恋愛小説「恋花」は、
作者のオリジナルフィクション物語であり、登場する人物、団体名は実在するものとは全く関係ありません。
高校3年生の淡くてせつない恋物語を描いていきたいと思っています♪
純愛をテーマにしているので年齢関係なく読める恋愛小説になっています。
☆,。・:*:・゜'★,。・:*:・゜'☆,。・:*:・'★,。・:*:・゜'☆,。・:*:・゜'★,。・:*:・
ご訪問ありがとうございます♪
最初からお読みになる方は下記からお願いいたします。
http://blog.goo.ne.jp/sherry0324/e/a0c8b2c73b89bbe44d21aed4421777f2
☆,。・:*:・゜'★,。・:*:・゜'☆,。・:*:・'★,。・:*:・゜'☆,。・:*:・゜'★,。・
第二十七話「久しぶりの・・・」
次の日の登校時
なんかいつもと健人の感じが違う・・・・
さては紫苑からすでに情報が回っているな
と思い、いまさらながらだけど、庄司君とのやりとりを話そうとすると
「なぁ、今日、学校から帰ったら、一緒に模擬テストの勉強しない?」
と切り出される。
「お前、古文、漢文苦手だろう・・・」
「う・・・っ」
と言葉につまる。そういえば、健人は理系科目も得意なくせに(くせにといったら怒られるが)国語は総じて得意だった。
「俺もさ~過去問中心にやってるんだけど、いかんせん英語が・・・・」
といいながらポリポリと頭をかく。
「いいよ~。じゃ、今日は、3人で学校からかえって、一緒にしようっか。」
「あぁ。紫苑は誘うなよ。お前と紫苑が揃うと、勉強よりも雑談が主になっちゃうからな。」
あは・・・
私は、ちょこっと舌を出して、笑う。
放課後、コンビニでお菓子やジュースを買って、健人の部屋に上がった。
「いらっしゃい、星波ちゃん。」
「あ・・おばさんお邪魔します~」
小さい頃からよく遊びに来ていたので、健人のお母さんとももちろん仲がいい。
「ちょっと散らかってるけどな」
といいながら健人の部屋に通される。
「うわ・・・・」
黒を基調にした生理整頓した部屋に入り、少し違和感を感じる。
「そっか・・・健人の部屋にあがるのって小学校6年生ぶりなんだ!」
小学生のときは、放課後、なんだかんだといって健人と遊ぶことが多かった。
もちろん、他の友達が一緒のほうが多かったけど、時々こうやって健人の部屋にあがって遊んでいた。
でも中学生になり、周りが、男子、女子を意識しだすと
みんなの前では、あまり健人と仲良くできなかった。
健人もバスケ部が忙しかったし、その頃から背も高く、勉強も出来た健人は、女子の憧れの的だったからだ。
健人と仲良くすれば女友達にやっかまれる。
そんなやっかみでいじめられることも多くなり、少しずつ健人と距離を置くようになった。
そして、ちょうど、中学時代から紫苑と仲がよくなったのもあって、健人の家に遊びにくることもなかった。
健人が、BGM的に小松崎瑠のアルバムを流す。
フローリングの床に、置かれたテーブルの上に私たちは、模擬テストの過去問を広げる。
~第二十八話「空間」へつづく~
◆よければポチをお願いいたします↓ 皆様の応援が、ブログの更新の励みになります☆ 是非よろしくお願いします!!◆
にほんブログ村
☆,。・:*:・゜'★,。・:*:・゜'☆,。・:*:・'★,。・:*:・゜'☆,。・:*:・゜'★,。・
小説の感想、ポエムのリクエスト、感想もお待ちしております。
よければ、気軽にコメ下さい。
(以前、H系及び中傷コメがあったため、承認制になっております。)
アラシゴト中心の日々つぶやきブログもよろしく!
★シェリー★の輝きの小部屋~chez moi~
http://blog.goo.ne.jp/shelly0324
【過去の小説一覧】
こちらから
作者のオリジナルフィクション物語であり、登場する人物、団体名は実在するものとは全く関係ありません。
高校3年生の淡くてせつない恋物語を描いていきたいと思っています♪
純愛をテーマにしているので年齢関係なく読める恋愛小説になっています。
☆,。・:*:・゜'★,。・:*:・゜'☆,。・:*:・'★,。・:*:・゜'☆,。・:*:・゜'★,。・:*:・
ご訪問ありがとうございます♪
最初からお読みになる方は下記からお願いいたします。
http://blog.goo.ne.jp/sherry0324/e/a0c8b2c73b89bbe44d21aed4421777f2
☆,。・:*:・゜'★,。・:*:・゜'☆,。・:*:・'★,。・:*:・゜'☆,。・:*:・゜'★,。・
第二十七話「久しぶりの・・・」
次の日の登校時
なんかいつもと健人の感じが違う・・・・
さては紫苑からすでに情報が回っているな
と思い、いまさらながらだけど、庄司君とのやりとりを話そうとすると
「なぁ、今日、学校から帰ったら、一緒に模擬テストの勉強しない?」
と切り出される。
「お前、古文、漢文苦手だろう・・・」
「う・・・っ」
と言葉につまる。そういえば、健人は理系科目も得意なくせに(くせにといったら怒られるが)国語は総じて得意だった。
「俺もさ~過去問中心にやってるんだけど、いかんせん英語が・・・・」
といいながらポリポリと頭をかく。
「いいよ~。じゃ、今日は、3人で学校からかえって、一緒にしようっか。」
「あぁ。紫苑は誘うなよ。お前と紫苑が揃うと、勉強よりも雑談が主になっちゃうからな。」
あは・・・
私は、ちょこっと舌を出して、笑う。
放課後、コンビニでお菓子やジュースを買って、健人の部屋に上がった。
「いらっしゃい、星波ちゃん。」
「あ・・おばさんお邪魔します~」
小さい頃からよく遊びに来ていたので、健人のお母さんとももちろん仲がいい。
「ちょっと散らかってるけどな」
といいながら健人の部屋に通される。
「うわ・・・・」
黒を基調にした生理整頓した部屋に入り、少し違和感を感じる。
「そっか・・・健人の部屋にあがるのって小学校6年生ぶりなんだ!」
小学生のときは、放課後、なんだかんだといって健人と遊ぶことが多かった。
もちろん、他の友達が一緒のほうが多かったけど、時々こうやって健人の部屋にあがって遊んでいた。
でも中学生になり、周りが、男子、女子を意識しだすと
みんなの前では、あまり健人と仲良くできなかった。
健人もバスケ部が忙しかったし、その頃から背も高く、勉強も出来た健人は、女子の憧れの的だったからだ。
健人と仲良くすれば女友達にやっかまれる。
そんなやっかみでいじめられることも多くなり、少しずつ健人と距離を置くようになった。
そして、ちょうど、中学時代から紫苑と仲がよくなったのもあって、健人の家に遊びにくることもなかった。
健人が、BGM的に小松崎瑠のアルバムを流す。
フローリングの床に、置かれたテーブルの上に私たちは、模擬テストの過去問を広げる。
~第二十八話「空間」へつづく~
◆よければポチをお願いいたします↓ 皆様の応援が、ブログの更新の励みになります☆ 是非よろしくお願いします!!◆
にほんブログ村
☆,。・:*:・゜'★,。・:*:・゜'☆,。・:*:・'★,。・:*:・゜'☆,。・:*:・゜'★,。・
小説の感想、ポエムのリクエスト、感想もお待ちしております。
よければ、気軽にコメ下さい。
(以前、H系及び中傷コメがあったため、承認制になっております。)
アラシゴト中心の日々つぶやきブログもよろしく!
★シェリー★の輝きの小部屋~chez moi~
http://blog.goo.ne.jp/shelly0324
【過去の小説一覧】
こちらから