はい。」
バタン!!!!いきなり椅子を倒し、小百合が部室のドアを飛び出した
岡田「すまない。僕は、二人から聞いていたんだけど・・・でも二人とも感性も豊かだし、
きっといいものをつくってくれると思って、二人の交際をみんなに、黙っていたんだ」
エリカ「もっと早く言ってほしかったわ・・・まぁ気が付いてはいたけどね。
二人の連名で発表するわけには行かないから、二人の名前を少しもじって新たなニックネームで発表してくれる?そうね・・・駿と沙羅で・・・・森羅・・そう森羅万象の森羅でお願い」
駿・沙羅「はい。ありがとうございます!!!」
岡田「それはそうとして山口さんが心配だ。駿君悪いけど追いかけてくれないか・・・
たぶん、彼女は君のことが好きだから君の話しかきかないだろう。松岡さんここはぐっと我慢をしてほしい」
駿「はい。沙羅・・・心配しないで・・・僕の気持ちは変わらないから」
沙羅「はい」
駿は、キャンパスの中で小百合を探し回った。
小百合は体育館のところで、しゃがみこんでいた。
駿「小百合!」
小百合「駿のうそつき!!ずっと私を守ってくれるっていったじゃない!」
駿「あれは幼稚園の時の話で・・・・」
二人が幼稚園のとき、小百合はよく男の子たちに泣かされていた。女の癖に生意気だと言う理由で。ある日、泣いている小百合に駿が言った。
幼いころの駿「小百合ちゃん大丈夫?僕が小百合ちゃんのことを一生守ってあげるから」
幼いころの小百合「うん。駿君絶対に約束だよ・・・指きりげんまんうそついたらハリセンボンの~ます。ゆびきった」
幼いころの駿「え~針を1000本も飲んだら死んじゃうよ」
幼いころの小百合「大丈夫だよ。ずっと駿君が私のそばにいてくれてまもってくれれば
飲む必要ないんだよ・・・・」
幼いころの駿「そうだね。小百合ちゃん」
駿「あれば幼稚園生のときのたわごとだろう!!それを盾にされたって」
小百合「私はずっとずっと、駿との約束を信じていた。だから今までほかの人を好きになったこともないし!!なんであの子なの!!なんで私じゃだめなの?」
駿「小百合・・・恋とは恋愛とはそういうものじゃないんだよ・・・俺だって驚いているよ。知らず知らずのうちに沙羅ちゃんに気持ちが惹かれていって。きがついたら常に沙羅ちゃんを目で追っていたんだ。」
小百合「そんなの聞きたくない!!!」
駿「ごめん。もうこの気持ちはどうにもならないんだ・・・」
小百合「あの子とキスしたの?・・・したんだ。だったら今すぐ私にもここでして!!!」
駿「小百合・・・それは無理だよ・・・愛情のないキスはできない。恋愛と友情はまったく別のものなんだよ・・・・ごめん・・・」
小百合「駿なんて大嫌い!!うそつき!!しんじゃぇ!!!!!!」
小百合は大粒名涙を流しながら、校門を出て行った。
沙羅は心配でその様子を木の陰に隠れてみていた。
沙羅(小百合ちゃんごめん。でも、もう私は駿無しでは生きていけないの。他人を傷つけてまでして得る恋・・・・すごく駿も私もつらいけど・・・・それ以上に駿を失うほうが怖い)
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