序破急

片足棺桶に突っ込みながら劇団芝居屋を主宰している爺です。
主に芝居、時々暮らしの中の出来事を書きます。

老衰日記その一

2017-01-24 15:53:17 | 日記・エッセイ・コラム
ハチャメチャな青年期から憔悴と諦観の中年期を経て、54歳にしてやっと劇団芝居屋へたどり着いて創造の時間を手に入れた。 ふと我に返って歩んだ道を振り返ると、劇団芝居屋を創立してから16年の時が経っていた。 その間、役者稼業という不安定の生活を支えてくれたのは妻であった。 お陰で今は二人の子の恵まれ、孫までいる。 死線を彷徨う病にもあったが、今はそれも乗り越えいたって健康である。 そして古 . . . 本文を読む